愚か者

著者 :
  • 講談社
3.32
  • (2)
  • (8)
  • (11)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 75
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062198943

作品紹介・あらすじ

タリーズコーヒージャパンを創業し、日本にスペシャルティコーヒーの文化を定着させ、若き起業家の代表として華々しいスポットライトを浴びた著者。その情熱的で刺激的な創業当時のドラマをまとめた著書『すべては一杯のコーヒーから』は、ベストセラーになった。
「全身ベンチャー」の著者は、その後も「冒険」を続けている。タリーズに仕掛けられた乗っ取り買収。腹心の裏切りに遭い窮地に陥るも、「人との出会い」に助けられ、タリーズを守ることに成功。退任後は、時代を先取りしてシンガポールで3業態を展開し、日本企業進出の先駆けに。2010年には日本・原宿にEggs'n Things(エッグスンシングス)をオープンして、パンケーキブームの火付け役になる。
 起業家としてチャレンジを続ける中で、国・行政・法律・慣例など幾多の壁にさえぎられたり、世界各地の貧困に苦しむ人の姿を目にしたりするなどし、企業の力では改善し得ない課題にも直面する。そんな経験から、日本を良くするため、世界にその良さを発信できる国にするため、政治の世界へ漕ぎ出すことを決意。現在は、ベンチャー起業家ならではの、経営感覚を持った「ベンチャー政治家」として、国民のみんなが参画できる直接民主型政治の実現を目指し奮闘を続けている。
 どこまでも愚直に走り続けるその姿が、失敗を恐れず挑戦する勇気をくれる。みずからの人生を「意味あるものにしたい」と願うすべての人、必読の1冊!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自らの行動が正しいという主張が多い。

  • タリーズとエッグスンシングスを日本で作り出した男、前田さん。
    競合スタバが今やっていること(複合や病院内出店など)も、実はタリーズが先行事例を作っていたことは知らなかった。
    コーヒーブーム、パンケーキブーム、、彼がつくったブームや「当たり前」がたくさんあり、驚きの現実。

    常に「使命」に燃え、そこに全力をかける姿勢。最近読んだ起業家たちの本には絶対書かれてることで、起業家あるあるとして感じる。ただ、前田さんの場合は強い原体験から使命感を得て、実現している。幼少期にうけた鮮烈ないじめの記憶や日本とアメリカとのつながり、日本の活性化が人生のテーマとなっていることはただただすごいと思う。

  • タリーズコーヒー・ジャパン創業者松田公太氏の自伝。
    前作「すべては一杯のコーヒーから」以降の、タリーズを辞めて新会社を設立、政治家に転身などのエピソードが中心。
    前作は、生い立ちから企業・上場に至るまでの、情熱、悲しみ、出会い、別れ、成功、失敗が混在した非常に濃密で引き込まれる内容であったため、それと比べると平凡に感じた。もちろん、タリーズの経営やMBOによる上場廃止と伊藤園への売却などの現場であったビジネスの生々しいエピソードはとても興味深い。ただ、政治家転身後は、「永田町のしきたりはおかしい」「自分は自分の信じるようにありたい」という切り口の話が多く、著者の怒りと葛藤は十分に想像できるが、ありきたりだと感じた。

    ともあれ、私は今でも松田さんのファンである。学生さんに起業家の本でおすすめを聞かれたらこれからも「すべては一杯のコーヒーから」を勧めるだろう。2016年に政治家を退かれてからは積極的にはメディア等に露出していないが、今後の活躍を期待している。

  • 期待していなかったが、面白い。タリーズコーヒーはゼロからスタートしたと思っていたが、シアトルの店から権利を買っていたとは。そうは言っても簡単にできることではないのですごい起業家であることは間違いないだろう。英語が得意なのも強みか。日本を元気にする会には頑張ってほしい。あと、相手の感情を読むのに疎いというが、そういう人でないと、ここまでできないのかも。空気読んだり感情を気にしていたら途中で妥協するだろう。

  • http://naokis.doorblog.jp/archives/not_foolish_but_honest.html【書評】『愚か者』〜松田公太氏に投票することに決めた。

    <目次>
    はじめに
    第1章 強い「情熱」を持って 「タリーズコーヒージャパン」設立
    第2章 出会いに感謝して 上場までの軌跡
    第3章 「使命」をいだいて タリーズとの決別
    第4章 「挑戦」をつづけるために シンガポールでのゼロからのスタート
    第5章 新たな「朝食文化」をつくる 「エッグスンシングス」とパンケーキブーム
    第6章 日本を元気にするために 政治家への道
    第7章 苦い経験を糧に 「みんなの党」崩壊の裏で起きていたこと
    第8章 「目的」のために行動せよ 「ベンチャー政党」を立ち上げる
    第9章 日本の未来のために 「安保法案」成立に至るまでの真実
    メッセージ 「愚か者」のススメ

    2016.06.05 読書開始/読了

  • #筑波STEAM 次回講師の松田さんの自伝『愚か者』を読んだ。タリーズやエッグスシングスの日本展開、起業家から政治家へ転身。ひとりの人生と思えない濃密な人生の裏にあった決断や、魑魅魍魎との戦い。使命ドリブン

  • 自分の正義を貫いて生きている。
    何が大事なのか本質を見て生きている著者が好き。

  • タリーズコーヒージャパンを起業し、参議院議員として政治家として活動する松田公太氏の自伝。

    本書を読んで、タリーズコーヒーでの米国本社との確執や買収劇やシンガポールでの紆余曲折、そして政治家となってからのみんなの党の内紛など決して順風満帆ではない氏の人生と政治に対する熱い思い、そして知ることのできない政治の裏について知ることができました。

    タリーズコーヒージャパンの起業の際の熱き情熱とバイタリティーには感嘆させられるものがあり、またみんなの党解党後、新党を立ち上げられたところには起業家としての魂を感じました。

    上場を2年足らずで廃止したり、経営者としての道から政治の道へと進んだり、新党を結成したりと常に自分の使命と向き合い、アウトローな方向へと進んでいく氏の思いや我々が抱く政治への疑念について氏なりの解を書かれていると感じました。
    コーヒーのことや政治のことを知らないところから様々な苦難を乗り越えてきた氏が政治以外での活躍も期待したくなる一冊でした。

  • 2010年の参議院選挙のとき、街頭演説でとてもまっとうなことを訴えていた姿が印象に残っています。
    みんなの党を含めて、6年間の行動をみてきました。
    応援していたのですが、政治の世界で「ベンチャー」な人々がチカラを持つことが難しいことを何度も感じます。
    結局昔ながらの「地盤・看板・カバン」で決まってしまうこと、ひとときの政権交代をへて、誰も文句が行かないような存在一人とそれ以外、という構図が出来上がったしまったこと。
    いろいろ、残念でなりません。
    「愚か者」のまま終わらないように、陰ながら応援しつづけたいと改めて感じます。

  • 体験的リスクテイカー!
    生き方がかっこいい(≧∇≦*)

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

松田公太(まつだ・こうた)
1968年12月3日生まれ。5歳から17歳までの大半をアフリカとアメリカで過ごす。90年筑波大学卒業後、三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。96年に三和銀行を退行し、97年にタリーズコーヒー1号店を銀座にオープン。98年タリーズコーヒージャパン株式会社を設立。日本にスペシャルティコーヒーの文化を根付かせる。2001年ナスダックジャパンに株式を上場。04年MBOにより非上場化。 07年タリーズコーヒージャパン株式会社代表取締役社長を退任。世界第2位サンドイッチチェーンのクイズノス社アジア環太平洋社長に就任。08年タリーズコーヒーインターナショナル(シンガポール)を設立。09年Eggsn Things International Holdings Pte. Ltd.を設立し、CEOに就任。10年、原宿に1号店を出店し、パンケーキブームをもたらす。同年参議院議員選挙に出馬し、当選。現在は日本を元気にする会の代表として、直接民主型政治の実現を目指して奔走する。

「2016年 『愚か者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松田公太の作品

ツイートする
×