掟上今日子の退職願

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1183
レビュー : 107
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062199063

作品紹介・あらすじ

退職願を胸ポケットに忍ばせ、波止場警部は揺れていた。
彼女の最後の事件は、公園の噴水に浮かび上がった水死体。
しかしその不可解さゆえ、名高い忘却探偵・掟上今日子と協力捜査することになり……。
辞めたがりの刑事と仕事中毒の名探偵。奇妙なタッグが謎に挑む!

感想・レビュー・書評

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    退職願を胸ポケットに忍ばせ、波止場警部は揺れていた。彼女の最後の事件は、池に浮かび上がった水死体。しかしその不可解さゆえ、名高い忘却探偵・掟上今日子と協力捜査することになり…。辞めたがりの刑事と仕事中毒の名探偵。奇妙なタッグが謎に挑む!
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     第一話 掟上今日子のバラバラ死体
     第二話 掟上今日子の飛び降り死体
     第三話 掟上今日子の絞殺死体
     第四話 掟上今日子の水死体
    +++

    今回の相棒は、すべて同年代の女性である。忘却探偵に対する思いもそれぞれだが、探偵の方は、当然のことながら誰に対しても初対面の対応であり、網羅的と言える捜査法も、不躾とも言えるふてぶてしさも、行動のためらいのない大胆さもいつも通りの安定感である。これも当然のことながら、探偵自身は身に覚えがないことばかりであるが。そして、相棒刑事の何気ない一言が、ひらめきのきっかけとなり、あっという間に事件の真相に辿り着いてしまうのだが、そこまで来てしまえば、あとはあっさりとしたものなのである。そして、次に会うことがあったとしても、また初めましてなのである。本作では、忘却探偵が探偵でいる理由も今日子の口から語られ、なんとも言えない気持ちにさせられる。すっかり脳内では新垣結衣さんで読んだ一冊だった。

  • 今回は今日子さんと同世代の女性警部が相棒だったせいか、「萌え~ッ(*^^*)」が四話ともあんまり無かったような気が…(--;)それとも女性目線で語られていたから、そう感じるのか?(-_-;)今日子さんいつも通り、はっちゃけているしな(^o^)それから、今日子さんの「事件解決です」宣言からの「事件の真相は最初からわかっていました」発言はなんだかなぁ~(-。-;)と思った(^^;)

  • 女性刑事との短編集。毎回最初からわかっていたと嘘をつくの巻。

  • シリーズ5作目。自分の中でどんどん読みにくくなっている。最速の探偵なのに文章は繰り返しなどでまどろっこしい。探偵の謎がなければとっくに読むのをやめているのだが。

  • 内容紹介
    退職願を胸ポケットに忍ばせ、波止場警部は揺れていた。
    彼女の最後の事件は、公園の噴水に浮かび上がった水死体。
    しかしその不可解さゆえ、名高い忘却探偵・掟上今日子と協力捜査することになり……。
    辞めたがりの刑事と仕事中毒の名探偵。奇妙なタッグが謎に挑む!

  • 『忘却探偵』シリーズ最新作。これでもう5作目か……早いな〜。
    パートナーに女性刑事を据えて、シリーズ中最もミステリらしい形になっていた。

  • 今回はいつものメンツは出てこず、
    代わりに女性警官がメインの作品となります。

    どの事件も印象深いものがありましたね。
    特に最初のバラバラ事件。
    奇妙な死体の理由はとんでもない理由が
    隠されていたわけです。
    (ただし真相部分に関しては目新しいものではないです。)

    それと絞殺死体に関してのお話。
    これも意外な真相が隠れているので
    興味ぶかいと思いますよ。

    まあ、ちょっとパンチは足りないかも。
    いつもの人がいないのでね。

  • 今回は1話完結タイプ。

    相変わらず動き回る探偵、今日子さん。
    名誉の死とは、不名誉の死とは?
    理想の死に方とは?
    考えたけど、何も思いつかない。
    まだ死にたくないってことかな?

  • 今回は短編だった!相棒もみんな違うし警部さんだし!← でも、自由な今日子さんは本当に可愛い(*´ω`*) 結構、悲惨そうでイメージはあんまりしたくないものが多かったかな〜

  • 掟上今日子シリーズ第五弾。

    第五弾は各章単独ストーリー。そして全てに摩訶不思議な死体が。犯人の思惑は?謎が解けるとなんだと思うようなことだが、自分にはそこに着目することすらできない。さすが今日子さん。
    全章にわたり、相手役の警部さんは今日子さんと同年代の女性。それぞれのやりとりもまた興味深く読ませてもらいました。

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著者プロフィール

1981年生まれ。第23回メフィスト賞受賞作『クビキリサイクル』(講談社ノベルス)で2002年デビュー。同作に始まる「戯言シリーズ」、初のアニメ化作品となった『化物語』に始まる<物語>シリーズなど、著作多数。

「2021年 『死物語 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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