- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062199063
作品紹介・あらすじ
退職願を胸ポケットに忍ばせ、波止場警部は揺れていた。
彼女の最後の事件は、公園の噴水に浮かび上がった水死体。
しかしその不可解さゆえ、名高い忘却探偵・掟上今日子と協力捜査することになり……。
辞めたがりの刑事と仕事中毒の名探偵。奇妙なタッグが謎に挑む!
感想・レビュー・書評
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四人の女性警部視点で、今日子さんを観れて楽しめます。「今日が人生最後の日とと思え」とか言いますが、今日子さんがそれをみせてくれます。
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退職願を胸ポケットに忍ばせ、波止場警部は揺れていた。彼女の最後の事件は、池に浮かび上がった水死体。しかしその不可解さゆえ、名高い忘却探偵・掟上今日子と協力捜査することになり…。辞めたがりの刑事と仕事中毒の名探偵。奇妙なタッグが謎に挑む!
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第一話 掟上今日子のバラバラ死体
第二話 掟上今日子の飛び降り死体
第三話 掟上今日子の絞殺死体
第四話 掟上今日子の水死体
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今回の相棒は、すべて同年代の女性である。忘却探偵に対する思いもそれぞれだが、探偵の方は、当然のことながら誰に対しても初対面の対応であり、網羅的と言える捜査法も、不躾とも言えるふてぶてしさも、行動のためらいのない大胆さもいつも通りの安定感である。これも当然のことながら、探偵自身は身に覚えがないことばかりであるが。そして、相棒刑事の何気ない一言が、ひらめきのきっかけとなり、あっという間に事件の真相に辿り着いてしまうのだが、そこまで来てしまえば、あとはあっさりとしたものなのである。そして、次に会うことがあったとしても、また初めましてなのである。本作では、忘却探偵が探偵でいる理由も今日子の口から語られ、なんとも言えない気持ちにさせられる。すっかり脳内では新垣結衣さんで読んだ一冊だった。 -
今回は今日子さんと同世代の女性警部が相棒だったせいか、「萌え~ッ(*^^*)」が四話ともあんまり無かったような気が…(--;)それとも女性目線で語られていたから、そう感じるのか?(-_-;)今日子さんいつも通り、はっちゃけているしな(^o^)それから、今日子さんの「事件解決です」宣言からの「事件の真相は最初からわかっていました」発言はなんだかなぁ~(-。-;)と思った(^^;)
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女性刑事との短編集。毎回最初からわかっていたと嘘をつくの巻。
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シリーズ5作目。自分の中でどんどん読みにくくなっている。最速の探偵なのに文章は繰り返しなどでまどろっこしい。探偵の謎がなければとっくに読むのをやめているのだが。
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内容紹介
退職願を胸ポケットに忍ばせ、波止場警部は揺れていた。
彼女の最後の事件は、公園の噴水に浮かび上がった水死体。
しかしその不可解さゆえ、名高い忘却探偵・掟上今日子と協力捜査することになり……。
辞めたがりの刑事と仕事中毒の名探偵。奇妙なタッグが謎に挑む! -
『忘却探偵』シリーズ最新作。これでもう5作目か……早いな〜。
パートナーに女性刑事を据えて、シリーズ中最もミステリらしい形になっていた。 -
短編いいね
バラバラ殺人の真相面白かった -
4つのお話しからなり、それぞれ女性警察官が今日子さんと一緒に謎を解決していきましたが…
うーん。そういう結果か…と思う話もあって、私には合わないかな。