拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々

著者 :
  • 講談社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062199391

感想・レビュー・書評

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  • 執筆から5年も経っているのにまだ安倍さんが総理って!5年前の蓮池さんもびっくりだろうね。こんなの書いて蓮池さん大丈夫だろうか?心配になった。

  • タイトルが刺激的で、著者への興味から書店で手にとってはみたものの発売当初は購入には至りませんしたが、改めて今回立ち読みしてみると、拉致問題当事者の方の内容の濃い内幕本だとわかったので早速購入し、一気に読了。一番興味深かったのは、弟さんの薫さんの横田めぐみさんに関する情報と家族会の資金問題でした。

  • マスコミが報ずるイメージだけでわかったつもりでいると、拉致問題の周辺でどういうことが行われているのかを見失うことになる。拉致被害者と同じカメラに映りたがる政治家たち、怪しげなカネの流れなど、必読の一冊だ。

  • メディアが共和国を「北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)」と呼ばなくなったのは、拉致を認めてからだそう。
    (読みながら気になっていたら、書いてあった)
    共和国は「北朝鮮」の呼称に抗議し続けているそうです。当事者がいやだと言う呼称で呼び続けるのは失礼ですね。

    安倍はこのタイトルだけでかっとなり否定(読みもせずに、苦笑)。

    最近でも、来月にも2回めの米朝会談が待たれる中、安倍晋三はいまだに「北の脅威」と煽る。拉致問題を解決する気が少しでもあればこんな言動はとらないはず、仮にもトップなら。
    いや、とっくに蚊帳の外だわw

  • 2015年刊。著者は北朝鮮拉致被害者の兄として著名。

     著者目線の内幕暴露本だが、中でも安倍晋三という政治家の本音や政治姿勢、更には彼の「勇ましい言葉だけが上滑りした内実の無さ」の暴露・解読が生々しい。
     読破前の想像どおりで叙述の奇異感はないが、この政治家としての有り様はもう少し広く認識されてもいい内容かと。

     また70年代後半の拉致問題(当然自民党政権下)に関する警察(特に外事、公安関連)の予防と拡大阻止の不手際は、余り聞こえてこず、本書でも軽く触れられるだけ。

     一方、家族会が「救う会(国粋的でファナティックな物言いをする人々が多い)」に取り込まれる様はなんとも。
     ちなみに家族会の発起人が①(大阪)朝日放送のプロデューサ、②産経新聞の記者?、③日本共産党の議員秘書とは吃驚させられる。
     ところが、その後、著者流に言うならば「救う会」のファナティックなアジで家族会が変質していった様子は(選挙での集票組織を作り上げる模様を感得出来て)、実に生々しい。
     NHKへの舌鋒も振るっている。


     備忘録。
     佐藤勝巳の著作は08年以降のみでいい。
     カンパ金は行き先、目的を明確に。内紛の火種。
     被害者のネガティブ情報等、情報受領者は流れない情報ほか多面的に状況を推測する要あり。

  • 拉致被害者で2002年10月に、小泉首相の日朝首脳会談の成果で日本に帰国することが出来た5人のうちの一人蓮池薫さんの兄・透さんが書いた本。
    安倍晋三は当時から拉致被害者の問題で何もして来なかったというのはよく分かるが、表題は少しオーバー。
    それよりも家族会が決して一つになっていない、というのがよく分かった。
    帰国出来た被害者の家族とそうでない家族、多額のカンパ金の管理と処理、夫婦の性格の違い、家族会の政治利用、加害国と被害国の立場etc.
    巻末の青木理さんとの対談が、少し偏ってはいるけど、より裏側が分かって、一番良かった。

  • タイトルを見れば、どのような内容なのか大方想像はつくが、それにしても愚痴と不満に始終した内容はいったいなんだ?

    花束がどうとか、寄付金がどうとか。
    長年待ち続けた家族が戻ってきたのだから、花束くらい自費で用意すればそれで済む話だろう。
    参与に断られたと、不満をぶつけるのは違う気がする。

    寄付や周囲の心無い言葉には同情する点はただある。
    しかし、帰国した被害者のために行ったチャリティ講演にまで、ケチをつけるのは如何なものか。

    弟の薫氏が外食をした際の、周囲の心無い言動も、透氏の過激な発言にも原因の1つになっていると考えたる事も出来ないのか?

    自身の過去の過激な発言を悔い改め、懺悔しておきながら、所々で責任転嫁が目立ち、矛盾が多い
    また、拉致被害家族への配慮も足りない。
    むしろ、批判するありさまだ。

    北朝鮮にはまだ拉致されたまま戻ることが出来ない被害者が大勢いる。
    被害者家族が、どんな思いで日本に戻って来た被害者とその家族を見ていたのか。
    どんな思いで、家族の待ち続けているのか?それを考えたらこんな不満は言えるはずがないのではないか?

    たしかに経済制裁を加えたところで、何も変わらないと思う
    だからと言って、国交を正常化すれば問題が解決するのか?

    なんだろうね、蓮池氏って。
    もしかして北朝鮮の工作員か?彼は・・・

    本書を通して蓮池氏は短気な性格だろうと言うことは推測できる
    自分よりも年上とお見受けしたが、世間知らずの若人が不平不満を言っているように感じた

    要するに蓮池氏は、右翼から左翼に変わったと言うだけ。
    青木氏と繋がっている時点で、氏の本質はなにも変わっていないと思った

  • 2016.01.11 三省堂池袋店でぱらぱら立ち読み

  •  
    ── 蓮池 透《拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々 20151218 講談社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4062199394
     
     蓮池 透     薫の兄 19550103 新潟 /拉致被害者家族連絡会(家族会)元副代表
     緒方 林太郎 衆議院議員 19730108 福岡 /東京大学法学部(中退)外務省
    ── 国会中継《衆議院予算委員会質疑 20160112 09:00-11:54 NHK》
     
     蓮池 公咲  秋田県知事 19020824 新潟 19680115 65 /[1946-1951] 19680114 ?
     
    …… 氏の著書に家族会から怒りの声続出!「救出運動の邪魔しないで」
    「明らかに嘘。講談社も責任を!」
    https://yomogi.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1454157161/
     
    …… 蓮池 透、山本 太郎が立ち上げた「れいわ新選組」から出馬表明
    ネット「家族会から追い出されたガチ左翼」「拉致被害者家族会ブチギレ
    https://fate.5ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1559304771/
     
    https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1559369545/-100
     
    (20160112)(20190601)
     

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著者プロフィール

「拉致被害者家族会」元事務局長

「2010年 『拉致問題を考えなおす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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