日本の伝統行事 Japanese Traditional Events

制作 : ラルフ・マッカーシー 
  • 講談社
3.92
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本棚登録 : 80
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062199605

作品紹介・あらすじ

「日本の伝統行事」を見つめ直し、その新しい意義を示す。坂本龍一監修:「日本の童謡と唱歌集」CD3枚付。

 全テキスト・村上龍執筆。そのすべてに英訳を併記。膨大な絵と写真。誰もが口ずさめる懐かしい童謡・唱歌が、坂本龍一他、現代の音楽家、演奏者によってよみがえる。

★「日本を代表する表現者が結集」
「取り組んでから約8年、いつ完成するのだろうというような仕事でした。でも、坂本龍一をはじめ、和楽器界のプリンス東儀秀樹さん、藤原道山さん、装幀家の鈴木成一氏、画家のはまのゆかさん、そして、表紙を飾っていただいた女優の綾瀬はるかさん、坂本は親友なのでちょっと別にしても、他の人たちは、忙しいので無理だろうなというダメ元の依頼だったのに、快く応じていただいて、そのたびに、『この本は制作する価値がある』と思うことができました」

★「幼いころの自分を訪ねる、遙かなる旅」
「知っているようで、知らない日本の伝統行事。明治以来の西欧化の大波にあっても、民衆が残してきた数々の習慣、食事、飲み物、衣装、装飾。七夕で短冊に願いごとを書く意味は? 花火大会はどうやってはじまったのか? 祭りの御輿は何を運ぶのか? そもそも神社と寺はどこが違うのか? 伝統行事は、自分が子どものころと、どこが、どういう風に、どうして変化してきたのか? また、変わっていないのはどこなのか? それらを調べ、書いていく作業は、大人になり故郷を離れ、都会に住み、海外体験も重ねたわたし自身が、1950~60年代の幼い自分を訪ねる、遙かなる旅のようなものでした」

★「それぞれの世代、文化圏に」
「年輩の人は、『そうだよな、そうだったよな』、子どもたちや若い人は、『そういうことだったのか』、外国の人は、『日本って、こんな側面があるのか』、そんなこと、いろいろなことを、感じていただけると思っています」

(村上龍談)

感想・レビュー・書評

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  • 意外とあーそうなんだということが多かったかな。

  • 知らなかったことを認識、忘れかけていたことを再認識

  • 本屋でアピールされており気になっていた本。アメリカに住むいとこ(日本人、旦那さんはアメリカ人)に何かプレゼントをあげる事になり、これにする。

    正月から大晦日まで日本の文化を村上氏の体験も交え紹介、日本語と英語で。パッケージも絵も綺麗で楽しい。

    私が読んでも、ああそういう背景が有ったのかと形を変えつつある日本文化を再度知ることができて楽しく、あげて良かったなとの印象。

    日本の童謡のCD3枚も要らないのでその分安くして欲しかったな。

  • かつては日本のどこででも見られた伝統的な行事を、美しいイラストと写真、そして村上龍のエッセイによって紹介する美しい本。英語の対訳もついており、海外の人も意識した文章になっている。
    たまたま元旦に手元に届いたが、初詣から帰宅して手にするにはぴったりの本だ。こうした伝統的な何かは、特定のイデオロギーを強調するために利用されることもあるが、この本はそういった類のものではないとの断りがまずあり、ただ私たちの多くがすでに知っているものが、こんなに美しく、懐かしい、と再確認したい思いで作ったとされている。
    ここで紹介されている日本の伝統行事は、今や失われつつあったり、見た目を変えて今の私たちの生活にしっかりと残っていたりと様々な段階にあるが、いずれも私たちの奥深いところにすうっと蓄積していて、日々のわたしたちの考えや動作にそれとなく影響する、基層を形作っているように思う。
    坂本龍一の手による日本の唱歌や童話のCDものちにゆっくり楽しみたい。

  • この絵本は私たちが美しい伝統的な行事を持っていることを国民にするために作られた。この本で紹介した伝統的な行事は私たちすべての日本人が、既に広く平等に持っている無形の財産だ。

  • カンブリア宮殿

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プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

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