日本の伝統行事 Japanese Traditional Events

制作 : ラルフ・マッカーシー 
  • 講談社
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本棚登録 : 91
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062199605

感想・レビュー・書評

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  • 意外とあーそうなんだということが多かったかな。

  • かつては日本のどこででも見られた伝統的な行事を、美しいイラストと写真、そして村上龍のエッセイによって紹介する美しい本。英語の対訳もついており、海外の人も意識した文章になっている。
    たまたま元旦に手元に届いたが、初詣から帰宅して手にするにはぴったりの本だ。こうした伝統的な何かは、特定のイデオロギーを強調するために利用されることもあるが、この本はそういった類のものではないとの断りがまずあり、ただ私たちの多くがすでに知っているものが、こんなに美しく、懐かしい、と再確認したい思いで作ったとされている。
    ここで紹介されている日本の伝統行事は、今や失われつつあったり、見た目を変えて今の私たちの生活にしっかりと残っていたりと様々な段階にあるが、いずれも私たちの奥深いところにすうっと蓄積していて、日々のわたしたちの考えや動作にそれとなく影響する、基層を形作っているように思う。
    坂本龍一の手による日本の唱歌や童話のCDものちにゆっくり楽しみたい。

著者プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

「2018年 『収録を終えて、こんなことを考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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