恩讐の鎮魂曲

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 718
レビュー : 151
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062199674

感想・レビュー・書評

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  • 硬派ですねえ
    筋の通った
    見事です

  • 前作で過去が晒されて
    もう弁護士でいられなくなったのでは
    と心配してましたが3作目
    まずはお仕事されてました
    元会長とヤクザの山崎
    この2人さえいれば最強ですね

  • やはり面白かった。今回のラストは泣けた。シリーズどの作品も本当に面白い。この作家の作品をもっと読んでみようと思う。本当に面白かった

  • 御子柴先生、頑張ってね。

    私も応援する!!

  • 弁護士御子柴シリーズの3作目。最新作だ。これも文句なく面白かった。途中から、あらすじは読めたが、それでも面白かった。早く次回作を読みたい。

  • ネタバレです。










    ああーなんというか。哀しい。孤独を感じた。すごく人間くさくなったが、その分今まで知らなかった感情を知るのは辛くて痛い。

    話の展開はいつもの中山さん作品の通りで。最初と最後とで対するイメージがガラッと変わるのは、御子柴さんの法廷そのままなんだな。稲見先生の弁護人をもぎ取るところからw あそういえば渡瀬さん出てきた電話だけだけど!w

    実はこうだった、あれまだ隠れてることがあった、かと思ったら…みたいな展開もいつも通りなんだけど今回はちょっとコンパクトに一箇所に集まりすぎていた感じもしなくもない。
    栃野から女性から藤野さんから老婦人から。

    稲見先生の元妻に会うところは、泣きそうだった。
    「お前はずっと謝りたかったのだ。(略)稲見に謝罪することは何度も考えた。(略)稲見は言葉での懺悔を決して受け容れてくれない。だから謝らずにいた。だが本当は謝りたかった。(略)卑怯な男だ。あれほど固く覚悟を決めたのに、心のどこかで平安を望んでいたらしい。」
    ううああーー誰だって懺悔できる、平安を望んでいいと思うが彼のしたことを思えば望んじゃいけないと思うのもわかるなみたいなぐぉぉ。

    それからラストで。
    ずっと考えていたんだけど。
    御子柴さんは稲見先生に言われたから贖罪を続けてきた、別に本当に個々のためを思ってやってきたわけじゃなくて。ただただ稲見先生との約束のためだけで。
    自分がその稲見先生の役に立てなかった、というか先生が望んでいることをわかっていなかった?わかれなかった?なんか千と千尋のカオナシの気分というか。無罪だ、俺なら無罪を勝ち取れる!と意気込んだものの無罪は先生が欲するものではなかった(まぁ実際は負けてるんだけどさ。)

    極端な話、先生にとって御子柴さんはどうでもよかったわけで。もちろん一生懸命自分のために頑張ってくれてるのは本当に嬉しいし感謝もしていた、成長も見られて本当に嬉しかったろうけど、欲しいものが伝わらなくてね。そこが哀しいなぁって。なんでわかってくれないんだ!みたいなのが本当に哀しい。切ない。

  • 市立中央図書館より。
    中山七里の面目躍如たる堂々の一冊。
    充実した読後感。
    --
    ただし。
    p.216 の記述
    「殴られたり叩かれたりしない者がいない日はなかった」
    「暴行されない者がいない日はなかった」
    論理が明らかに破綻してゐる。
    編集者は何をしてゐたのだ(~ _~メ)。
    これでは
    「暴行された者がいる日はなかった」と言ふ意味になるではないか。全く逆だ(>_<)。情けない。
    この本の編集者は深く反省しナサイ。
    ついでにもう一つ。
    p.253 に「狭義の意味で」とある。これは重言。
    このやうに大変惜しい、といふか残念な部分はあるが、作品としては非常に優れてゐると思った。
    面白かった。

  • 3.5 御子柴弁護士シリーズ。さすがの安定感です。

  • 読んじゃうね~。
    止まれません。
    この主人公、どんどん人間味がでてきます。
    こっちの方が、音が聞こえてくる(いや、曲は知らないんだけど)気がする。

  • 3時間ほどで一気に読んでしまいました。
    中山七里さんの本は本当に好きで、今回のこの作品は一際心に響きました。
    御子柴の生き方、人間として共鳴できます。オススメの1冊です。

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著者プロフィール

中山 七里 (なかやま しちり)
1961年生まれ、岐阜県出身。男性。幼少の頃から読書が趣味で、高校時代から執筆を開始。花園大学文学部国文学科在学中に江戸川乱歩賞に応募したこともあった。
就職後は執筆から離れていたが、島田荘司を生で見た体験から執筆活動を再開。2009年、第8回『このミステリーがすごい!』大賞で『さよならドビュッシー』と『災厄の季節』の2作が最終選考にダブルエントリーされ、前者で大賞を獲得して48歳で小説家デビュー。後者も、「読みたい!」との声が続出したため、『連続殺人鬼カエル男』と改題し、2011年に文庫本として出版される事となった。
代表作に『さよならドビュッシー』などの「岬洋介シリーズ」、『贖罪の奏鳴曲』にはじまる「御子柴礼司シリーズ」。多くの作品が映画・テレビドラマ化されている。

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