ドイツ夫は牛丼屋の夢を見る

  • 講談社
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本棚登録 : 27
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062199742

作品紹介・あらすじ

1章 日本の常識はドイツの非常識
1 あの「デンジャラスフード」が食べたい
2 ドイツ人へのお土産は何を買うべきか
3 B級パスタと絶品ティラミス
4 チョコレートモンスターのプレゼント
5 キッチンでの違和感
6 ご飯のおともが食べられない

特別対談1
小栗左多里さん(『ダーリンは外国人』作者 ベルリン在住)

2章 不思議なドイツの食文化
1 ハムとチーズとパンの無限ループ
2 ショルレはジュースか否か
3 郷土料理ラクレットのある風景
4 ドイツパンの深淵を覗き込む
5 ドイツ夫は牛丼屋の夢を見る
    他
3章 ドイツのへんてこ?な季節行事
1 バレンタインに泣くドイツ女子
2 ドーナツと鯉のファッシング
3 ビールなしの初オクトーバーフェスト
4 ドイツのクリスマスは早くて長い
5 ドイツのクリスマスは焼き菓子地獄
6 飲めや歌えや、伝統の結婚式

特別対談2
川口マーン 惠美さん(『住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち』作者 シュツットガルト在住)

感想・レビュー・書評

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  • いやあ、「食」ってほんと文化ですねえ。それも身に染みついてて譲れないことの多い文化だと、これを読んでつくづく思った。ドイツ人と結婚した編集者が、食べものを中心に綴るオドロキのドイツ暮らし。

    ドイツ人と日本人は、真面目で勤勉という点で気質が似ているとか言うけれど、やっぱり実際は大違いなんだなあ。当たり前か。こと食に関しては、そこら辺が顕著に表れるのだろう。もてなし料理がパンだけのチーズフォンデュとか、ハムとパンとチーズの無限ループとか、それを粛々と満足して食べてる人たちを想像すると、なんだか可笑しい。「頑固」という文字がDNAに刻まれているんじゃなかろうか。

    プレゼントが変だというのにも笑った。誕生日プレゼントがキュウリ…。ジョークというわけではなく、大真面目というのがすごい。

    村上春樹「遠い太鼓」のなかで、ギリシャの人が第二次大戦時の空襲のことを語っていたのが思い出される。イタリア機はほんの形だけ適当に爆弾を落としてすぐ去って行ったが、ドイツ機は低空飛行して徹底的に絨毯爆撃していったそうだ。そう言えば、サッカーの試合でもドイツチームは、相手が負けが見えてやる気をなくしていても、容赦なくとれるだけ点を取るような…。

    きっと実際の生活では、とまどったりムカッとしたり悲しくなったり、ということがいろいろあると思うが、少し距離を置いて眺めればおもしろく思えることも多い。そういうスタンスが気持ちいい一冊だった。

  • ドイツと日本の差を、日本人妻の視点で書いている本。主に食べ物の話。
    「ダーリンは外国人」より、もっと国の違いを書いているかな?夫の家族や友人の反応とかも書いているし。「ダーリン~」の方は「個人差」って感じもするし…。
    プレゼントがショボいのは、「もてなされる側」だという意識もあるのかな~と思った。誕生日も結婚式も、日本だと当人が主役!周りは祝え!って感じだけど、ドイツは当人が周囲をもてなしているようだし。

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著者プロフィール

出版社で編集者として働いていた時に、日本で知り合ったドイツ人と結婚、夫のドイツ赴任を期に初めての海外暮らし中。グルメ雑誌『おとなの週末』の人気Webコラム『新婚1年目! ドイツ夫と日本人妻の「フードファイト」』の書籍化。

「2016年 『ドイツ夫は牛丼屋の夢を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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