When 完璧なタイミングを科学する

制作 : 勝間 和代 
  • 講談社
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本棚登録 : 310
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062199971

作品紹介・あらすじ

『モチベーション3.0』で21世紀型の動機づけ論を提示したダニエル・ピンクが次に注目したのは、「時間生物学」。
“HOW TO”ではない、新感覚の“WHEN TO”タイムハック!

まず、あなたの「クロノタイプ」(体内時計の個人差)を知ることから始めましょう。
1.「仕事のない日」、つまり特定の時間に起きる必要がない日。あなたは通常、何時に眠りますか?
2.通常、何時に起きますか?
3.その中間は何時ですか? つまり、睡眠の中間時刻はどこに当たりますか?(たとえば、普通は 午後11時半頃に寝て午前7時半に起きるなら、中間時刻は午前3時半になる)

中間時刻が0~3時なら、あなたは「ヒバリ型」(人口の約14パーセント)。
6~12時なら、「フクロウ型」(約21パーセント)。
ほとんどの人は、おそらく3~6時の、「第三の鳥型」ではないでしょうか。

このクロノタイプによって、私たちの1日は、驚くほど異なるサイクルで動いていきます。
午前中に集中して仕事をし、次に午後まったく仕事をしない時間を過ごし、その後、さほど負担のかからない仕事を短時間集中して行うほうが効率的な人もいれば、まったく逆のパターンを示す人もいます。
自分のタイプを見つけ、自分がする作業の内容を理解し、適切な時間を選べばいい。
あなたが行動を起こすタイミングを、振り返ってみましょう!

<本書で取り上げるタイミングの一例>
・早朝の「モーニングコーヒー」(カフェイン耐性を高めてしまい、何杯も飲む羽目になる)
・午後3時から4時の麻酔手術(失敗が起きる可能性が4倍も高くなる)
・午前中のメール返信(自分が一番実力を発揮できる時間帯には、最も重要な仕事に取り組むべきだ)
・ダイエットを始める日(8年半分のグーグル検索によると、「ダイエット」という単語は元日に必ず急増する)
・朝のブレインストーミング(多くの人の洞察的作業に適した時間帯は、夕方前)

人生を順調に進めるために必要なこれらのベストタイミングを、科学的根拠をもとに説明。
学術論文、ビッグ・データ、そしてインタビューを通じて「いつやるか」を解き明かす。
時間のとらえ方がかわる本!

感想・レビュー・書評

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  • 何をやるかと同じくらい、いつやるかというのも重要だという話。時間をキーに研究や調査データを元に解説される。自分が仕事を進めていく上で、参考になるはなしが多かった。日本語訳も悪くはないが、元のトピックスが海外のものなので、若干しっくりこなかったけれど、そこは仕方がない。

  • 自分は若い時は夜型だったが、年齢とともに朝型になってきた。朝型は朝にジャッジする仕事、綿密な調整が必要な仕事、午後は企画等、創造力が必要な仕事が適するらしい。
    確かに無意識なそのような仕事配分にしていたので、それが効率的な事を肌で感じていたのかもしれない。

  • 物事をやる上で適切なタイミングというものがある。
    この本では、その適切なタイミングに焦点を当てて、
    データをもとにタイミングを示している。

    仕事の適切なタイミング→一日の中で波がある
    何かを始めるタイミングの効果
    終わりが良ければ全体的に満足度が上がるピーク&エンドの法則などは日常で活用する。

  • 大変大変興味深かった。

    ・『一流のアーティストは一日の中に休みをちゃんと取る』
    ・『29歳や39歳になるとマラソン大会に初挑戦する』
    ・午前中のほうが冴えてる人が多いため『午後になると誤診が増える』
    ・休憩をとったあとは寛大になる『保釈率は午前中。午後イチが高い』

    などなど。

  • 物事にはタイミングがある。

    言われてみればその通りだが、もしそのタイミングというものが自分の意思に関わらずに時間帯によって左右されているとしたら…。

    非常に興味深い内容で、なるほどと思う反面怖いなーという印象も受けました。

    人間には本当に自由意志があるのか、それとも…。

    第3部になると内容が変わる。

    内容は面白いのだがこの本のテーマを考えたら第3部はいらなかったような気がします。

  • 時間管理と仕事効率化の本はいろいろあるが,時間帯やタイミングと人間のパフォーマンスの相関を調査した研究結果を踏まえて,ごく身近な仕事や人生のいつやるの?問題に答えるためのプリンシプルを示す良書.

  • 何をするではなく、本当は何をいつする?という問いに関するいつもは与えられていない問いに回答する。
    何をも重要だけどいつも同じくらい重要である。最初と最後は感覚的に区切りをつける意味で重要となっている。中だるみは必然であるが、それには意識して対応する必要がある。人と強調することも重要(うまくやるには)。
    それぞれの人の日常のタイミングのくせもあるが、休憩をちゃんと取ること、意識をして切り返すことが重要。

  • ・ 午後に集中力が低下する背景には、長時間1つの作業を続けると、達成目標を見失うという問題がある。作業に短い休憩を挟むことで馴化を防ぎ、集中力を維持し、目標へのコミットメントを再び活性化できる。仕事ができる人は、52分働いた後に17分間休憩を取る
    ・ 私たちが出来事を記憶する時は、もっとも強烈な瞬間とそれがどのように終わったかに最大の重きが置かれる。「持続時間の無視」
    ・ 部下を支援し、他人を責めるのではなく自分で責任を取り、怒りをぶちまけるのではなくユーモアのセンスを見せる上司ならば、あなたは恵まれた境遇にいるといえる
    ・ 仕事の最後の5分間を用いて、1日の締めくくりを充実させる為にいくつかの小さな行動を意図的にとるといい。その日の朝から成し遂げたことを書き出す。翌日の計画を立てる。最後に誰かに感謝の気持ちを伝えるメールを送る

  • 1日の波には乗った方がいい。休憩は剰余ではなく必須。中間地点をきちんと意識する。終わりが全体を物語る。他人との同調は、機械的に起きるものではない。タイミングは重要どころじゃない、全てだ。

    個々のタイミングの重要性は今ではかなり知られてきていますが、それをHOW TOではなくWHEN TOという形でまとめて示すこと。日本での2018年は、まだ早いにしても先見というほどではないかな。

  • 始まりはきっかけとともに
    中だるみは避ける
    終わりよければすべてよし。

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著者プロフィール

Daniel H. Pink
1964年生まれ。米国ノースウエスタン大学卒業後、イェール大学ロースクールで法学博士号取得。米上院議員の経済政策担当補佐官を務めた後、クリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターなどを務める。フリーエージェント宣言後、経済変革やビジネス戦略についての講義を行うかたわら、「ワシントン・ポスト」「ニューヨーク・タイムズ」などに寄稿。著書に、『ハイ・コンセプト』(三笠書房)、『モチベーション3.0』『人を動かす、新たな3原則』(ともに講談社)など。

「2018年 『When 完璧なタイミングを科学する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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