のっぴき庵

著者 : 高橋洋子
  • 講談社 (2016年4月21日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062200134

作品紹介

伊豆にある老人ホーム「のっぴき庵」の入居者は、仕事がないベテラン俳優や女優のみ。大スターの入居、脇役俳優の失踪、女優の結婚宣言など、一癖も二癖もある面々が起こす騒動はオーナー・今村富夫の悩みの種だ。そんな気苦労の絶えない富夫は考え続ける――「『人生、半ばあきらめて、終着駅を待っている』と口にする“のっぴきならない”彼らに、僕は何ができるのだろうか」と。そして、思わぬトラブルをきっかけに、大きな賭けに出た!

「思い通りにならないときこそ、
過去をふり返れば、新しい生き方が見えてくる」
女優初の芥川賞候補になった作家が描く“元気になれる”物語。

「中高年は、面白くて、深い。  
この作品はドラマになる!」  
俳優・田中健さん絶賛!!

のっぴき庵の感想・レビュー・書評

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  • 下田にある「のっぴき庵」で暮らすのは、リタイアした元俳優と元女優たち。

    カメラの向こうで活躍していた現役の頃と比べて
    60代、70代になった彼らは、財産も生きる理由すら失いかけていた。

    のっぴき庵に入所することになったスター英さんの登場に
    重カネは昔の奥さんを思い出し、彼女の故郷に赴いた。

    めぐの女優駆け出しの頃の淡い恋愛と
    再会した彼との同居騒動。

    甲が競馬で知り合った男の妹だという
    女との出会い、一緒に暮らした短い期間と
    幻のような結末。

    英幸二の歌謡ショーの依頼だったはずが
    のっぴき庵全員での芝居への転換と
    のっぴき庵を作った富夫の奮闘。

    正直、最初は、老人の話なんぞ
    つまらんなあと思った。
    あの頃は良かった的な昔話が苦痛だった。

    でも、どういうわけか段々と
    その昔話とゆっくりながらも進行していく現在が、おもしろくなってしまった。

  • のっぴき庵は伊豆にある老人ホームで、入居できるのはリタイアした俳優や女優のみという変わった所。世間から忘れられ、身寄りのない人たちの物語。著者は女優としても活躍しているので、話がリアルに書かれている。何歳になっても、人は好きなことをしている時がいちばんいきいきしていると感じた。

  • 元俳優、元女優相手を入居させている一風変わった老人ホーム。
    風変わりな入居者たちのドタバタ劇。

  • 【収録作品】のっぴき庵/いくつになっても/まぼろしの馬/それでも幕は開く

  • 2016.6.15

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