炎罪

著者 :
  • 講談社
3.23
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本棚登録 : 100
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062200509

作品紹介・あらすじ

京都市内にある自傷患者専門クリニック兼自宅が全焼。精神科医・山之内一蔵が焼死体として発見され、妻・和代とは連絡がとれないままである。
警察はクリニックの患者で山之内医師とトラブルのあった連続放火犯・長門に疑いの目を向けるも決め手に欠け、さらには自殺説、行方不明の妻犯人説など様々な推理が飛び交い捜査が難航した。
混乱の中、下京署の片岡真子は山之内医師周辺のある事故に目を向け、思わぬ推理を展開するが……。
「お嬢」と呼ばれた京言葉の女性刑事が情熱で事件に挑む警察ミステリー!
デビュー10周年・乱歩賞作家・鏑木蓮が放つ渾身作!!

感想・レビュー・書評

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  • 「エクステンド」(文庫版は時限)の続編。前作は7年前の作品で、読んだ時は高評価だったが、全く前作の話を思い出せず、主人公の片岡真子の良さも、全然分からなかった。「自殺だけはしないように」と教えていた精神科の医師の自宅が火事に遭い、焼け跡から遺体が見つかる。容疑者として捕まった男性は、近くで発生していた連続放火の容疑は認めるものの、放火殺人は否認し、留置所で自殺を図ってしまう・・・至るところに、自殺にまつわる伏線が張られており、話が飛び飛びでなかなかストーリーに入り込めなくて、読むのに手こずった。後半まで犯人が全然分からなかったのに、ラストはバタバタと言うか、こじつけと言うか、あまり納得のいくものではなかった。前作では気にならなかったはずの主人公の京都弁も受け入れられなかった。

  • 京言葉のまったりした感じと刑事とか結びつきにくいので最初はイライラしていたのだけれど、あれ、これとこれ関係あるのか? と思えたあたりからグイグイ引き込まれた。

  • 2019.03.17 5:30
    この著者がこんな本を書くなんて!
    「他人の幸福を願うことが、自分もその他人も幸せにするのだ」真子刑事の言葉。心にグサッとくる。これだ!
    初めて東野圭吾の本を読んだ時の驚愕、初めて宮部みゆきの本を読んだ時の新鮮さ、そんな衝撃に匹敵する感動だ。
    タイトルに?と思ってたけど、納得。

  • 216母校出身で嬉しく読んでるけどね

  • 途中、いろんな人出てきて、いろんな人の言動によくわからなくなりそうだったけど、脳医学のちょっとした知識を得ることができて、まあよかった。

  • 京ことばの女刑事が活躍する。面白かった。

  • 面白かったとは言え主人公の京言葉というのか読みづらくてしょうがなかった

  • ありふれたように思える放火殺人から始まるミステリ。あっさりと捕まった容疑者、それでも事件に残る不審な点の数々、そして徐々に明らかになる過去の事件、というミステリとしてはありがちな流れなのだけれど。犯人のキャラがなんとも……。
    終盤になると犯人は分かるし、こういうキャラ付けもよくありそうな気はしたのですが。こういう「解決」のしかたは今までになかった感じで新鮮でした。なるほど、これって一番の「罰」になるのかもしれません。

  • ミステリとしては決して悪くないんですけど、真犯人はわりと早い段階から予想がつくし、何より刑事達の行動があまりにも現実離れしていて腑に落ちません。

  • あんまりかもー。
    ハナからあの面談はナシやと思うてたし、コントロールとか言うてたし、伏線隠れてないしー。
    前作のバディが面白そうな人なんで、そっちを見てみよー。

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著者プロフィール

1961年京都市生まれ。塾講師、教材出版社、広告代理店などを経て、92年、コピーライターとして独立する。2004年、立教学院創立130周年記念行事「江戸川乱歩と大衆の20世紀展」企画の一環として創設された第1回立教・池袋ふくろう文芸賞を短編ミステリー「黒い鶴」で受賞。06年「東京ダモイ」で第52回江戸川乱歩賞を受賞。13年刊行の文庫『白砂』が話題になり、28万部突破のベストセラーとなる。他の著書に『見えない鎖』『炎罪』『疑薬』『喪失』『残心』「京都思い出探偵ファイル」シリーズなどがある。

「2021年 『水葬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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