- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062200585
作品紹介・あらすじ
脳科学者茂木健一郎が、脳との関係からランニングの絶大な効果を語る初めての本。小学生の頃から学校の外周を走っていた、という生粋のランニングマン。中年を過ぎてから長距離を走り始め、2015年の東京マラソンで初めて完走しました。走ることを考え、考えながら走ってきた脳科学者が最先端の脳科学を介して、走ることで脳がどう変わるのか、どんな効用があるのか、さらには脳にはたらきかける効果的な練習法を紹介します。
感想・レビュー・書評
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再読
1時間もかからずサクッと読める内容です。サンプル数たったの1じゃないか…と思わなくもないですが、ランニングを愛する者として、シンパシーを感じました。私はトレッドミルも好きですけどね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
脳科学者で理学博士だけどエビデンスらしきものは全く無し。基本は「俺はこう感じる」という感覚的なエッセイ。
脳の話が5%、残り95%は情熱先行の水増し文章。個人的な「意見」「感想」レベルのエッセイで構成されてる。一言で言えば内容が無い雑な本。これで物書きとして金取るのは微妙だと思う…書籍名と内容が乖離しすぎ!
ただ…茂木さんの「走る効能をひたすらに述べたくなる気持ちや熱量」にはすごく共感できた。走ってる中年は共感できると思う。
自分自身も半年前までは「走る奴なんて、バカだと思っていた」の側にいたから、走るようになってからの心身の機嫌の良さについては、同じように誰かに伝えたくなる。
ランニング良さを周りの人に伝えるのだが、熱を帯びればおびるほど、伝わらなくなる哀しみも含めてなんだか憎めない読後感だった。
以下メモ
・走ることは自己肯定感を高めてくれる。長時間は体力の証明、遠くまでからは達成感が得られる。「これだけ走れるから何とかなるだろう」「底力がついてきてるから大丈夫だろう」と感じることが自分への自信を生む。
・走ることが日常(ホーム)、走らないことが非日常(アウェー)の状態になれば自然と継続できるようになる。
・走ると新陳代謝進み、何か(脳や身体の老廃物?)
が分解される。
・走る時にはデフォルトネットワークモードになりやすい。だからこそ、仕事や考え事をせずにボーッとするのが良い。意外なこと、忘れていたこと、抑圧していることなどがふわふわ浮かんでくる状態になるのが良い。それを考えようとせず、流れに任せておくと記憶が整理されていく。 -
会社の健康図書で購入。
年も年だし、最近、週末はウォーキングからランニングに切り替えてできるだけ体を動かしています。
まさに自分にとってタイムリーな感じで読むことができました。
とにかく、少しでもいいから体を動かすこと、それを継続すること、その少しずつの積み重ねが、体だけでなく脳や精神的にも重要なんだなと思いました。
それぞれは別々ではなく緊密につながっているんだと感じました。
これからもできる限りランニングを続けてゆこうと思いました。 -
「イミテーション・ゲーム」
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走ることの効用は分かりやすく、6章の部分はそうだよなぁ〜って思った。
あれ?でも、脳科学のこと、書かれてたかな?茂木さん、大好きなランニングに傾倒しすぎてない?あまりにライトな切り口で、読後に物足りなさが…。
嫌いでないけど、切り口は脳科学でない。 -
走ると嫌なことを忘れられるんですよね。
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「脳との関係からランニングの絶大な効果を語る」とあるが、科学的知見が詳細に述べられているわけでもなく、氏の小さい時からの経験やフルマラソン出場の顛末等、同じようなことを何回もうだうだ書き連ねている感がぬぐえない退屈な内容。
ランニングが身体や心にとっていいものだということわ解るが、目新しい情報やノウハウは特に見当たらない。 -
心にいいよねランニング。
とにかく、前向きに、
ストレス耐性があがり、
タイムスケジュールも管理できる。
うん。いいよね。