- 講談社 (2016年6月9日発売)
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感想 : 73件
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Amazon.co.jp ・本 (226ページ) / ISBN・EAN: 9784062200738
作品紹介・あらすじ
そいつの名前は秋山璃在。(リアル)ぼくたちの学年で、リアルを知らないやつはいない。なぜって?リアルはすごいやつだから。学年一の人気者。ナンバーワンでオンリーワン。性格は明るくてお調子者。校内でかわいいといわれる女子は、いつもきまってリアルとうわさになる。人気子役との恋がこじれた合唱祭、家族の悲しい過去、いじめ……。ぼくたちは、少しずつちがう。だから支え合える。三人の少年の忘れられない夏の友情物語。
そいつの名前は秋山璃在(リアル)。
スポーツ万能。性格良好。顔がかっこよくて、気もきくから女の子にももてる。勉強も絵も書き初めも、カラオケだって、何をやらせても誰よりもできてしまう学年イチの人気者。幼なじみの渡(わたる)は、平凡な自分と比べて、そんな璃在(リアル)に昔からコンプレックスを感じていた。
しかし、小学5年生の新学期、美しい転校生の来訪によって、運命の日がやってきたのだった。
人気子役との恋がこじれた合唱祭、リアルの家族の悲しい過去、サジへのいじめ……。それぞれ助けあいながら、三人は次第に友情を深めていく。
出席番号一番、秋山璃在。二番、飛鳥井渡。三番、川上サジ。三人ですごした五年生の春と夏の思い出。ぼくたちは、少しずつちがう。だから支え合える。三人の少年の忘れられない夏の友情物語。
みんなの感想まとめ
友情や成長をテーマにした物語は、特に小学校5年生の子供たちにとって心に響く内容です。主人公の秋山璃在は、スポーツや勉強、さらには人間関係においても優れた才能を持つ人気者ですが、幼なじみの渡はそんな彼に...
感想・レビュー・書評
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リアルくんが優しくて。こんな初恋は宝物だね。
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いつも、人気者がどういう気持ちをしているかが分かった
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なんか、いいなあ。
子供に読ませたい。小学校5年生になる、ぼくの子どもに。
道徳な感じもするし、NHKの教育テレビな感じもするし、読みやすくて、小説になってて、面白かった。
友達の良いところばかり見えちゃって、自分に自信がなくなる時ってあるよなあ。 -
リアルって名前なのか。
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何でもできる、みんなの憧れの幼なじみのリアル。
彼がいるとクラスはスムーズに回るし、彼が出てくるとトラブルもスッキリ解決。
そんなリアルだけど実は人には見せない顔がある。それは幼なじみだからこそ知っている。
児童書だからこれでいいのか、私にはわからないが、色々な問題がふわふわしている。
子ども達にとっては重大問題なのかもしれないが、私には子どもだってもう少し現実的ではないか、とも思う。
サジのことは今の社会を反映した話題だった。
リアルの反応もうなずける、良い悪いは別として。
難しい問題だ。
これからの児童書にはLGBTも題材になってくるのかもしれない。 -
小6で泣いた気がする
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勉強も運動もできてみんなの人気者のリアル
幼なじみのアスカは5年生で同じクラスになったことにガッカリしていた。
昔はよく遊んでいたけれど,あるときから話をしなくなった
話し辛いのにリアルはガンガンやってくる
そんなある日転校生サジがやってきた。
サジをいれてリアルとアスカは3人でいることが多くなった。
サジが転校してきた理由
アスカが大人であろうとする理由
LGBTのことにも触れているけれど,それよりも生きていくことが主題なのかなと
よいお話しでした。 -
著者インタビュー
https://news.kodansha.co.jp/20170605_b01
みんなそれぞれ抱えているものがある。
人と比べても意味がないことはわかっていても比べてしまうよね。
でもダメなところではなく、自分の良いところ、人と違うところを見るようになれるといいね。
登場する男の子たちの距離感、深入りせず放っておこう、聞かないことにしておこう、という繊細さが好ましいと感じた。
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最初の方は懐かしい学校生活だったけど、リアルが最後サジとの思い出としてスプーンを渡してあげたり、サジがリアルのために漫才のDVD をリアルの母に渡してあげたりしていて、感動した
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表紙と題名から、少年たちの暗くてリアルな現状が書かれた物語だと勝手に推測してました。
だけどその推測もある意味正解で。
本を読み終えた時には、うまい題名だなと感動さえしました。
クラスの人気者と比較してしまう主人公の気持ち。
「あるある!」と共感することが多かったです。
隣の芝生は青く見えるという言葉のように他人はよく見えてしまうけれど、色々芝生の現状が見えてくるのも大人への一歩前進。
そんなふうに少年たちが少しずつ成長していく姿に感動しました。 -
2021年、読んだ本のNo1。
このタイトルに、様々な意味が込められていて、
凄いなー。と呟いた。
小学5年生のお話と侮ってはいけない。
ほんとうに、リアル=真実。
だから、感動する。
ぜひ、読んでほしい一冊。
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登録もれ。読んだのは多分4~5年前。戸森しるこさんのデビュー作だったのですね。タイトルからストーリーなんて大体わかる!と思っていたけど、よい意味で裏切られる内容だった。
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同級生に何人かはいた「なんでもできる人」。しかし、その人をいつまでも「なんでもできる人」存在にしてしまうまわりの目こそ、実は誤解の元だったりするわけで。誰もが悩みを抱える存在なんです。
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2017年読書感想文課題図書、高学年向。
平凡なぼく、飛鳥井渡(あすかいわたる)と、ぼくの幼馴染で学年一の人気者の秋山璃在(あきやまりある)と、転校生で色白の川上サジの3人の物語。3人で過ごした5年のこの1学期は、3人にとって忘れられないものとなる。
リアルは何でも出来る。ぼくは、リアルが好きだけどリアルが主人公で自分は脇役だと感じていた。それもあって、手放しではリアルと同じクラスになった事を喜べない。
リアルが、担任の甲斐先生を慕っているわけ、ぼくが甲斐先生になつかしさを感じるわけ、サジが転校してきたわけ、またリアルの事となると頑張ってしまうわけ、リアルが毎年七月に入ると雰囲気が変わり7月10日に学校を休むわけ、
それらの答えが読み進めて行くと分かる。泣ける。
サジの感情は、YAや児童書でもここ5年から10年でみられるテーマだ。
小五ってこんなんだっけ?もっと幼いのではないかしらと思ったりもしたが、子どもは周りの期待に応えるし恋もするから、こういうこともあるだろうと思った。
3人はもちろん、リアルの親友野宮や芸能人の藤間やいじめっ子のアルトまでもが愛おしい。 -
隣に住む幼なじみのリアルは、学年イチの人気者。サッカーが得意で成績もよく、見た目もカッコよく明るくお調子者で友達もたくさんいる。そんなリアルと比べられるのが嫌で避けていたのだけれど、5年のクラス替えで同じクラスになってしまった。そこに少し変わった転校生がやって来たのだった。
小学5年生の3人の男子の生活と友情と悩みを書いた物語。キャラクターの肉付けは実に今風に個性的。しかし個性的に描くあまりに、却って今風にステレオタイプになってしまった感じも否めません。あの特性はこちらのキャラクターにあった方が意外性があるのになどとも思ってしまいますが、ここではそんな効果を狙うよりも真っ直ぐに少年たちを描く方がいいのでしょうね。
幼なじみと比べられてしまう、友達のためになにかしたい、身近な人の死と別れ、いじめ、恋心、嫉妬心と自尊心、みんなと違う自分の気持ち。小学生の心の中は意外にも多くのことでいっぱいいっぱいです。
しかしそんなことをおくびに出さずに、何もかもうまく立ち回れてしまう奴がいる。そいつに任せておけば全てきれいに解決する。でもそれでいいのだろうか? 大人の顔をしているあいつは、本当は何を思ってどう感じているのだろう。
自分しかなかった世界に他者が入ってきて、他人のために悩み考えることが始まる。そんな小学5年生の春から夏が爽やかに真っ直ぐ描かれています。 -
身近な存在に対する゛嫌い”とは違う苦手意識や、死に対する想い、いじめやLGBT、などなど思った以上にいろいろなものが盛り込まれていました。すっかり解決した、とは言えないけれど、明るい希望が見える終わり方でした。
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小5男子。何でもできる人気者と、いつも比較してしまう幼馴染みの主人公、そして学年はじめに転校してきた、そんな3人の1学期の日々。
人と比べてしまうしまう心、人を好きになる心、死とは?、いじめをどうする?、、、この1冊に小5男子のリアルがいっぱい詰まっており、タイトルにもなるほどねと思ってしまう。笑ったり悩んだりしながら成長して行く過程が描かれていて、青春だなって思えました。
小5の息子に読ませたかったのに読まず、中1息子が読んで何かしらを感じ取っていた模様。
男子の世界もいいものですね♪ -
すごく良い本!戸森しるこさんは短編しか読んだことなかったけど、新人賞獲得したり読書感想文の課題図書に選定されたのが深くうなづける。
学年の人気者を親友にもつ小5のワタルの目線から描かれるストーリー。友情、恋、家族の死、心の病、ジェンダーレス、、幅広なテーマを素直な少年たちに載せて描く。息子におすすめな作品。 -
成長する少年たちの様子や、友情が育まれていく過程が丁寧に描かれています。どのキャラクターも真っ直ぐで気持ちのいい性格をしていて、悩みながらも互いに相手を思いやる様子に心があたたまりました。
読みやすい文書で、話もテンポ良くすすむので、本が苦手なお子さんも、最後まで飽きずに読み終えることができると思います。小学校中学年〜のお子さんにおすすめです。
著者プロフィール
戸森しるこの作品
