なりたて中学生 上級編

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 54
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062200745

作品紹介・あらすじ

すべての小学6年生に告ぐ! 中学校は、なんだかんだで面白い!!

土矢小学校に通っていたのに、小学校卒業があと間近というタイミングで、親が、いま住んでいるアパートから、ほんのちょっと離れたところに念願のマイホームを建てたものだから、親友の小谷や菱田といっしょに土矢中学校に進学できず、瀬谷中学校に通うことになってしまった成田鉄男=ナリタテツオ。

超アウェイの状況でスタートした中学校生活も、あっという間に夏休みが終わって二学期に。クラスの広報委員であるテツオは、「観察して、取材する」中学生活を送るのが信条。部活や勉強に力を入れ始めた級友たちを、まぶしい思いで観察していたのだが、文化祭シーズンに入り、広報委員会も出店をだすことになって、「観察」どころか、大忙しの日々が始まる。

いっしょに制服の採寸をした杏里も、夏休みの後、どことなーく大人っぽくなってて、「なんだろ? この気持ち」なテツオの学校生活は、それでも変わらず続くのであった――。

ちょっと頼りなくたって、「中学生」なんて、だれでもできるもんやで!

感想・レビュー・書評

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  • この話はてつおという中学一年生の話です。広報委員会のてつおは、文化祭で文化祭のライブ配信することにしました。元々学校だ好きでわない鉄男ですでも文化祭を通して好きになりました とてもおもしろかったです

  • 「世の中には普通なんてないねんで。」

    中学生の時に読みたかったな~。

  • 引越しのため親友と別れ隣の学区の中学校に進学したテツオ
    中学校生活に違和感を感じながら迎えた夏休みには部活見学を
    2学期には広報委員として文化祭をレポートする

    自問自答しながら明らかになった違和感の正体は「不気味」ということ

      違うんや。学校にはなじまんもんと不気味なものがあるんや。

    へたれテツオの2学期を描く関西弁の少年小説、3部作の完結編

  • ああ、どない言うたらええのやろう。
    アカン。オレ、言葉持ってへん。
    悔しいほど持ってへん。
    ー成田

    学校が“なじまん”かったり、“不気味”だったり、テツオはテツオなりによく考えてた。

  • 制服、部活、教科ごとに変わる教師。小学校とは違う環境に放り込まれる不安な気持ち、そして違和感。自分自身が中学生だった頃の気持ちが浮き上がってきた。 bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9…

    (あらすじ)

    土矢小学校に通っていたのに、小学校卒業があと間近というタイミングで、親が、いま住んでいるアパートから、ほんのちょっと離れたところに念願のマイホームを建てたものだから、親友の小谷や菱田といっしょに土矢中学校に進学できず、瀬谷中学校に通うことになってしまった成田鉄男=ナリタテツオ。

    超アウェイの状況でスタートした中学校生活、テツオはなんとかクラスで「広報委員」というポジションを確保し、委員として、いろいろな部活をデジカメを回しながら視察し、記事を書くという大役をおおせつかる。が、「肝心のお前はどうすんねん!」とツッコまれても仕方ない、変わらぬヘタレっぷりで、いっしょに制服を採寸した仲の杏里も、ややあきれ顔。
    あーあ、杏里はどこの部活に入るんかいな――と気になってみたりしながら、初めて数学、英語という「学問」に触れて、その凄みを知ったりして、ちょっと頼りないけれど、初めて尽くしの「中学生」稼業を、よろよろと進行しているのであった!

  • シリーズ。中学生。夏休み。文化祭。中1の夏休みをどう過ごそうかと学校の手引きを読んでみたら、学校に行きたくなったテツオは部活見学部を個人的に立ち上げ、いろいろ見て回ることに。どこか引いてしまう自分をヘンなのか間違っているのかと悩むけど、テツオは素直にいろいろ言って、聞いて、自分なりの腑に落ちるところを見つけていく。やっぱりテツオはいいなぁ。テツオの周りの人たちもいいなぁ。

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著者プロフィール

ひこ・田中 1953年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。1990年『お引越し』で第1回椋鳩十児童文学賞を受賞。97年『ごめん』で第44回産経児童出版文化賞JR賞を受賞。2017年「なりたて中学生」シリーズ(講談社)で、第57回児童文学者協会賞受賞。そのほかの作品に『ぼくは本を読んでいる。』(講談社)、「レッツ」シリーズ(そうえん社)、『大人のための児童文学講座』(徳間書店)、『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』(光文社新書)など。『児童文学書評』主宰。

「2020年 『ネバーウェディングストーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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