風の如く 高杉晋作篇

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 38
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062201070

作品紹介・あらすじ

吉田松陰という師を失っても、松陰の教えを守り続けた村塾の面々。だが、蛤御門の変で久坂玄瑞をはじめ、多くの塾生たちがこの世を去る。諸外国が日本に詰め寄る中、一刻の猶予もならない。なんとか生き残った平九郎は、高杉とともに、日本の未来のため、最後まであがくことを決意する。

感想・レビュー・書評

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  • 奇兵隊を作った人、という認識だった、高杉晋作の活躍ぶりが、興味深かった。
    長州藩内部の権力争いと、逆転劇。そして劣勢を跳ね返す、征長軍との戦いぶり。あまり読んだことのない、長州藩側の詳細も面白かった。
    不利な長州藩が、知恵を駆使して勝利をもぎ取るのは、痛快。

  • 風の如くシリーズ、3作目。高杉晋作編。

    久坂玄瑞が討死にした「蛤御門の変」以後、第一次・第二次長州征討に対して長州はどう抗ったかを描く。

    この激動の幕末の時代を長州側から読んだことがあまりなかったので、このシリーズは3冊を通して非常に興味深く読めた。吉田松陰、久坂玄瑞、そして今回の高杉晋作。風倉平九郎を主眼に置くことによって、あくまでも客観的に彼らを見ることが出来、感情移入しつつも冷静に読むことが出来たように思う。
    これで完結なのか、続くのか。次に平九郎が見定める男の生き様を読んでいきたい気もする。

  • 次は誰だろう?

  • 次も楽しみ

  • 高杉晋作の死に方はこんな病での死に方だったのかなという感が強い。沖田総司ほど、病が前面に出てなく、戦で死んだという勝手な思い込みがあった。

  • 「風の如く」3作目。

    高杉晋作篇という事で、晋作アニキがメインなのですが、
    前2作と比較して、この巻(特に序盤)は平九郎の影が薄い印象です。
    それにしても、長州は幕府や外国を敵にまわし、しかも藩内でも戦いがあって、もう大変な状況です。そら命も縮まりますわな。
    八面六臂の活躍をする晋作も病には勝てず、戊辰戦争に突入する直前でこの巻は終わります。
    なんとなくこれで完結っぽいのですが、どうなのでしょう。。。

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プロフィール

一九六一年、北海道生まれ。九八年に第四回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。「陰陽寮」シリーズや「妖説 源氏物語」シリーズなどの伝奇小説、警察小説「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズ、「軍配者」シリーズ、「北条早雲」シリーズ、「土方歳三 箱館戦争異聞」シリーズなどの時代・歴史小説と、幅広いジャンルで活躍している。

「2018年 『白頭の人 大谷刑部吉継の生涯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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