- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062201506
作品紹介・あらすじ
本書は、膠原病という難病を抱え、発達障害の人が直面する様々な困難と向き合う著者の「日常」を綴ったコミックエッセイです。
40代になって発達障害(アスペルガー症候群、ADHD)を宣告された、さかもと未明氏と宣告をした発達障害臨床の第一人者、星野仁彦先生が、「発達障害の真実」に迫ります。
発達障害と診断されるまで。診断されてから薬物療法や心理療法と取り組みながら、日常をどう過ごしていくのか――世間を騒がせた、「不倫裁判」や「JAL事件」についても赤裸々に描きます。
「空気が読めない人」「困った人」「非コミュ」……そんな社会問題の背景として、近年、ごく身近な問題となった「大人の発達障害」について、著者の体験を通じて理解を深める一冊です。
感想・レビュー・書評
-
泣いたし、心が楽になった
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
精神的な病気の実態が、分かりやすかったのですが、出てくる皆さんが過激な感じなのは、
そういうものなんだろうか… -
アスペルガー症候群と双極性障害(躁鬱病)を抱えた筆者が医者に貢がれ結婚、甘やかしてもらう話。
精神障害の当事者の話は貴重で面白い。
でも普通の精神障害者には王子様なんて現れないので参考にはならないよね。 -
大人の発達障害が知られるようになってきました。
マンガだと、理解するのにとっかかり易いです。当人も周囲の人も、病気のことを知ることが大切だと思いました。 -
キャラが可愛いすぎるけど、
中身は濃かった。
ダンナさんが優しすぎて怖い! -
ガッツリ発達障害とツライ幼少期の合わせ技だと、さすがに生きるのがしんどかったと思うし、それが伝わる内容でした。
この本は苦しんでる当人にはもちろん読んでもらいたいですが、その周りの方たちに読んでもらって、周りの人がツラいように本人もツラくて、みんなが本当に苦労するということを共通認識として欲しいです。 -
2018/09/12読了
-
割れ鍋に綴じ蓋。
どうしようもないときに、これしかない組み合わせで支え合えるのは軌跡みたいなものだなぁと思う。
そして、ここまでではないとは思うし、程度の差はあれど、人は誰しも生きづらさを感じていて、それが当たり前で、尊重される社会になるといい、と思った。 -
読むと不快になることばかり。時間の損だった。
-
庶民離れした生活。ホテルで暮らし、月何十万も使って、思い通りにならないと子どもみたいに駄々をこねて周りに迷惑かけたあげくすぐに死にたいとかいう未明さんに対して、「ムカつく」というところまでは…きっと普通の反応
なのですが、未明さんがそういう自分自身の、普通だったら正当化して誤魔化そうとするゲスな部分をちゃんとすべて余すところなく客観的に描いて、
その奥にある、一番満たされたかった部分の核心を描いているところですね。
本当は、無条件に愛されたい。
著者プロフィール
さかもと未明の作品





