スタンフォード大学 マインドフルネス教室

  • 講談社
3.50
  • (9)
  • (29)
  • (26)
  • (5)
  • (3)
本棚登録 : 373
レビュー : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062201704

作品紹介・あらすじ

意識・価値観を変えれば、あなたの能力はまだまだ伸びる!
エリートの卵たちの魂を揺さぶる感動の授業。

あなたは目の前のことに本当に集中できていますか?   
あなたは相手の言葉に真剣に耳を傾けていますか?
あなたは自分の弱さを人に見せられますか?

その場への集中、相手の価値を見いだすための観察などを通じ、
自分の意識と価値観を変えてゆく。

リーダーシップ、キラーストレスへの対応策など、
その効果が科学的に実証され、
ビジネス界・医療界・教育・子育ての応用でも大注目のマインドフルネスの真髄と実践。


各章に実際のエクササイズも掲載。

第1章 念(Mindfulness)
マインドフルネスとは何か/マインドフルネスの科学的根拠/マインドフル・リーダーシップ/マインドフル・エデュケーション etc.

第2章 初心(Beginners Mind)
自分の「弱さ」を体験する/あるフットボール選手の物語/謙虚さが自分を成長させる/VUCAワールド etc.

第3章 本当の自分(Authenticity)
あなたは誰か/人生の目的を見つける/日本人祖母の話/比較することについて etc.

第4章 絆(Connectedness)
つながりの科学/共感を発達させる/「私たち」という感覚  etc.

第5章 聴く力(The Heart of Listening)
「聴」という文字/聴くという贈り物/間と沈黙/聴く力は優れたリーダーの条件  etc.  

第6章 受容(Acceptance)
「仕方がない」という思想/平静の祈り/森田療法/変化と受容/スティーブ・ジョブズの受容について/手放すということ etc.

第7章 感謝(Gratitude)
感謝と幸せの関係/価値を見いだす知能/病気における感謝/「今はただ感謝だけが残る」 etc.

第8章 義理、人情、責任(Responsibility)
「特権」と「責任」/義理の真の意味/私たちこそリーダーだ/マインドフルネスと社会改革 etc.

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 悩める時ほどこれを手にとり、何度も読み返している。

    ダニエル・ゴールマン著『EQ~こころの知能指数』、マックス・ピカート著『沈黙の世界』、森田療法に関する書籍とセットで読むと、共通点が見出せて、より深い理解に繋がると思う。

    また、ヴィクトール・E・フランクルの名著『夜と霧』が何度も引用されているので、既読の人にはより理解しやすい。渡辺和子シスターの著書にも通ずるものがあり、両方読めば相乗的に理解できる。


  • 特に5章「傾聴」がよかった。

    •会話を支配しない
    •自分の好奇心をおさえる
    •何らかの言葉をフィルターにかけ、メッセージを歪め、異なる視点から考えられなくさせている自身の先入観を暴き出す(ほんの一瞬でも自分の信じているものを捨てる)

  • スタンフォード大学で教鞭をとる著者(日本生まれ米国育ち)による、マインドフルネスの諸要素に関する解説書。

    内容は、著者がスタンフォード大学で行っている授業がベースで、前半は自己と向き合い内省すること、後半は他者と自分との関係性のなかで自分がどうあることが望ましいか考察するという形式をとっている。

    相談援助職としては、人の話を傾聴し共感することの効用というのは一応知っているつもりではいたが、本書のように実践とそれが話し手・聞き手にもたらす効果について詳しく書いてあり、理解が進んだ感じはあります。また、弱さを持つ自分を振り返り、受け入れることが最初に述べられていたこともとてもよく納得できました。

    個人的に残念に思った点は、①マインドフルネスは科学的根拠のある~と所々で言っている割に、研究成果に関する記述が少なく、著者の実体験に関する記述が相当に多かったこと(もちろん研究成果を披露することがメインでないことは承知していますが、どんなevidenceがあるのかは気になる。また、体験談にあまり感情移入できなかったことも一因かもしれない)、②訳後の文章にあまりなじめなかったこと(本書は恐らく、著者が英語で記載したものを別の翻訳者が日本語訳したもの。日本語で馴染みのない言葉が多数並ぶことや、単語の順序の問題なのか、ちょっと読みづらい印象でした)。

  • マインドフルネスを学問的見地から書かれた本。マインドフルネスをある程度知ってから読むとすごくためになる一冊。最初はスタンフォード大学の教授ということでとっつきにくさがあるが、気になる部分を中心に読み進めると、すごく勉強になる一冊である。

  • マインドフルネス奥が深い
    人生達成感が重要だが、最後まで得られないかもしれないと言う悲しい現実を実感した。
    まだ諦めないぞ!

  • 瞑想とは違った。
    自伝と引用が多いが講義の話なので仕方ない。

  • 著者のエピソードや、様々な人のエピソードが語られつつ、マインドフルネスを解説、説明している本。
    本当に授業のように思った。要点がまとめられた、実践的な内容を期待していたがために、少し残念だった。
    また内容が飛び飛びのように感じ、読みづらい文章だった。私の読解力不足のため1年後などに再読してみたいと思う。
    耳と心の目で聴く。とにかく相手の話を聴く。
    傾聴の方法
    ①相手を尊重する
    ②自分は黙る
    ③自分の思い込みを疑う
    ④マインドフルになる

  • マインドフルネスとは

    「今ここ」を大切にすること
    自分の弱さを受け入れること
    他人の弱さを受け入れること
    共感すること
    傾聴すること
    受容すること
    手放すこと
    感謝すること

  • マインドフルネス(念)とは…瞑想の核をなすもの。自分が何者かであるかを探り、自分のいる場所を問いながら、意識を目覚めさせ世界と調和して暮らすこと
    今この瞬間にたいし、気づき目覚めている、人生に深く関わる力。
    「今この瞬間」を大切にする力

    「自分が人生で何を手に入れたいか」ではなく、「人生は自分に何を求めているのか」を追求する。自分の能力を、世界の深いニーズのひとつとマッチさせる。他社との網目の中で考える。

    A...アウェアネス、自分が考えていることを意識し、自分の思い、感情を意識すること
    B...ビーイング、存在すること。批判や何かをしなければならないという考えを辞め、ただ居ること
    C...クリアリティ、自分の生活で起こりつつあることに注意を向け、自分が望むままにではなく、あるがままに物事を見ること

    ヴァルネラビリティ(弱み)を、ストーリー形式で書き出してみる→謙虚さの発見につながる

    本当の自分を知る:自分が何者であるかを知り、自分の考えや感情に目覚め、自覚し、日常生活においてその姿でありつづける。自分の考えや感情を変えようとしたり乗り越えようとしたりしない

    地球上で私の仕事(目的)とはなんだろうかと考える→自分の考えを10分ほど書き出す→それをするのにお金を出してもよいと思うほど私が好きなことは何か→考えを10分間書き出す

    他者との違いを認める:自分は違いを見ていると認めたうえで、その違いが相手の人生経験において重大な意味を持つ可能性があると認識することである。

    よく知っている嫌い、苦手な人物を、家族・友人以外で思い浮かべる→その人と自分の共通点を書き出す→その人について自分がどう感じているか気づく

    聴く
    ほとんどの人は注意が思考で占められ、実は聞いていない。全身全霊で聴く。

    受容
    自分ではどうしようもないことを受け入れ、そのエネルギーを他のことにまわす

    感謝

  • この本には大切なことがたくさん書いてある。マインドフルネスであることは、自己と他者を理解し受け入れること。感謝を抱いて繋がりを感じること。物事をあるがままに見ること。他のなにかになろうとせず、自分自身であること。人とせっするときには傾聴する。相手の、言葉ではない表現を受け入れること。まずは呼吸に意識を向けて生活することを心がけてみようと思う。

全33件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

スタンフォード大学の心理学者。スタンフォード大学ハートフルネス・ラボ創設者。

日本で生まれ、アメリカで育つ。ハーバード大学大学院で臨床心理学博士号を取得。1994年から、東京大学留学生センター・同大学大学院の教育学研究科助教授として教鞭を執る。
その後、アメリカに再び戻り、スタンフォード大学医学部特任教授を務める。現在は、医学部に新設された「Health and Human Performance」(健康と能力開発プログラム)における「リーダーシップ・イノベーション」という新しいプログラム内で、マインドフルネスやEQ理論を通じて、グローバルスキルや多様性を尊重する能力、リーダーシップを磨くすべなどを様々な学部生に指導している。また、「Global Youth Leadership Program」(国際青少年リーダー育成プログラム)のディレクターも務めている。
学外では、米国政府、日本企業、医療・教育機関などでリーダーシップに関するワークショップや講演を行うほか、ヨーロッパ、アジア各国でも講演活動を行っている。

「2019年 『スタンフォード式 最高のリーダーシップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スティーヴン・マーフィ重松の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
リンダ グラット...
ヴィクトール・E...
伊賀 泰代
シーナ・アイエン...
アーノルドベネッ...
有効な右矢印 無効な右矢印

スタンフォード大学 マインドフルネス教室を本棚に登録しているひと

ツイートする
×