夜露姫

著者 :
  • 講談社
3.57
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本棚登録 : 97
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062201728

作品紹介・あらすじ

講談社児童文学新人賞佳作受賞作品!
選考委員会で絶賛された、異色平安ファンタジー!!
令丈ヒロ子氏「光る構成力、瑞々しいセンス。平安の姫への愛がつよく滲み出ています」

時は平安。父親が濡れ衣を着せられ急死し、一人残されてしまった、中納言の姫君は、謎の盗賊にさらわれて……。姫は、姿を男子に替え、名を夜露と改め、夜盗として活躍し始める。美しく鮮やかな京の町を、姿を霧のように消すことができる狭霧丸と夜露が跋扈する。姫と盗賊が繰り広げる、爽快活劇。
凛としながら、平安絵巻のような華やかさもある、22歳大型新人デビュー作!

書店員の方々からも応援コメントを多数頂きました!
「古典モノは“苦手”な方(実は私もそうでした)、“目から鱗がおちます、絶対に!!”」(長谷川書店 茅ヶ崎ネスパ店 永島様)

「えー、子どもだけではもったいない! 今少女も元少女も読みたい!! 平安時代に興味をもってもらえたら『源氏物語』や『枕草子』など…世界が広がっていったら…想像するだけでワクワクしますね!」(くまざわ書店 辻堂湘南モール店 大場様)

「現実の全てを知っていても、まっすぐに生きる狭霧丸と夜露姫。おたがいの強さや優しさに惹かれあう場面が美しく、特別な存在だということが、心地よく伝わります。」(ジュンク堂藤沢店 鈴木様)

「人物の生き生きとした描写がとても印象的でした。性根の悪い貴族をこらしめるストーリーは実に気持ちよく、普段あまり本を読まない人や時代小説になじみのない人でも十分楽しめる作品だと思います。」(ザ・リブレット ヒルズウォーク徳重ガーデンズ店 大塚様)

「平安時代の浮浪の民から、星空や都、生活の様子まで描かれていて、夜露姫の世界観がとてもステキだと感じました。爽快で一気に読んでしまいました。おもしろかったです。」(くまざわ書店 鳴海店 戸倉様)

感想・レビュー・書評

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  • ときは平安時代
    中納言の家柄から落ちぶれて盗賊狭霧丸の仲間になった昌子姫
    夜露と名乗り少年の姿になって父から盗まれた名笛黒鵜の行方を追う

    平安の世をいきいきと躍動する夜露の姿がまぶしい

    第56回(2015年)講談社児童文学新人賞の佳作受賞作品
    (このときの新人賞は『ぼくたちのリアル』だった...惜しい)

    著者は1994年生まれの22歳
    二十歳のときに書いた卒業制作を応募しデビュー作となる

  • NHKラジオの青春アドベンチャーで放送されていたのをきっかけに読んでみた。
    痛快なストーリーで面白く読めた。
    平安時代という舞台設定もユニークでよかった。
    単なる児童文学というだけでなく、平安時代の時代風景もそれなりに描かれている点が好ましい。
    さらっと読める物語を求めている大人にもおすすめ。

  • 平安時代の貴族のお姫様と、政権争いと義賊のお話。さらっと読みやすく、なんとなく先が分かるのだけど面白い。
    2018/10/31

  • 時は平安。父親が濡れ衣を着せられ急死し、一人残されてしまった、中納言の姫君は、謎の盗賊にさらわれて……。姫は、姿を男子に替え、名を夜露と改め、夜盗として活躍し始める。美しく鮮やかな京の町を、姿を霧のように消すことができる狭霧丸と夜露が跋扈する。姫と盗賊が繰り広げる、爽快活劇。

  • 時は平安。父親が濡れ衣を着せられ急死し、一人残されてしまった中納言の姫君は、謎の盗賊にさらわれて…。

    あらすじに爽快活劇とあって、なるほど!ととても納得しました。勢いと、爽快感とこの時代への愛を感じる一品でした。
    一応児童書ジャンルということだからか、用語の注釈が初回時にがっちり入っています。昔は児童書でもそんなのなかった気がするし、正直なところ読みにくくて邪魔でした。。。

  • 中納言の娘の、夜露姫がお父さんを亡くして、夜露姫は、貧乏になって、良い怪盗になります。私は、夜露姫が、怪盗の仲間といっしょに旅をするところが面白くて好きです。

  • 時は平安。中納言の姫君は笛の名手である父と穏やかに暮らしていた。しかし、帝から預かっていた名笛「黒鵜」が何者かに奪われてしまう。その心労から父は亡くなり、一人きりになった姫君は盗賊の一員となり「夜露」として笛を探し出す決意をする。不思議な術を使える盗賊のお頭、狭霧丸は一体何者か、姫は無事に笛を取り返し父の無念を晴らすことができるのか…。

  • 狭霧丸がかっこいいです。
    いつも時代も庶民は生きにくく、富豪の為に世の中はあるのか…と 少し哀しい気持ちに。

    当時のお姫様が好きな時にお風呂にも入れなかった、など知らないこともあり、楽しく読めました。

  • 中納言の姫君は、お年頃なのだが結婚には関心がなく、左大臣の息子蔵人の少将から結婚を申し込まれても、追い返してしまうほどだ。
    姫は、笛の名手である父中納言との暮らしに満足していた。

    桜の頃、帝からお借りしていた名笛「黒鵜」が中納言の屋敷から消えた。
    帝に申し訳なく思った中納言は、心労のため病に臥せって、ついには亡くなってしまった。

    中納言家は落ちぶれ、父の後を追おうと思っていた姫の前に、盗賊の狭霧丸が現われた。
    姫は盗賊の仲間になって、消えた「黒鵜」を探しだし、父の汚名をはらそうと決心した。

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著者プロフィール

1994年東京生まれ。第56回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。デビュー作「夜露姫」はNHKラジオドラマ化された。他に「龍にたずねよ」(以上、講談社)がある。

「2020年 『白き花の姫王 ヴァジュラの剣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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