嘘ですけど、なにか?

著者 :
  • 講談社
3.67
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本棚登録 : 222
レビュー : 67
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062202169

作品紹介・あらすじ

やっと出会えたはずの高級官僚の男は、新幹線爆破テロの発生直後から様子がおかしくなる。怪しんだ彼女が警察に通報すると、待っていたのは自分自身の逮捕だった。「君の言うことは、もう誰も信じない」木内一裕10作目は、完全エンターテインメント大作!

感想・レビュー・書評

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  • 「ふざけるな!」。亜希がイケメン警察官僚に抱いた恋心からあろうことか、殺人事件、新幹線テロ事件に発展し、亜希が指名手配される。しかし、亜希(+α)が警察官僚への復讐計画を立て大成功。記載通りジェットコースター・ストーリーでハラハラしながらも展開が早く、一気読みしました!!。最後の場面、警察官僚の立ち姿には大爆笑。多々、伏線があり、気持ちよく回収。この本は一読の価値ありだと思います。あまり新刊を買わないのですが、本の表紙の女性?のインパクトで購入。えっ、これ、作者?映像化されたら見ると思います!!

  • 著者の作品は初読みでした。

    表紙買いした一冊でしたが、テンポの良い流れは一気に物語の世界に引き込んでくれました。

    出版社で働くアラサー独身OL水嶋亜希とエリート警察官僚の持田隆介の騙し合い。

    もとを辿れば「ジャンボ旅客機で国会議事堂に突っ込んでやる」「爆薬の盗み方ぐらい知っている。飛行機を木っ端微塵にするぐらいわけねえぜ」と酔っ払いに絡まれた持田が「日本の空港のセキュリティをナメるな!」「そんなことができるわけがないだろう。新幹線ならいざ知らず...」と発した言葉から始まった。

    数日後、本当にあの酔っ払いは新幹線で自爆テロを起こす。

    そしてその後に殺される元持田の恋人である西本あやか殺人事件。

    自分が「新幹線」と発してしまった事で自らに危機が及ぶと感じた持田と、持田が西本殺害に関わっていると警察に訴えるも、持田の策略で逆に自らが警察に追われる事になる亜希。

    そんな2人の騙し合いはまさにThis is Entertainment.

    説明
    内容紹介
    やっと出会えたはずの高級官僚の男は、新幹線爆破テロの発生直後から様子がおかしくなる。怪しんだ彼女が警察に通報すると、待っていたのは自分自身の逮捕だった。木内一裕10作目は、完全エンターテインメント大作!


    やっと出会えたはずの高級官僚の男は、新幹線爆破テロの発生直後から様子がおかしくなる。怪しんだ彼女が警察に通報すると、待っていたのは自分自身の逮捕だった。「君の言うことは、もう誰も信じない」木内一裕10作目は、完全エンターテインメント大作!
    著者について
    木内 一裕
    1960年、福岡生まれ。2004年、『藁の楯』(2013年映画化)でデビュー。他著に『水の中の犬』『アウト&アウト』『キッド』『デッドボール』『神様の贈り物』『喧嘩猿』『バードドッグ』『不愉快犯』がある。

  • 嘘をつく方が悪いのか、嘘をつかれる方が悪いのか?
    人はみんな大なり小なり嘘をつく。
    子供が咄嗟につく嘘は可愛いものが多いけれど、大人がつく嘘は果たして…?

    主人公の女性・亜希は平然と嘘をつく。
    けれどそれは自分の利益のためや相手を傷つけるためのものではなく、相手を束の間ハッピーにするもの…物は言いようである。
    とにかく事をスムーズに進めるため次から次へと嘘をつく頭の回転の速い女性だ。
    こんな女性を敵に回すと部が悪いのに、そうとは気付かずまんまと丸め込まれてしまう間抜けな男達。
    亜希がタイトルのセリフを言いながらほくそ笑んでいる姿が目に浮かぶ。

    どんなトラブルも機転を利かせてサクッと回避する彼女といい話の展開といい、最後まで爽快感漂うスカッとする物語だった。

  • 面白った!一気読み!
    テンポが良く、興味をそそる展開で飽きない。
    何んとなく笑えるし、でも真面目にストーリーは進んでいく所が絶妙な感じがする。
    ラストは思ったとうり。だが読書後の爽快感が良かった!私はオススメします!

  •  主人公の一人水嶋亜希(32歳独身、文芸編集者)は、本編の中で「わたしのウソは相手を束の間のハッピーにさせる。そしてそのウソはバレたことは今まで一度もなかった」と言っています。彼女の言動は「正義の嘘」なのでしょうね。
     ある日の夜、帰宅途中に交通事故に巻き込まれそうになった時に背の高いスーツ姿の男が亜希を救ってくれた。そのお礼に「生ビールでも一杯奢らせて下さい」と思い切って言ってみると、男は快く受けてくれたのです。
     気を良くした「亜希の口元に大きな笑みが拡がった。頭の中で、大聖堂の鐘が鳴り響いたように感じた」と書いています。なるほどと思わずクククッと笑ってしまいました。
     そんな事があってから、帯に書いているような事態に発展していくのです。
     物語の進行とスピード感は、会話の形式を多用しているので読み易い。
     装丁の女性の何だか意味ありげな笑みは、小説を読み始めた頃の表情なら、この笑みが最後まで絶えなかったのかと思いながら読み進めると、次の展開の場面が早く読みたくなるのです。実におもしろい!

  • 軽くサクッと読めた感じ。もうちょっと重い内容でもよかった。

  • 面白かった!これぞエンタメ。主人公は編集者の32歳独身女性 亜希。運命的な出会いを果たした高級官僚 待田の様子がテロ事件以後怪しい。通報したら亜希が逮捕されて…

    特に好きなシーン
    ①警察に逮捕された際の取り調べ。亜希の口達者さ!頭の回転の速さ、推理力に追い詰められる警察官。

    ②スマートの極みだった待田がおバカになっていくサマ。待田の他、亜希がお守りを任された作家の息子の八郎兵衛や、亜希の担当作家 如月先生も面白い。みんな頭が良くてかっこいい亜希の虜に。おバカな彼らを憎めない。

    ③終盤の八郎兵衛の行動!爆笑必至。

  • 木内さん初読。

    とてもエンターテイメントな小説でした。

    はじめは主人公の痛快さが面白かったですが、どんどん大きな事件になって色んな人が出てきて…というドタバタ感。でも読みやすかった。一気にいける。

    映像化したら面白いだろうなぁって思いました。

  • ドタバタ。

  • 途中から自滅していく犯人にはがっかりだぜ
    でも・・・表紙の女の子が可愛い
    タイトル通り嘘を友好的に使うサマが小気味よい
    十分楽しめる本です(一気に読んでしまった)

    基本最高得点を★★★3個にしています

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著者プロフィール

1960年、福岡生まれ。2004年、『藁の楯』(2013年映画化)でデビュー。他著に『水の中の犬』『アウト&アウト』『キッド』『デッドボール』『神様の贈り物』『喧嘩猿』『バードドッグ』『不愉快犯』『嘘ですけど、なにか?』『飛べないカラス』『小麦の法廷』がある。

「2020年 『ドッグレース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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