継続捜査ゼミ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 275
レビュー : 55
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062202398

作品紹介・あらすじ

史上もっとも美しい捜査チーム誕生!
かつてない新感覚・警察小説!!

元ノンキャリ刑事の大学教授と少数精鋭のイマドキ女子大生が挑むのは、継続捜査案件、つまり「未解決事件(コールドケース)」。キャンパスで起こる様々な事件は、やがて、ある大事件に結びつき……。

感想・レビュー・書評

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  • 今野敏さんは「隠蔽捜査」シリーズを愛読しております。
    多作な作家で、ものすごく色々なタイプの作品があるんですが~
    これもちょっと変わり種。
    女子大のゼミで、未解決事件を研究するという。

    警察学校の校長だった小早川は、退職後に女子大の准教授となります。
    そこで担当したのは、捜査のやり方がどういうものかを実際のケースを題材に勉強するというクラス。
    旧知の現職警官が未解決事件の資料を見せてくれます。
    ‥って、いいのか?(笑)
    もちろん小さい事件なのですが、ゼミの中での検討が解決の糸口にもなるという、夢のある展開。

    女子大生たちは若々しくて頭がよく、ちょっと変なことをやらかしても、さわやか。身長やら得意なことなどのタイプの違いが描かれています。
    さほど深刻ではない事件で、淡々と話が進むので、読んでいて疲れない。
    そういうのが読みたい気分の時にはいいかな~という印象でした。

  • ちょっと変わった設定で、大学のゼミで未解決事件を扱うという作品
    展開自体はオーソドックスな感じでした

    ゼミ生の個性がもう少し強ければ、印象も違ったと思います
    可もなく不可もなくと言った印象です

  • 先に継続捜査ゼミ2を読んでいたのですが、後先になっていても充分楽しめました。
    今野さんの作品は基本的に主人公が真っ直ぐな性格で共感できる部分が多いので、そして後味もスッキリなので安心して読めるのと、自分はこれでいいんだという気持ちになることが多いのでとても好きです。

  • 警察を辞めた小早川があるきっかけで、女子大の教授になり、自分のゼミで未解決事件を取り上げることから、物語は始まる。ゼミのメンバーは全部で5人。プラス近所の警察官や、未解決事件の担当の警察官が関わり合いながら、15年前の強盗殺人事件の謎に迫っていく。メインになるのは15年前の未解決事件だが、大学内で起こる身近な事件も組み込んであり、日常の謎ものなのか、安楽椅子探偵ものなのか、何とも微妙な内容。主人公の小早川も今野敏作品ではおなじみの堅物で、新鮮さもなく、やはり「微妙」の一言に尽きる。

  • 未解決事件をゼミ生が解決、有り得ないと思いつつ面白く読めました。ただゼミ生5人の区別が・・・。それぞれに得意分野があるのに麻由美以外印象に残らなかったです(誰が何時の方向に座るとかどうでもいい~)
    それと、メキシコ料理を食べながら事件の話をするって守秘義務もあったもんじゃないなと。

  • 2つの小さな事件と全体の軸としての大きな事件に区分される
    小さな事件を詳細に書きすぎなのか大きな事件が大雑把すぎるのか、殺人事件があっけなく終わって肩透かし。真相がそんなもの?って安易すぎてなぜ継続捜査になったのかが疑問になるレベルなのが残念でした
    5人の女子大生も個性がいまいちでちゃんと全員を個別認識する前に本編読み終えてしまいました

  • 元警察学校校長の大学教授と女子大生(瀬戸麻由美、安達蘭子、戸田蓮、加藤梓、西野楓)の未解決事件を解決するお話。 
    この大学教授も元捜査一課の刑事、女子大生もそれぞれ普通じゃ身につけてないような「ヲ」の知識を身に着けております。 
    15年前に発生し、未解決案件だった老夫婦殺人事件をゼミの演習課題とし、捜査を進めます。 
    その間に大学内で起こった騒動も見事解決。 
    ん~どうも人物描写が(特に女子大生の・・・)今ひとつ。 
    読んでいて誰が誰だかわからなくなります。 なので彼女たちのフルネームは頭に叩き込んでおいてください(笑)
    サクッと読むには良い一冊かも知れません。 シリーズ化を狙った余韻の終わりですがどうでしょう?ちょっと難しいかな?
    海外ドラマであれば 第1シーズンでキャンセル? かも? 
    ☆2つ 

  • 警察学校校長が定年退職後女子大学の准教授となりゼミで継続捜査をする話。
    ゼミの生徒が5人ほど、それぞれキャラクター設定がされているけど魅力的でなく15年前の殺人事件を捜査していくのも、学生が捜査できるわけないので警察官の活躍もなく面白さがなかった。残念だった。

  • <要>
    著者今野敏覧さんの作品の多くは絶妙な会話文で成り立っている。
    今作では,女子大生が何人か集まったゼミの場で,担当准教授を交えて論議する場面が何度かある。その時の会話文の中には,もう途中から誰がしゃべっているのか見分け(聴き分け?)が付かなくなっているのもある。でもそれでも違和感など無くどんどん読み進めてしまう。要するに誰がしゃべっていても良い会話内容にして書いてあるのだ。流石に発言が女子大生なのか准教授なのかはハッキリ区別がつく様にはなってはいるが,この事は本をよどみなくスムースに読める,というメリットなのだと思う。
    この会話文の ”妙” が今野敏覧作品の大いなる特長なのだろう。
    さて今作お話は凄く面白かった。既に続巻があるらしいので早速そちらに取り掛かる算段を始めよう。

  • 2020年9月21日
    設定が面白い。
    女学生が15年前の事件の真相をあばく。
    一気に読めた。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年にデビュー。警察小説の人気シリーズを数多く手がける。99年より空手道今野塾を主宰、臨場感溢れる武道小説にも定評がある。2006年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。『マル暴甘糟』『マル暴総監』『男たちのワイングラス』ほか著書多数。

「2021年 『文庫 処断 潜入捜査 <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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