島の風は、季節の名前。 旧暦と暮らす沖縄

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 16
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062202411

作品紹介・あらすじ

島には、二十四節気の名を持つ風が吹く──。
神々が住む島、ゆったりと時が流れ、神秘の力を抱く沖縄は、意外にも旧暦の暮らしが強く根づいている土地柄。
『日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―』などで知られ、沖縄にルーツをもつ著者が、
風や雨、海や緑が教えてくれる島の季節や風物、行事、旬の幸や南国の生き物たちなど、
沖縄のさまざまな表情を、旧暦の十二ヵ月にそって細やかに綴ります。
写真は、妻であり写真家の當麻 妙。二人で足を運び、見つめ、感じ、温めてきた現地での暮らし。
言いならわしにこめられた島の知恵、自然のうつろいを慈しみながら、
日々を気持ちよく生きるヒントがつまった、美しいフォトブックになりました。
ガイドブックには載らない、祈りや祝い、命が満ちる沖縄を、
その物語が息づく写真とともにゆっくりと味わえる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 旧暦の十二か月の島の風に載せて、沖縄の自然や生活、行事、
    風習等を、エッセイ風な文と鮮やかに彩る写真で綴る。
    沖縄の二十四節気一覧、主な参考文献有り。サイトのブログ等も。
    沖縄には、島という環境に風が大きく影響しています。
    二十四節気の名を持つ沖縄の風。
    風を感じながら、季節の移ろいと共に変化する自然と生活。
    それは、沖縄独特のもの、他地域(本土・中国等)と同じもの、
    同じようで違う、違うようで根本は同じ・・・自然に根付いた民俗。
    トゥシビー(生年祝い)やシチグヮチ(盆)、数々の祭り等を紹介。
    自作のの詩とさり気ない言葉、自然と表情豊かな写真が清々しい。
    島を囲む大いなる海に想いを馳せ、自然を感じる生活を過ごす、
    こわい風吹(台風)だって天の恵み。豊かな水を与えてくれる。
    自然に添った沖縄の生活の様子をゆるやかな時間と共に
    味合わせてくれます。

  • 沖縄っていうと、南国リゾート、首里城、戦争とか思い浮かぶけど
    ここに書かれているのは、おばぁがいる、先祖がいる故郷って感じです
    賑やかなハーリーも、ここでは静かなイメージです
    生活の時間っていうんでしょうか

    自分の故郷もこんな本があったらいいと思います
    昔から伝わるお祭りや、街道、食べ物とかね
    文章では、おばあちゃんがインタビューで答えた本があったっけ
    写真集&エッセイって形が多くの人に楽しんでもらえると思うんだ

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著者プロフィール

詩人。二〇〇四年『心を縫う』でデビュー。詩集に『くさまくら』、『歌』、『島ぬ恋』、『生きようと生きるほうへ』(丸山豊賞)。ほか『希望はいつも当たり前の言葉で語られる』など著書多数。近刊に『三十三センチの時間』。

「2020年 『いまきみがきみであることを』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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