もう一つの「バルス」 -宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代-

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 65
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062202435

作品紹介・あらすじ

あの名シーン「バルス」には
もう一つのアイデアが存在した。
宮崎駿監督の姿を間近で見続けた著者が
『天空の城ラピュタ』誕生30年に
初めて明かす名作アニメの創作秘話。

宮崎駿監督は口にする
「この作品が失敗したら、次回作はありません」
スタジオジブリ創設第1作にして、
会社の存亡がかかった『天空の城ラピュタ』。
日本が空前のバブル景気に沸きかえる中、
宮崎監督と多くのアニメーターたちは、
どのようにプレッシャーと闘い、情熱を注いだのか。
これまでほとんど語られたことのなかった
スタジオ内での監督の素顔、制作過程、
作品考察を交えて描くスタジオジブリの10ヵ月。
フィルム完成から公開までわずか10日!
そのギリギリのドラマがついに書籍化!

ジブリファン、アニメファンだけでなく、
多くの人にオススメしたい感動のノンフィクション!

感想・レビュー・書評

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  • 『天空の城ラピュタ』誕生までの10ヵ月。
    知られざる「スタジオジブリ」のドラマ!

    宮崎駿監督の姿を間近で見続けた著者が名作誕生30年にして初めて明かす監督、スタッフの青春と情熱!

    感動ノンフィクション!!

  • ジブリ作品の中で一番大好きな天空の城ラピュタ。
    スタジオジブリ創立第1作にして会社の存亡がかかった中でスタッフさんたちの戦う様子にワクワク。また小さな矛盾も乗り物、背景の絵一つにもいろんな宮崎監督の思いが詰まっていることがわかり、何度みてもいろんな発見ができそうな気がした。大変な世界だけど、スタッフさんが羨ましい。

  • あの時代を過ごした、更に本当のアニメ好きには楽しい本

  • 作り手しかしらない、可能性の海原。

  • ラピュタ作成当時から、携わっていた著者

    ラピュタの数多くの裏話も聞けて、とても楽しかったとともに、自分が思っているよりも、奥深い物語なのだと思った。

    ラピュタを見たくなった!
    今週末、見ようかな。

  • 著者はジブリ開業時から、編集として製作に携わってきた。
    そのため仕事をする宮崎駿を、永く傍で見ている。
    絵コンテを朝10時から深夜まで、昼食と夕食以外ずっと折りたたみ椅子に胡坐をかき、チェリーを何箱も吸いながら、ひたすら書き続ける監督を尊敬の眼差しで見る著者。
    ラピュタ完成まで、一日も休まず、朝一でスタジオに入り、最後に帰る若しくはそこで寝る生活。誰に指示されるでもなく、自分でそう決めた著者。こんな人達が日本のアニメを支えているのであろう。
    有り難いことである。
    つい先日宮崎駿は3年前の引退を撤回し、新作長編を作ることを発表した。筆を折ることは出来ないんですね。

  • 2016年10月刊。スタジオジブリの長編第1作『天空の城ラピュタ』の制作現場の舞台裏。30年経った今、制作進行を務めた筆者が当時を活き活きと語る。ラピュタ好きは一読の価値あり。ことあるごとに「ねえ木原君」と呼びかける宮崎駿氏の丁寧な言葉遣いが印象的。

    ◆【引用メモ】この頃の宮崎さんの口癖は、「木原君、この作品は失敗できないんですよ」だった。(p.42)◆僕は人間のドラマを除けば『天空の城ラピュタ』はフラップター(空中海賊ドーラ一家が有する小型飛行艇)のアニメ化のために作られた映画だと思っている。(p.74)

  • ジブリアニメ『天空の城ラピュタ』(2016年は公開30周年)に特化した、制作から公開まで、宮崎駿監督と仕事をすることを目標に情熱を燃やした著者の視点から、2時間4分にわたる映画の制作過程のドラマが語られている。

    読後は思わずアニメを見てしまったくらい、もう一度見たくなるようなネタがあり、よりラピュタを深く見ることが出来ると思う。

    何故、ジブリのアニメは何度見てもあきないのか、その理由を探求されている方にはおススメと思います。

  • 裏側もの、それもジブリ、それもラピュタ!専門的な事は分かりませんが、個人的には楽しみました。
    月並みですが、たくさんの方々の驚くような努力であのようなすごい作品がうみだされて楽しませて頂いているんだと改めて感謝。楽しんでる最中は作品に夢中でついつい忘れてしまうのですが…

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著者プロフィール

木原浩勝(きはら・ひろかつ)
1960年、兵庫県生まれ。大阪芸術大学卒業。83年、アニメ制作会社トップクラフト、パンメディアを経て設立したてのスタジオジブリに入社。『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』などの制作に関わる。90年、スタジオジブリ退社後、『新・耳・袋』で作家デビュー。以降、「新耳袋」「九十九怪談」「現世怪談」などのシリーズ作品、「禁忌楼」などの怪談作品を発表している。また、怪談トークライブ「新耳袋」やラジオ番組「怪談ラジオ~怖い水曜日」なども好評を博している。その他、書籍・ムックの企画・構成・執筆も行い、『空想科学読本』『このマンガがすごい!』『ゴジラ 東宝特撮未発表資料アーカイブ』などの作品がある。「モノ作り」に関する講演活動を日本のみならず海外でも広く行っている。最新刊にスタジオジブリでの「となりのトトロ」制作デスク時代を語った『ふたりのトトロ ―宮崎駿と『となりのトトロ』の時代―』がある。

「2018年 『増補改訂版 もう一つの「バルス」 ―宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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