受験のNEWカリスマが伝授! 子どものやる気を引き出す ゲーミフィケーション勉強法

  • 講談社
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本棚登録 : 40
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062202602

作品紹介・あらすじ

いま注目のカリスマ学習塾《「勉強のやり方」を教える塾・プラスティー》が編み出した「ゲーミフィケーション勉強法」。子どもがゲームに熱中する要素や感覚、モチベーションを勉強へ取り入れてあげれば、やる気も面白さも増して、成績がぐんぐん伸びます。いままで誰も考案できなかった驚異のオリジナル・メソッドのノウハウと実例を、受験勉強のニューカリスマの3人が徹底的に解説します。
勉強はムリしてやるものではありません。ゲームのように楽しめば達成感も成績UPも得られます。もはやゲームは受験や勉強の敵ではありません。
お子さんの受験を控えたお父さんお母さん、そして先生たち、必読の一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 人がゲームにハマる仕組みを転用してゲーム外に活かすことを、ゲーミフィケーションという。この本ではそれを教育に活かそうというわけだ。

    『人には必ずやる気スイッチがあります。やる気スイッチはタイプ毎に適切な方法で押さないと機能しません。あなたのタイプを診断し、あなたが活力に溢れて動き出すやる気スイッチを押す方法を教えます』
    要はこういう話。なんと魅力的な内容だろう。

    何を楽しいと感じる(モチベーションの源泉)タイプかを知る診断と、タイプ毎のやる気スイッチを押す事例紹介で構成されており、やる気スイッチを押す方法にゲーム要素を使おうというわけだ。

    お子さんのやる気スイッチを押したい人もいるだろう。
    生徒さんのやる気スイッチを押したい人もいるだろう。
    自分のやる気スイッチを押したい人もいるだろう。

    この本は、そんなニーズに応える具体的な回答を示している。

    人がやる気を出した方が良い場面は、勉強だけではない。
    僕の仕事である就労支援の現場も利用者のモチベーション維持が課題になることは少なくない。「変わるためにやりたい」と歩み始めた就労への道がいつの間にか「やらねばならぬ」ことに変わっていく。
    そんな時に彼らを支える仕組みをゲーミフィケーションで作ることはできないか。ゲーム化で支援の質は向上するのか。支援のゲーム化は利用者の幸せに貢献するのか。という問いをたて、並行して関連書籍を読んでいる。引き続き、ゲーム×支援を考えていきたい。

  • [台東区図書館]

    「AERA with Kids (アエラ ウィズ キッズ) 2017年 07 月号」で"ゲーミフィケーション勉強法"の引用元として紹介されていた本。暗記したいものがある時、「ドアに貼って、答えられなければドアを開けられない」などのゲーム要素を取り入れてなどの紹介があったので本書も読んでみることにした。

    簡単にいうと、子どものタイプに合わせてその子にあった対応をしてあげる、というもので、そこだけ聞くと目新しいものはない。し、子どもの分類の内容もそれほど画期的というわけではないが、その考え方、接し方の各所に"ゲーム的要素"を多少入れているのが目新しく思うところ。

    あとは当たり前なんだけれど、タイプごとに接し方を変えたりミックスしたりするのも大事だけれど、タイプに固執しない、そして子供のタイプは決して一つではないし、恒久的でもない、ということ。わかっていてもそれを常に念頭において、「まだできないのは、自分にあった勉強法が見つからないだけ!」を信じて試行錯誤、模索していくことが肝心。

    ■勉強時間
    P30&31にあった、習慣を振り返るために、一週間の生活習慣を見直してみようという記入例が参考になった(笑)何しろ勉強時間5時間!この通り実行すれば5時間なんていう驚異的!な数字が実現できるんだ??常に時間がないと思い、このような生活習慣振り返りが大事だと思いつつも重い腰をあげないのは、結局マズい点が分かっても「どうすればいいのか」具体的な目指すべき目標ペースが分からないだろうと思っていたから。実際には実現不可能だとしても22:30就寝なら無理ではない案のはず。控えておこう。

    Ex. 起床(~6:00)、勉強(漢字6:30→7:00)、朝食(7:00-8:00)、学校(8:00-16:00)、勉強(塾で自習16:00~17:00)、勉強(塾授業17:00~19:30)、夕食(19:30~20:30)、入浴(20:30~21:00+α)、勉強(算数ドリル5枚21:30~22:30)、就寝(22:30~)

    ■分類4タイプ
    恐らく息子は、、、「ソーシャライザー」+「エクスプローラー」?アチーバーやキラーの要素ももちろん全くないわけではないけれど、下手すると勉強に関してはどの分類でもないくらいに、"薄さ"を感じるところ。ここにいわゆる、「アチーバー」×「キラー」要素満載でありながら、「エクスプローラー」&「ソーシャライザー」の要素も交えた私が関わろうというのだから、、、そりゃしっくりこないだろうなぁ(笑)

    ・「アチーバー」タイプ…「成し遂げる人」。目標達成に対する喜びを感じ、自分から行動し、成し遂げるまで粘り強く努力する力があるが、目標があいまいだったり、あまりに高いとやる気が起きない。
    →プチ達成感を積み重ねすると〇。やるべきことを細分化して着実に1つづつクリア。
    →気が散る時はタイマー。課題ごとに制限時間を決めて取り組むと新記録達成も目指し効率も上がる。
    →必ず達成できる課題からスタートし、「努力した結果が出て良かったね」など、目標の達成ができたことをしっかりとオーバーにほめて、自信を与えること。目標から逆算して、やるべきことをしっかりと伝えること。

    ・「エクスプローラー」タイプ…「探検する人」。順位よりも新たな発見が大事。
    →作業を始めてみるとその気になる脳を活かして、ダラダラをシャットアウト。得意な科目から始めてみる。
    →嫌いな科目は気が散りやすいので、「好き」と「嫌い」セットにし、"嫌いな科目から始める"「サンドイッチ方式」で。
    →得意なことをとことん伸ばして、ほかのものも同じようにがんばれば伸びることを伝える。苦手な科目に得意なことを活かすような指導をした。国語が得意で算数が苦手なら、文章題の理解は速いので配点の大きい問題を解けるようにしたり、理社も興味を持てる分野から優先的に読み込んだりする。

    ・「キラー」タイプ…「敵を倒す人」。相手を倒すことや競争して優位に立つことに楽しみを感じるタイプ。ランキングに興味があり、特に意識する相手には負けたくないと強く思っている。
    →家族に宣言したり、自分で約束事を作って、自分を追い込む。
    →隔離された自習室ではなく、競える存在が感じられるような自習室がベスト。仮想ライバルを設定して切磋琢磨を。
    →授業も課題も宿題も、誰かと競えばエンジンがかかる。

    ・「ソーシャライザー」タイプ…「社会に参加する人」。仲間と一緒に何かをすることに楽しさを感じる。自分を強くすることよりも多くの人との交流自体がモチベーションの源となる。
    →つい誘惑されてしまうものは前もって遠ざける。
    →カフェやちょっとした休憩室のようなスペースで仲良しの友達と取り組んだ方が効果が上がる子も。
    →1人で自習する部屋や、講師室の近くで常時講師の目の届く自習室などよりも、友達と一緒に相談しながら勉強できるように、多少声を出していい自習室などがおススメ。一緒に勉強する仲間がいると心を落ち着けて長時間頑張れる。

    ■必勝勉強法
    ・「復習サンドイッチ」…①授業が始まる前の1分間、前回の授業でやった内容を復習する、②授業が終わった後の1分間、授業でやった内容を復習する
    →ある高校で実践したところ、クラス全員が受けた全国模試の平均偏差値が69に。

    ・「消える化ノート術」…授業中のノートで、重要なところはオレンジ(赤)色のペンで書く。

    ・「復習は1週間前に3回!」…短期記憶を長期記憶にするには、脳の忘却曲線を元に、忘れる前にその日、次の日、週末と最低3回。

    ・「返し縫い記憶法」…1ページ毎に、[覚える+2回確認テスト]できる方法でやると定着しやすい。
    具体的には、、、1ページ目(①2分で覚えて1分で確認テスト)→2ページ目(①2分で覚えて1分で確認テスト)→1ページ目(②1分で確認テスト)→3ページ目(①2分で覚えて1分で確認テスト)→2ページ目(②1分で確認テスト)→4ページ(①2分で覚えて1分で確認テスト)→3ページ目(②1分で確認テスト)→5ページ目(①2分で覚えて1分で確認テスト)→4ページ目(②1分で確認テスト)→…

    ・「暗記ドア」…覚えたい内容を付箋に書いて、家中のドアに貼っておく。質問に正解しないと開けることが出来ないために必死になって覚えられる。他にも覚えたいことを録音してお風呂に入っている時に聞くと、「声に出す」+「耳から聞く」ことで記憶しやすくなる。

  • なるほど面白い!
    ゲームをやるように勉強すればはかどるという勉強法。
    アチーバー、エクスプローラー、キラー、ソーシャライザーの4つのタイプに分けてやる気を引き出す方法です。私は典型的なアチーバータイプだとわかりました。チェックリスト作って消していくとはかどるのは、アチーバータイプだったからなのかも。続けていきたいと思います。

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著者プロフィール

プラスティー教育研究所代表取締役

「2019年 『〔清水式〕 高校受験に勝つ45の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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