老衰死 大切な身内の穏やかな最期のために

  • 講談社
3.63
  • (5)
  • (3)
  • (6)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 76
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062203074

作品紹介・あらすじ

大きな反響を呼んだNHKスペシャルの書籍化! 
急激にこの10年で増加している「老衰死」。
国が調査をすれば、中高年の91%が延命拒否と判明!
老衰死とは何か、知ってみませんか? 自分のために大切な身内のために。 

自然な老衰死がいちばん苦しくないと、「平穏死」を提唱する石飛幸三医師。その看取りの現場で、老衰死を迎えるご本人とその家族にも取材したドキュメントパート。そして、「老衰死とは何か」「老衰死は苦しくないのか」などについてアメリカからスウェーデンまで、世界最前線の老年科学で明らかにしていくサイエンスパートが合体。

看取られる本人にとって苦しまない穏やかな最期とは何かが納得でき、身内の介護、将来の不安にはっきり応える1冊です。
ナレーション担当の樹木希林さんも、「最期はこんなかたちで迎えられたら最高ね」と述べています。

石飛医師が「老いや死は負けではない」「自然な死がいちばん楽」などと、日々の積み重ねから生まれたメッセージも紹介。「また、クオリティー・オブ・デス=「死の質」を重視した福祉先進国での最期まで快適な時間を過ごすポイントも大きなヒントに。
番組は、ドイツで開催された国際的なテレビ番組のコンクール、ワールド・メディア・フェスティバルで入賞も果たしました。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 表題にもなっていますが「大切な身内の穏やかな最後のために」
    この本をお勧めします。
    この本を読んで、母と父を看取った時に無理に食べさせた事を思い出した。
    「食べさせないから死ぬのではない。死ぬのだから食べないのだ」
    その当時は老衰死の過程で「食べなくなる」そして「眠り続ける」事を
    知らなかった。
    幸せな最期のために尽力する石飛医師は言う
    「自然の摂理のなかで迎える老衰の最期は、穏やかなこと、精一杯生きて、やがていのちの火が自然と細くなって消えていく。それが一番楽な方法なのだ。死は抗うものではない。受け入れるものだと」
    私も延命治療は望まない。無理に食べさせないように家族に言っておこう。

  • 「個人の意思を尊重」「延命治療にエビデンスはない」「苦しむ時間を長引かせる延命は不要」「老衰死は苦しくない」…。使命感に基づいた丁寧な取材で説得力あり。最近近親者を看取り,年老いた両親を持つ自分にとっていい本に出会ったと思う。

  • 興味のある内容で勉強になるし、気持ちの持ち方が楽になる。

  • さすがNHK
    ナラティブとサイエンスのバランスが絶妙

  •  父が亡くなった後に読んだけれど、もっと早く読むべきだったと後悔しています。これを読んでいれば、もっと違う形で父をおくることができたのではないかと思います。

     延命治療はしない、それは決めていたけれど、それだけではいけない。無知というものは怖い。

     おおくの人に読んでもらいたい本です。

  • 2階書架 : W 050/NHK : 3410163035

  • 穏やかなる死、苦痛の少ない死、自然のシステムに逆らわず寿命を全うしていくことに焦点を当てた新しい視点の本。為になった

  • 主に経済的困窮により「生活の質 QOL(Quality of Life)」 の向上は望めないのに、「死の質 QOD(Quality of Death)」ときたもんだ。
    世界の「死の質」ランキング、日本は14位(これでも近年ランクアップしたらしい、画像は2012年)。
    老衰の定義は専門家でも難しいとのこと、枯れるように死にたい、は果たして可能なのか。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

キラーストレス(PART.1)監修。ストレスが原因の突然死、慢性病、精神疾患の増加が注目を浴びる中、ストレスに苦しむ人たちに有効な対処法を伝えようと企画を立ち上げる。2016年にNHKスペシャル「シリーズ キラーストレス」を放送、大きな反響を得た。

「2017年 『「キラーストレス」から心と体を守る! マインドフルネス&コーピング実践CDブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

NHKスペシャル取材班の作品

ツイートする
×