生まれつきの女王蜂はいない DNAだけでは決まらない遺伝子の使い道

著者 :
  • 講談社
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感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062203234

作品紹介・あらすじ

PART1
世界一わかりやすいDNAの授業
三毛猫とクローンと女王蜂

第1章 ゲノムってなに?
DNA、遺伝子、そしてゲノム
医療現場で使われるゲノム情報
遺伝子組み換え生物って大丈夫?

第2章 遺伝子の指揮者、エピゲノム
ロイヤルゼリーの謎
親の愛情とエピゲノム
クローンて何?
シマウマの縞模様の謎

PART2
DNAをめぐるTALK
「え?そうだったんですか?」
対談 
齋藤薫 (美容ジャーナリスト エッセイスト)
下地恒毅(新潟大名誉教授)
山下伶(クロマチックハモニカ奏者)
小林章一(株式会社アルビオン代表取締役社長)

エピローグ
エピジェネティクス研究との出会い

感想・レビュー・書評

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  • 面白く勉強になった。そして読みやすい。

    マウスのストレス耐性スイッチオンオフで変わる母親の生育態度とか
    クローン猫のCCちゃん、ギンブナほぼクローンとかとか

    頑固な人に偉い人とってあまりいないというのが印象に残ってます。

  • 研究の世界でも上に行く人は、常識に囚われず、柔軟である。新しい事を受け入れる姿勢が大事。常識と思ってることは意外と簡単に覆される

    同じ遺伝子でも、環境要因によってそれが、発現する場合としない場合がある。
    環境要因によって、発現スイッチがオンオフになる。だから、一卵性の双子でも性格や容姿がかわってく。

    ネグレクトのネズミの子どもを、ケアするネズミが育てた時、その子どもが親になるとケアする。ネグレクトネズミはグルココルチコイド遺伝子の発現量が少なく(遺伝子によって抑制される)ストレス耐性ができにくいが、ケアネズミは発現量が多く、ストレス耐性が生まれる。ケアネズミに育てられたネズミは発現量が多くなる。

    DNA鑑定で人を特定するときは、DNA配列を調べる。配列反復の繰り返しが現場のDNAの と犯人のが同じかどうか。

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著者プロフィール

九州大学 生体防御医学研究所 助教 エピゲノム制御学分野
 (獣医師・医学博士) 麻布大学獣医学部生の時に雌性発生するギンブナの研究をおこない、大学院から発癌機構の研究を始め、九州大学に異動するまでの11年間、東京大学医科学研究所、米国癌研究所(NCI)、理化学研究所で癌研究に従事。その間にUHRF1をDNAメチル化を認識するタンパク質として世界に先駆けて同定した。現在は、エピジェネティック発現機構に関わるタンパク質の解析から、エピジェネティクスのより深い理解を目指している。

「2016年 『生まれつきの女王蜂はいない DNAだけでは決まらない遺伝子の使い道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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