紙の城

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 159
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062203302

感想・レビュー・書評

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  • 堂場瞬一とは違った切り口でスッキリした。勧善懲悪がステレオタイプかも。

  • 何年か後には新聞紙無くなるのかな。さみしい。

  • 有能な女性記者とか、美人副社長と関係を持ってる、とかベタな登場人物が多いように感じられて冷めた気持ちで読みました。

  • ミッドナイトジャーナルがまあまあ良かったので、借りました。インアクティブというIT企業が、アーバンテレビ株を買うと見せかけ、東洋新聞の買収を画策してきた。新聞社内の反対派がなんとか買収を阻止しようと社長の轟木を探る。東洋新聞はどうなるのかー、っていう話。キャラクター話よくて緊迫感もあったけど、買収話自体が興味のない内容だったので正直どっちに転んでもいいけど、と思ってしまいました。

  • 新聞はやっぱり紙がいいな

  • 新聞は先細りだなあとは実感しています
    定期購読者は高齢者ばかりのような
    ネットニュースの速さにはかなわないですけれど
    無責任なコメントが横行しているような気がします
    新聞が正義だとは思えませんが他の媒体よりましかなあと応援しています
    新聞記者出身の筆者の物語にとてもリアリティーを感じ引き込まれて読みました
    ≪ 紙の城 もろいけれども 守る人 ≫

  • 2017.4 新聞界の苦悩ですね。

  • IT企業がテレビ局の株を買占めにかかるが、真の目的は子会社である東洋新聞であった。IT企業で画策するのは、学生時代に新聞配達員をしていた元東洋新聞記者。テレビ局は新聞社を見放し、株を譲渡しようとするが・・・
    新聞社、またそれらを取り巻く旧制度(新聞社間協定、記者クラブ制度、軽減税率など)に対しての話は珍しいものではないが、“もし新聞社が90年代からインターネット戦略を掲げていたら、ポータルサイトは・・・”という推測にはなるほどなと。
    IT会社によるマスコミ買収とくれば、ライブドアによるニッポン放送→フジテレビの買収騒動を思い出すが、そのせいもあり、実在する人物の顔が浮かぶことも。筆者が元サンケイ新聞の記者ということも面白い。

  • 新聞社とIT企業。

  • 2017-12,02.12

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著者プロフィール

1965年、神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、スポーツ紙記者として活躍。2009年『ノーバディノウズ』が松本清張賞候補となりデビュー。2017年『ミッドナイト・ジャーナル』で吉川英治文学新人賞を受賞。2018年『傍流の記者』で直木三十五賞候補。著書に『四十過ぎたら出世が仕事』(祥伝社刊)『友を待つ』(祥伝社文庫)など多数。

「2023年 『あかり野牧場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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