本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062203418
作品紹介・あらすじ
近未来。地球は正体不明の異星人『敵(エネミーズ)』の前に、絶望的な戦局を強いられていた。“月落下作戦”───。人類滅亡確実と思われたその最終局面から世界を救ったのは、たった一人の少年・神代カイルだった。“世界最弱の救世主(ミニマム・ワン)”と呼ばれ人類の希望となったその少年は、量子力学による波動関数の収束を利用した、「あらゆる可能性を選び取る力」を持っていたのだ。だが、少年はその日以降、人類の前から姿を消す。
それから3年。世界に残された唯一の戦闘要塞都市・アラヤシキに、記憶を失ったカイルが姿を現す。彼はギルドレと呼ばれる弱小部隊に所属し、エネミーズに対抗する力を持つ、ドローンパイロットと呼ばれる生体メカ兵器を使う少年少女たちとともに、再び戦いに身を投じることになるが……?
感想・レビュー・書評
-
世界は「敵 エネミーズ」の出現によって戦闘を繰り広げていた。
そんな時現れた記憶喪失の主人公、神代カイル。
彼の持つ不思議な力に、救世主の出現を思わせる。
SF科学バトル物かなと思います。
「文豪ストレイドックス」の原作、朝霧カフカの作品だけに、安定の面白さでした。
異能力というか、この物語では、科学で説明できる力。
主人公の力は、量子力学の世界で「観測効果による波動関数の選択的収束」。
「シュレイディンガーの猫」の話なども出ていて、物体が起こす行動のあらゆる確率から「選択」できる能力。
地味なようで、無敵じゃん?と思わせる力です。
エネミーズが昆虫の姿をしているのですが、結構グロい戦いが繰り広げられています。
学園友情モノでもあります。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全3件中 1 - 3件を表示