輝ける場所を探して 裸でも生きる3 ダッカからジョグジャ、そしてコロンボへ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 151
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062203616

作品紹介・あらすじ

再びはじまる
新しい途上国での挑戦。
不格好な珍道中が教えてくれる
夢の道の歩き方がここにある。

起業から10年。
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」
という理念とともに、日本、台湾、香港で
28店舗を展開するまでになったマザーハウス。

代表・山口絵理子がバングラデシュ・ネパールに次ぐ
挑戦の舞台に選んだ国は、インドネシアとスリランカだった。

小さな村の職人たちのプライドを呼び覚まし、
土地に受け継がれる線細工の伝統工芸を
世界に通用するジュエリーへと導く姿を
リアルに綴った感動実話。

<こんな方におすすめです>
◎新たな一歩を踏み出す勇気がほしい
◎自分の個性を活かした生き方がしたい
◎社会とつながる仕事がしたい

<「裸でも生きる」とは?>
「途上国」という日本と全く異なる環境の中で、
マザーハウスを起業するまで、
そして起業後、時に涙しながらも様々な壁を乗り越えながら成長していく物語。
これまでのバングラデシュ編、ネパール編に続き、
今回綴られるのは、インドネシアとスリランカ。
ゼロからジュエリーを作りあげていく挑戦の物語です。

感想・レビュー・書評

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  • バングラデシュ産のジュードという生地を使った鞄の売り上げが好調に伸び行く中、次に着眼した国がインドネシア。バングラとは異なる文化、国民性、職人さんの仕事に対する向き合い方。苦戦しながら、それでもこの国にしかない特産を世に広めることに全力を注ぐ山口さんの姿が鮮明に書かれている一冊。『やってみないとわからない』をモットーに、そして『0から1を生み出す』ことを生きがいとして活き活きと異国の地で新たな商品開拓に励む山口さんは、きっとMOTHER HOUSEを創立する宿命を背負って世の中に生まれてきたんだろうなぁと感嘆するばかり。この人は生涯私にとって憧れの存在です。

  • インドネシアのジョクジャカルタで、伝統工芸である銀細工との出会い。
    そしてそこからオリジナルの金細工へ。

    石の国スリランカのコロンボで、豊富な石を加工して作るジュエリー。

    マザーハウスでジュエリーを取り扱うようになるまでのお話。

    山口さんが様々国の幸福の価値観に触れ、生活のための銀細工ではなく、ものづくりに純粋に取り組む職人さんや

  • マザーハウスを立ち上げた著者による第3弾。今回はインドネシア、スリランカでのジュエリー事業立ち上げにフォーカス。
    先般第2弾を読破した際、著者のその後が気になり購入した。今までのドタバタこそなくなったが、会社が順調に立ち上がっているなか事業ポートフォリオを広げるべく、貪欲に0から1を産もうとする著者の姿勢は健在。清々しく読ませて頂いた。個人的に今回興味深かったのはインドネシアの2人の職人。同じインドネシア人でありながら、スタイルの全く異なる2人の職人。インドネシア人といえば○○だと型にはめがちだが、人によって性格やスタイルが違うのは万国共通なのだという当たり前のことを再認識した次第。

  • 1、2を読まずに読んだのですが、それでも面白く読めました。
    考え方、行動力が本当に素敵で、こうやって生きれたらどんなに素敵だろうと思います。
    持ち前の行動力でインドネシアのジョグジャカルタへ行き、その中での奮闘が特に素敵でした。
    奮闘の中での気づきが素晴らしく、一人のシンプルな欲求から人の幸せが連鎖するというような内容のことが刺さりました。
    やりたいという気持ちで商品を作り上げ、それが人の幸せになるということは、分かりそうで意外と気付かないことだと思います。
    また、自分の夢を追いかける過程で誰かの夢を実現できることは、自分自身の夢の実現よりも遥かに大きい喜びを与えてくれることを知ったということも書かれており、もう、深くて語彙力無くしました。笑
    サンクスイベントでのムギさんの笑顔も素敵で痺れました。
    山口さんは本当に自分のやりたいことをやって、それが社会の為になっているという、素敵な広がりを見せている方だと感じました。
    他の作品も読みたいと思うのと同時に、リアルタイムでも山口さんを追っていきたい、山口さん自身の魅力に大変惹かれました。

  • バングラデシュで途上国発信のバッグを作ることから始まった山口さんのストーリー第3弾。バングラデシュのバッグ、ネパールのストールに続き、今後はインドネシアとスリランカでのジュエリー制作のストーリー。マザーハウスは現状に満足せず、どんどん挑戦・進化を続けている。
    山口さんが現場で0からリサーチ、職人との交渉・サンプル作り、自らも修行をする信念は創業時から全く変わらなくて、心から尊敬する。合理化・AI化時代の今、こういうやり方をとやかく言う人もいるかもしれないが、山口さんの信念に共感する人が世界中にいて、山口さんを応援している。きっと皆、合理化しすぎて味気ないこの世界で何か人の手・心を感じるモノを求めているのだと思う。
    ”多様性を表現する””人間の手でしか表現できないモノや価値を一つでも多く、この世界に残していきたい”という山口さんの言葉が強く心に残った。

  • 凄い。とても良く考えられる人だ。そして、誰よりも感じられる人だ。そして、正しいことが自分の尺度でブレない人だ。勉強になった。何回も泣きそうになった

  • 山口絵理子さんの本は、いつもながら元気をもらえる。

  • 裸でも生きる1、2の続編であり、今回の舞台はインドネシアとスリランカ。今までバングラデシュやネパールでモノづくりに挑戦してきたが、モノづくりを通してその国の文化、歴史、経済、政治、教育等、本当にあらゆる側面のことを学ぶ事ができる改めて感じた。現地の素材と技術を使ってモノづくりをする職人は、自分の仕事に誇りを持っており、そんな職人と真剣にぶつかり合いながら最高のモノを生み出す経験は、世界中でモノづくりをする醍醐味だと思った。
    また、本書は「何事もやってみないとわからない」「ゼロから1を生み出す」「途上国の可能性を証明する」といった絵里子さんの性格や理念が色濃く出ている場面が多く、山口絵里子という人間を表現した集大成であると感じた。

  • パワーを貰いました。この人はずっと、そして相変わらず、とどまらないことを選択し続けている人なのだと思いました。

    信じられないような裏切りや、呆れ返るような他人の行動に飛びついて(?)、無理だった、ということも簡単なのに、それをしない。ショックを受けても、打ちのめされても、そのままでいることを選ばない。本当に、大事な姿勢だと思いました。

  • マザーハウス代表兼デザイナーの山口絵理子氏が綴る奮闘記の第三弾。

    起業から10年を迎えたものの、山口さんが相変わらず「0から1をつくる」ことに情熱を燃やしているようすが伝わってきて嬉しくなった。

    『裸でも生きる』を一冊目から読んでいると、山口さんが涙を流す(流しそうになる)場面に多く遭遇するが、本作ではそれが悔し涙ではなく嬉し涙のように読める箇所がたくさんあった気がした。
    起業当初は、上手くいかないことや思うように進まないことに対する情けなさからくる涙、そして様々な理不尽や裏切りに直面したときの絶望的な涙をたくさん流してきた印象だったが、本作では山口さん自身が想い描く世界が少し垣間見えた瞬間に「泣きそうになった」ことが多いな、という印象を受けた。
    それは、山口さん自身が持っている信念に愚直に向き合ってきたプロセスの表れだと思うし、そんな山口さんに共感した世界中の人たちの努力の賜物であるとも思う。

    「途上国から世界に通用するブランドをつくる。」という理念の実現に向け、マザーハウスが一歩ずつ進んでいると確信できる一冊。

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著者プロフィール

やまぐち・えりこ
1981年埼玉県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、バングラデシュBRAC大学院開発学部修士課程修了。大学のインターン時代、ワシントン国際機関で途上国援助の矛盾を感じ、当時アジア最貧国バングラデシュに渡り日本人初の大学院生になる。「必要なのは施しではなく先進国との対等な経済活動」という考えで23歳で起業を決意。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げ、株式会社マザーハウスを設立。バングラデシュ、ネパール、インドネシアの自社工場・工房でジュート(麻)やレザーのバッグ、ストール、ジュエリーなどのデザイン・生産を行っている。2016年現在、日本、台湾、香港などで28店舗を展開している。Young Global Leaders(YGL) 2008選出。ハーバード・ビジネス・スクールクラブ・オブ・ジャパン アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2012受賞。毎日放送「情熱大陸」などに出演。著書に『裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣戦記』『裸でも生きる2 Keep walking 私は歩き続ける』『自分思考』(いずれも講談社+α文庫)。

「2016年 『輝ける場所を探して 裸でも生きる3 ダッカからジョグジャ、そしてコロンボへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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