戦始末

著者 :
  • 講談社
3.21
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本棚登録 : 50
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062203876

作品紹介・あらすじ

この負け戦の始末、俺がつけてやる――。

関ヶ原で体勢が決しながら敵前突破を図った「島津の退き口」。窮地に陥った織田信長を救い、秀吉の出世の足がかりとなった戦国のオールスター殿戦「金ケ崎の退き口」……。
負け戦――しんがりでどう振る舞えるかで男の価値は決まる。

戦国で最も過酷な戦を描く、注目若手作家の7番勝負!

登場武将と戦:島津義弘(関ヶ原)/柴田勝政(賤ヶ岳)/馬場信春(長篠・設楽原)/堀秀政(小牧・長久手)/石田三成(関ヶ原)/羽柴秀吉(金ケ崎)/高橋紹運(岩屋城)

感想・レビュー・書評

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  • 2019.4.4完了
    まぁ可もなく不可もなく。
    丁度いいという感じ。
    時代については周知されていることなどで特に掘り下げることもないが、馬場民部の章は悲しかった。
    長篠の悲劇は心に響く、武田贔屓としては。

  • 読了⭐︎3(2019.10冊目)
    「戦始末」矢野隆著

    秀吉始まりの戦の日々を、三成が始末をつける。
    三成への話の布石みたいに思えた。

    最近この手の歴史上無名に近い人物、戦の作品が多く見かける。エンターテイメント性が高く、大物が脇を固めるからこそ、自由に主人公が描かれてると思う。
    逆に歴史物と考えると大河的なものより、人の心の機微が描かれてイイなと。

    最終の三成の自分への自己反省はありそうでなかったから、短いのに三成像がよく出ていた。

  • しんがりは辛い

  • 殿軍短編集  秀吉で始まり、三成で終わる。  堀秀政のエピソード「四方の器」が好き 

  • 石田三成がもっと長く生きたら世の中は変わったのだろうか?己を見つめ直しもっと早く、人の情を理解すれば何か変わったのだろうか。素晴らしく人間くさい人物で非常に魅力を感じる。

  • 矢野隆の戦国物で金ヶ崎、長篠、秀吉vs勝家等の各戦いの敗軍のストーリー化の短編集で面白く読めた

  • 負け戦さで、最後に撤収する任に当たる部隊を殿軍という。
    主たる戦力が主君とともに撤退する時間を稼ぐと共に、また自らも生き延び、次の戦に備えることを期待される、非常に厳しい戦いを強いられることとなる。
    多くは、自らの命を失ってしまうが、首尾よく撤収を行うことができれば、その鮮やかな手口は非常な誉ともなる。
    本書は、織田の家臣であったた頃の秀吉の殿軍から、西軍を率いて戦った石田三成の敗戦まで、その殿軍の将にフォーカスして書かれた作品集。
    後世に残る伝説の負け方、周りから切り離され最後に打ち取られる厳しい負け方。
    その何れもに、様々なドラマがあったのだ。

  • 馬場信春、堀秀政、島津義弘、高橋紹運ら、時代小説の主人公になることの少ない武将らを主として描く。
    主人公の内面世界を過度に感傷的に描く傾向があるものの、一気に読んでしまったのだから、きっと面白かったのだ。

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著者プロフィール

1976年福岡県生まれ。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。その後、『無頼(ぶら)無頼(ぶら)ッ!』『兇』『勝負(ガチ)!』など、ニューウェーブ時代小説と呼ばれる作品を手がける。また、『戦国BASARA3 伊達政宗の章』『NARUTO-ナルト- シカマル新伝』といった、ゲームやコミックのノベライズ作品も執筆して注目される。他の著書に『弁天の夢 白浪五人男異聞』『清正を破った男』『生きる故』『我が名は秀秋』『戦始末』『鬼神』『山よ奔れ』『大ぼら吹きの城』『朝嵐』『至誠の残滓』『源匣記 獲生伝』『とんちき 耕書堂青春譜 』などがある。

「2021年 『戦百景 長篠の戦い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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