しあわせな死の桜

著者 :
  • 講談社
3.09
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本棚登録 : 70
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062203883

作品紹介・あらすじ

『このミステリーがすごい! 2017年版』国内編第1位『涙香迷宮』の竹本健治が贈る、軽やかにして深遠なミステリの精華12篇。非日常への裂け目はすぐそばにある。優美な文章で綴られる、奇想と幻想が入り交じり、妖しい夢のような綺譚がずらり。待望の「トリック芸者」シリーズ最新短編「いなか・の・じけん篇」を書き下ろし収録! まさに最高水準の短編集。ミステリ評論家・千街晶之氏による懇切な解説も必読。

感想・レビュー・書評

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  • 碁の話と羊の王はさっぱりわからない。表題作はミステリではない気がするが結構好き。

  • 図書館で借りた本。
    短編集。どれもこれもふわふわとして捉えどころがない話ばかりでした。ぼんやりとした終わり方も多く、未熟な読者の私には難解でした。わかりやすく白黒はっきりして欲しい人(自分)が読んではいけない本だったかもしれない。

  • トリロジの「明かりの消えた部屋で」と「ブラッディ・マリーの謎」が収録されてると知って手に取りました。
    この2作以外にも、ジャンルのバラエティー豊かなラインナップで面白かった。
    (トリロジ全編、他の作家先生方の作品も本の形にしてほしいんですけれど、後半が箇条書きの形と知ってなるほど…本にしづらいわけだ…と納得。でも本にして欲しい…)

  • 竹本健治の各シリーズをつまみ食いできる短編集。本格ミステリを期待する人には全く向かない、幻想小説の色合いが濃い。同種同族で凝り固まった界隈内で、住人が目新しいモノを求めていたら、こういうのが受けて、門外漢は置いてきぼりになる。
    幻想小説として読むならオススメ。

  • 【収録作品】夢の街/彼ら/依存のお茶会/妖かしと碁を打つ話/羊の王/瑠璃と紅玉の女王/明かりの消えた部屋で/ブラッディ・マリーの謎/妙子、消沈す。/トリック芸者/いなか・の・じけん篇/漂流カーペット/しあわせな死の桜

  • 2018.1.10読了 3冊目

  • 第三短編集(連作短編集を除く)。
    犯人当てや幻想ミステリーやシリーズの番外編など、様々な趣向の作品が並んでいる。やはり犯人当てが面白かったが、かなり異色な『漂流カーペット』のアイデアに惹かれた。割り切れない話が数編入っているのはいつもの事で、それでもこの短編集は分かり易い方だろう。全部ひっくるめて満足出来た。

  • 『このミス2017』国内編第1位 『涙香迷宮』の竹本健治が贈る、軽やかにして深遠なミステリの精華12篇。

    磨き抜かれたことばは、鏡となってあなたの悪夢を映し出す。

  • 短編集。幻想あり、ミステリあり、これまでのシリーズに繋がりのあるものも多くて、読み応えたっぷりです。
    お気に入りは「トリック芸者 いなか・の・じけん篇」。なんてったって久々のトリック芸者シリーズ! 懐かしいなあ「そこはそれ」。この一言は最強ですよねえ。
    「漂流カーペット」も面白かったです。ううむ、まさかあのネタだったとは! 一見ナンセンスだけどしっかりミステリな部分もあって素敵です。
    そして表題作「しあわせな死の桜」。この作品がラストで、このイメージのままこの一冊が終わるのはなんとも素敵な読後感でした。幻想的なイメージが印象的です。

  • 久々に竹本健治を読んだけど、やはりユーモアミステリ系(実際おきてるのはけっこうエグイ殺人だったりするけど)どうも合わない。
    「瑠璃と紅玉の女王」「羊の王」は印象に残った。

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著者プロフィール

1954年兵庫県生まれ。
大学在学中にデビュー作『匣の中の失楽』を伝説の探偵小説専門誌「幻影城」に連載し、1978年に幻影城より刊行。日本のミステリ界に衝撃を与えた。
以来、ミステリ・SF・ホラーと幅広く活躍し、ファンから熱狂的支持を受けている。
また天才囲碁棋士・牧場智久を探偵役としたミステリ長編『涙香迷宮』で「このミステリーがすごい!」2017年版国内編第1位、第17回本格ミステリ大賞に輝く。近著に『狐火の辻』がある。

「2020年 『これはミステリではない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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