- 講談社 (2017年1月24日発売)
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感想 : 70件
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Amazon.co.jp ・本 (266ページ) / ISBN・EAN: 9784062203951
作品紹介・あらすじ
現代を代表する人気歌人であり評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍する著者による最新エッセイ集。無邪気になれなかった子供時代、何もなかった青春、そして大人になっても未だ世界とうまく折り合えない日常をユーモアを込めて描く、魅力のエッセイ62篇
現代を代表する人気歌人であり、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍する著者による最新エッセイ集。無邪気になれなかった子供時代、何もなかった青春、そして大人になっても未だ世界とうまく折り合えない日常をユーモアを込めて描く、魅力のエッセイ62篇
みんなの感想まとめ
心の中にある過去の苦悩や葛藤をユーモアを交えながら描いたエッセイ集は、思わず共感を呼び起こします。著者は、無邪気さを失った子供時代や、何もない青春を振り返りながら、日常の中でのさまざまな出来事を軽やか...
感想・レビュー・書評
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ほっと肩の力を抜きたいとき、穂村弘さんのエッセイを読みたくなるのだと思う。苦手なこと、避けてきたこと、失敗とか。見たくも振り返りたくもない過去にあえて触れることは痛々しくも感じるが、そうやって自分を自覚することが前進の一歩ではと思わされました。
弱みを強みに変えるというか。自分には、共感と安心感だと思う。是非、短歌も読んでみたいです。
コンプレックスと葛藤、奮闘される姿に必死さを感じ、勇気をもらえました。
今まで読んだものより、シビアで真面目な部分が見られしんみりきた章があった。
学生時代片思いの女子と賭けをしたという「片思い」。片思いの子と秘密を共有したなんて、なかなか青春しているなぁ、ちょっと意外(失礼)だった。
地域猫と飼い猫の行動パターンの違いを元に描かれた「行動パターン」が印象的でした。生まれた時代、生きている世界が違う以上行動パターンの合意はあり得ない。
個人的にふと気づいた。今、トップで流れる悲しいニュース。妥協点、合意はあり得なかったのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歌人である著者がユーモラスたっぷりに日常や若かれし時の思い出をつづったエッセイ集。
こころがポカポカに温まります! -
現代を代表する人気歌人であり評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍する著者による最新エッセイ集。無邪気になれなかった子供時代、何もなかった青春、そして大人になっても未だ世界とうまく折り合えない日常をユーモアを込めて描く、魅力のエッセイ62篇
「講談社BOOK倶楽部」内容紹介より
ことばって目にするだけで人を幸福にもどん底に突き落としたりもするんだなとあたらめて思う. -
劣等感を話のネタにする人は少なくない。
自分のレベルをあらかじめ低めに設定すると、
確かに生活上のハードル(世間の目とか)も、跨いでいけるほど楽になる。
(ただし格好は良くないけれど。)
穂村さんは大変才能があり、常識的な紳士であるにも拘らず、なぜかハードルを最低位置まで下げるようなエッセイを書く。(本書もいつもと同様)
でも、それは楽に生きるが為の強かな策じゃなく、
そうなのだから、そう書かざるを得ないのだ。
すべてが眩しい程の本音。
書きたい事があるから作家になる、ばかりじゃなく、
書きたい事がなくても作家になってもいいんじゃないかなぁ?
活きた言葉が独り歩きしてくようなエッセイ、今回も楽しかった。 -
いつも共感する話が凄く多い穂村さんのエッセイ!今回も「わかるわ~(^.^)」の連続♪年代も住んでいる所も全然違うのに、なんでだろう~?(^^;)
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北海道新聞に掲載されたエッセイを中心にまとめた1冊。
家にインターネットを引くのがめんどうで、原稿を送るために毎日のように近所のネットカフェに通っていた、というエピソードに苦笑。
その後の便利さはわかってる。
わかってるけど、目先の手続きのめんどくささに勝てない。ああ、私とおんなじだ…。
日常生活の中でたびたび感じる「あちゃー、こんなはずじゃなかったのに…」と思う瞬間を言葉にしてくれるのが親近感を感じる理由なのだと思います。
新聞というメディアを意識してか、ほむらさんにしては落ち着いた内容かも。
けらけら笑うよりも、我が身を振り返らせてくれる文章が多かった気がします。 -
相変わらず独特な自虐と、ノスタルジーを感じる文章。読んですっきりするとか、温かい気持ちになるというのとは違うんだけれど、確かな中毒性がある気がする。自分は穂村さんのようでなくてよかったな、と思う反面憧れたりもする。
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図書館本
『にょっ記』シリーズが良かったので、またエッセイを手に取る。
なんか前読んだものより荒ぶっている⁈と思ったら、最初だけだった。
奥様との会話が楽しい。仲良し夫婦で、2人の視点が面白い。
表題作の《野良猫を尊敬した日》は、なんて詩的な表現だろうと思っていたら、相変わらずの弱々エピソードだった。そこが素晴らしく、人間味あふれているのがイイ。 -
穂村さんの、主に北海道新聞に掲載されたエッセイをまとめたもの。穂村さんの感じ方はいつも面白い。特に若者と老齢の世代間には境界がある、というのに共感しました。
「不審者に似た人」想像して笑いました。なぜこんなに笑わせてくれるんだろう… -
新聞のコラムが集まって本になったもの。
最初に天職のはなしがあって、
本当に天職についた人はそれをしていなかったら
自殺してしまうと断言しちゃうほど
“うまれつき”のものなんだなっていう考えに
とても共感した。 -
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この本と出会えてよかったなあと、もしかしたら初めて思ったかもしれない。
そのくらいエッセイひとつひとつに人間味が溢れてて、共感できて、自分の形にならない気持ちをこんなに上手に言葉にしてくださって有難うという気持ちになる(笑)
このままでいいんだな〜自分だけじゃないんだな〜、と、暖まった。
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共感と安堵。そうなんだよ。こういうことなんだよ。よくぞ言ってくれましたと共感し、仲間に出会えて安堵する。私にとってそんな本です。
でも、実名は出ていないにしても、こんなに身近な人のこと暴露しちゃって大丈夫なの?と思ったりもします。著者自身のこともだけれど。
相変わらずツボな描写満載で、吹き出してしまうので、人前では恥ずかしくて読めません。 -
穂村弘さんを知ったのは『まばたき』という絵本で。
11年前に岩崎書店から上梓された絵本はテキストと酒井駒子さんの時とたまたまそこに居合わせた少女との瞬間を封じめた美しくも切ないもの。
圧巻の結末に息を呑んだ。
穂村弘さんが歌人として、エッセイストとして、絵本の翻訳家として活躍してきたことをつい最近まで知らなかった。
『まばたき』のことをいろいろな方にお話しし話題にしてきた中でお一方、「ああ、穂村弘さんのテキストなんだ」と穂村さんのお書きになるものを読んでこられた方がいらした。
その時にもう少しつっこんで穂村弘さんがどんな仕事をされているのか伺っておいてその著作を手にしていたらきっと日々の暮らしの中に心地良い微風が吹き込んでくるような思いを味わう機会が持てたのだろうな、と思わせてくれるようなエッセイ集でした。
2010年から2016年にかけて主に北海道新聞に掲載されたエッセイを纏めた本書の上梓は2017年。
かつてはよく手にしていたエッセイ中から遠ざかっていた頃のことです。
手の届かない上質な暮らしの開陳、突拍子もない冒険の記録、丁寧で手間暇かけた暮らしの実戦、食通であるという自負で書かれたものなどなど。
当時それらを心から楽しめない感じがありました。
初めて読んだ穂村弘さんのエッセイは存分に楽しいものでした。
気取り、衒いのない人となりが心地良い。 -
図書館にて借りる、第390弾。
(田尻町図書館にて借りる、第72弾。)
安定の穂村弘。流石、ほむほむ。
10年もネットを繋がず、その都度漫画喫茶に行くとか流石だとしか言いようがない。
しかし、その感覚が穂村弘を穂村弘として支えているのでなかろうか、と思う。
サクサク読めて、面白かったなぁと幸せな気分にしてくれる。
星は3.7とする。
あと、本書のような明らかに利用者の少ないであろう図書を購入してくれる図書館の偉大さよ。何か予約するの申し訳ないよ。 -
(2022/6/10読了)
穂村さんは、エッセイを2015年に『にょにょにょっ記』と、短編集に含まれた本を何冊か読んでいる。
こちらの本、いや〜面白かった。
穂村さん、そこまで自分をさらけ出しちゃっていいの?って感じ。
性別が違うのに、共感することばかり。私も"頭でっかちで心ちび"。上手いこと言うなぁ。
穂村さんの生まれ年を見たら、なんとひとつ違い。
世代による共感もあるんだろうな。
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いつもの穂村節。自意識過剰で情けなくて、可笑しい。
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この人のゆるさに安らぐ。
ただ時々ドキッとする事書いてあるから気が抜けない。 -
自虐というのでもない、弱さ、ダメさを直視でき、その悔しさも直視できるのは歌人だからかな。
[more]<blockquote>P24 それが最後の会話になるから、ちゃんと目を見て話せ
P202 何の悪気もない心からの言葉たちだ。現実の表面がぺろっと剥けて、その素顔が現れる瞬間はおそろしい。でも隠されたままというのも、別の意味でおそろしいのだ。</blockquote> -
いつもの作品よりもなんとなく元気がなくて卑屈さが増したような…?気のせいかな。
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現代を代表する人気歌人であり、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍する著者による最新エッセイ集。無邪気になれなかった子供時代、何もなかった青春、そして大人になっても未だ世界とうまく折り合えない日常をユーモアを込めて描く、魅力のエッセイ62篇
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相変わらず自意識過剰で、世間とほんの少しずれていて、変わる気があるんだかないんだか、変えたいんだかそのままでいたいんだかさっぱりわからない穂村さんぶりにおかしみがにじみ出ている。今作は、いままで以上に共感する部分が多くて、うれしいのか情けないのか、思わず苦笑が浮かんでしまう。読者としては、意気込むことなく穂村路線をゆるゆる歩んでいただきたいと願う一冊でもある。
著者プロフィール
穂村弘の作品
