ヨーコさんの“言葉” わけがわからん

  • 講談社
3.86
  • (8)
  • (15)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 118
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062204613

作品紹介・あらすじ

大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの“言葉”」ついに第3弾刊行! 
300万部突破、大ベストセラー絵本『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子さんによるエッセイは、痛快で心を貫く言葉であふれています。ヨーコさんの世界観にぴったりだと大好評の北村裕花さんの250点近いイラストも、オールカラーで収録。

第1話の「神の手」は、芸術家やテニス選手のような神の手を持つ人と凡人の差を、意外な視点から分析。第2話「言葉」では、芸能人から詩人、ヨーコさん本人まで、別れの言葉のオンパレード。本作を読むと、別れの言葉はそんな軽々しく言ってはいけないと思うはず。第5話は「うるさいわね」。母子の関係は今やきれいごとが取り払われ、毒親呼ばわりされる始末。そんなヨーコさんも母親への憎悪を赤裸々に綴る。がしかし意外な結末が。表題作の「わけがわからん」はヨーコさんの夫婦観。ヨーコさんがあっと驚く1+1じゃない夫婦の絆が語られる。バッグ選びで一生後悔するヨーコさんがいる第6章の「私はどちらも選べなかった」。そして第9章では、ヨーコさんの人生の終い方が描かれます。 

第1作、第2作で寄せられた読者のみなさんの感想には、「友人や肉親に広めて、みんな、感動」「なんて奥が深いの」「重いテーマでも前向きなので楽しく読める」などがあり、あらためて本を味わって感じた思いが届いています。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • NHKの番組も観てみたいな、、、

    講談社のPR
    大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの“言葉”」ついに第3弾刊行! 
    300万部突破、大ベストセラー絵本『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子さんによるエッセイは、痛快で心を貫く言葉であふれています。ヨーコさんの世界観にぴったりだと大好評の北村裕花さんの250点近いイラストも、オールカラーで収録。

    第1話の「神の手」は、芸術家やテニス選手のような神の手を持つ人と凡人の差を、意外な視点から分析。第2話「言葉」では、芸能人から詩人、ヨーコさん本人まで、別れの言葉のオンパレード。本作を読むと、別れの言葉はそんな軽々しく言ってはいけないと思うはず。第5話は「うるさいわね」。母子の関係は今やきれいごとが取り払われ、毒親呼ばわりされる始末。そんなヨーコさんも母親への憎悪を赤裸々に綴る。がしかし意外な結末が。表題作の「わけがわからん」はヨーコさんの夫婦観。ヨーコさんがあっと驚く1+1じゃない夫婦の絆が語られる。バッグ選びで一生後悔するヨーコさんがいる第6章の「私はどちらも選べなかった」。そして第9章では、ヨーコさんの人生の終い方が描かれます。 

    第1作、第2作で寄せられた読者のみなさんの感想には、「友人や肉親に広めて、みんな、感動」「なんて奥が深いの」「重いテーマでも前向きなので楽しく読める」などがあり、あらためて本を味わって感じた思いが届いています。
    http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062204613

  • 帰省中実家本棚。モタさんの言葉を数年前に読んだ。母の本棚でヨーコさんバージョン3冊を見つけて思わず手に取る。世界を斜めから見ているようで正面からぶつかっているような気もする文章。価値観は人それぞれで、幸せの形は人それぞれだよねと感じるようになった最近。本やネットや様々な表現、媒体を通して様々な価値観や考え方に触れることが楽しい。自分の頭で考えるための引っ掛かりをもらえる。そして、その文章や表現はきっと作者の中の一部で、ここで表現されていること以外のものも多いのであろうことを想像する。それで何になるのかはわからないけれど、考えることは楽しい。2020/1/4

  • 谷川俊太郎さんの奥さんと初めて知った。

    花を生けるためにある手、生活のイメージ。
    目の付け所にびっくりさせられる。

  • 大人の絵本。シンプルに考え、シンプルに生きること。

  • ありふれた日常の何気ないことから、時々真理を突いていてハッとする時がある。ふふっと思わず笑ったりもして、読んでいて面白い。

  • 佐野洋子さんは、癌でなくなられたのですね。知りませんでした。淡々と癌がみつかり余命宣告される日々をかかれていて、それがとてもさみしい気持ちになりました。佐野さんのように、余命宣告された日に高級車を買うような、すっきりとした人生を送りたいです。

  • 私にとっての死は自分の死ではなくて親しい友人の死だ。
    激しく賛同。わたしの死生観ぴったり。

  • 人間が月に降り立ったことを喜べない人もいるんだと知って、価値観は多様だと改めて思いました。人類の進歩は、誰もが望んでいることだと信じてやまなかった自分をまだまだ視野が狭いと思い知りました。

    そして、『月は昔を思い出すためにある』
    すごく素敵な言葉で、月が出るのを心待ちにしました。読んだ日の月は、三日月がクスクス笑っているように感じました。

    『死ぬとわかるのは自由の獲得』
    死ぬとわかった時、ジタバタしないように生きているつもりですが、いざそうなった時にどんな自分でいるんだろうと思いました。
    こんな風に割り切って残りの人生を楽しむ程、今を生きているのか考えさせられました。わかっているようで忘れてしまう、『今を生きる』ということはすごく難しいことです。

  • シリーズの3冊目。
    どれもヨーコさん節というか小気味いい。

  • 『結婚というものに対して、イメージを生きる人と現実を生きる人というジャンル分けもする。(中略)現実を直視する事は、現実に破れる事でもある。

    しかしイメージは死なない。イメージの前に現実や真実はふみつぶせばよいのである。』

    佐野さんは2回結婚されて離婚されています。結婚に対してイメージが沸かず現実的に考えていたそうです。

    佐野さんのご友人は学生時代「結婚したら朝クロワッサンとコーヒーを淹れてお花を飾りたい」とかいうまさにお花畑イメージを結婚に抱いていたが、結婚後、大切なイメージである花の絶えない家で「お金が本当にないのよね」と言いながら大きな家で立派に子供を育て上げているという。

    これは現実にイメージが勝ることもあるという考え方と思え(実際に金があるなしに関わらず、"現実"をそのまま捉えるかイメージで捉えるかでものの見方が変わるというような)興味深かった。

    とはいえ月面着陸に対してかなり否定的な意見を持たれているので(そこは現実的ではないんやね)★1個マイナスとしました…宇宙はロマンだからさ…。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家、エッセイスト。おもな著作に、絵本『100万回生きたねこ』『わたしのぼうし』、童話『わたしが妹だったとき』、エッセイ『神も仏もありませぬ』など。2010年没。

「2021年 『今日でなくてもいい 生きる老いる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐野洋子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする
×