アリガト謝謝

著者 :
  • 講談社
4.21
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本棚登録 : 77
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062204958

作品紹介・あらすじ

「日本を助けるために、どうしてこんなにも熱くなれるのか」
あの日、あの時、台湾では何が起こっていたのか。
世界のどこよりも多い、東日本大震災への義援金200億円はどうやって集まったのか。
そして、たった一人の日本人女性が巻き起こした奇跡の感謝広告「謝謝台湾計画」とは?
日本と台湾をつないだ名も無き人々の感動秘話!

第一章 3.11、台湾では何が起こっていたのか
     ・ある外務省派遣員が体感した、台湾全土に広がる支援の熱狂

第二章 義援金200億円はどうやって集まったのか
     ・山の小学生の募金活動
     ・70年前の日本統治時代
     ・日本語と日本文化を学ぶ学生たち
     ・被災地へ、手渡しで
     ・大福餅屋の恩返し

第三章 日本人女性が成し遂げた奇跡の感謝広告「ありがとう、台湾」
     ・日本から台湾へ、5500人による1800万円の思い
     ・我們是朋友――わたしたちは友達

日本のメディアでは語られなかった日台の友情秘話。
台湾在住30年の著者が圧倒的取材で綴る感動の物語!

感想・レビュー・書評

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  • 台湾の人の親日ぶりについてはよく聞くが、この話もまたそれを実感するものだった。台湾の人の思いに日本人としてこれから向き合いたいと思った。

  • 実話を基にしたフィクションということですが、ありがとうの気持ちで何度も涙が溢れそうになりました。
    困っている人たちに、手をさしのべるため、気持ちに寄り添うため、自分には何ができるか…すごく考えさせられました。

  • 台湾に出張することになったので、台湾に関する本を探してみる。

    台湾の日本大使館のようなところで働いている主人公、東日本大震災でタイ湾から日本を見る。その後、台湾の色々な地方の方が日本に支援を申し込んでくれるパート。これは色々な人々の目線で語られる。
    3章は日本人、台湾に支援してもらったのに、国としてのお礼を言えない政府に代わり、もう一人の主人公がwebでありがとう広告を出す資金を集める。
    台湾の良いイメージができ良い一冊。台湾に行ったら豆乳と蛋餅を食べよう。
    募金を国や村が受け取ると言うこともすんなりとは行かない事には新鮮な驚き。

    【学】
    衛生観念や秩序を日本人は教えてくれ、終戦で日本人が引き上げた後も残った。それに代わって大陸からやって来た国民党政府にはこれらが欠けていて、結果として日本人の良さを引き立たせた

  • いい話だった。台湾に行った時に、何で台湾の人達はこんなに優しいんだろう、親日なんだろうって思った答えがここにあった。実話を元にしたという事。感謝の気持ちとともに、台湾がもっと好きになった

  • 東日本大震災。台湾。謝謝台湾計画。
    良かった。フィクションだとしても、同じようなことが台湾各地であったんだろうなぁと胸が熱くなった。
    「我們是真正的朋友」

  • 東日本大震災に、多額の義援金を寄せた台湾の人々に感謝するため、1人の日本人女性が台湾の新聞2誌にありがとう広告を掲載するというプロジェクトを実現した実話に基づく小説です。

  • 台湾からこんな200億円もの大きな支援をもらっていたこと、全く知りませんでした。一人一人の想いが集まるとこんなにも大きくなるのかと。今更ながら、感謝感謝です。
    そして「台湾」と言う国として認知出来ない特殊な政治事情により、日本からのお礼の表明の仕方が微妙であり、それに疑問を抱いた日本人女性の勇気ある行動で台湾の新聞にお礼広告を載せられたこと。その奇跡的なことを日本人の自分は知らなかったことが恥ずかしくさえ思えてしまいました。
    本当に感動的な話で★5つと言いたい所を-1としたのは、ドキュメンタリーとして読んでいた物が小説として描かれていたことを最後に気付き、これはフィクションなのかと迷ってしまったのであえて厳しい評価にしました。

  • 謝謝台湾計画。東日本大震災の際、台湾から日本に送られてきた義援金は二百億円。それに対し、1人の日本人女性が、感謝の気持ちを台湾の新聞広告に載せて伝えようとツイッターでつぶやく。あれよあれよと寄付金は集まり、とうとう台湾の新聞に「ありがとう、台湾」が掲載されることに。フィクションだが、事実を元に書かれている。 印象的なのは、台湾で東日本大震災の寄付を行なった時、台湾人が百元とか二百元とか寄付するのに対し、台湾に住む日本人は「ありがとう」と感謝する割には十元とか二十元しか寄付しなかったこと。

  • 助けたいという優しい心,感謝するというごく自然な気持ち,それらの単純なことが国対国では難しいこともある.それらを覆す素晴らしい出来事.感動です.

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著者プロフィール

1961年愛知県生まれ。東京経済大学卒業。商社勤務、会社経営を経て台湾に渡り、台湾観光協会発行の「台湾観光月刊」編集長を八年間つとめる。2011年、中国語で執筆した小説『蒲公英之絮』(印刻文学出版社)が外国人として初めて、第11回台北文学賞を受賞。著書にエッセイ『随筆台湾日子』(木馬文化出版社)など。

「2017年 『アリガト謝謝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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