文士の遺言 なつかしき作家たちと昭和史

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 32
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062205207

作品紹介・あらすじ

戦後を代表する作家たちは、「昭和」という時代をいかに見つめ、実際に生き抜いたのか──。

「歴史探偵」として知られるノンフィクション作家・半藤一利氏は、もともとは文藝春秋の名編集者として鳴らし、あまたの大作家を担当してきました。
 そもそも編集者になった経緯からしてユニーク。ボート部員だった大学時代に、高見順原作の映画に撮影協力したことから、「たった一度の縁」にもかかわらず高見順氏の後押しを頼ってみたり、入社8日目には、坂口安吾の原稿取りに行かされ、原稿がもらえずそのまま1週間坂口邸に泊まり込む事態になったり、破天荒な経緯を経て始まった若き頃の編集者人生。
 そして、大作家たちから直接受けた薫陶の数々。永井荷風、横光利一、伊藤整、司馬遼太郎、松本清張、丸谷才一、伊藤正徳、阿川弘之……昭和という時代を鋭く活写した彼らとの出会いと別れ、丁々発止のやりとり。作家たちの素顔を生き生きと描きながら、その秘められた「遺言」を今に伝える、作家論・作品論的エッセイ集です。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

作家。1930年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋に入社し、「週刊文春」「文藝春秋」などの編集長を歴任。2021年1月逝去。著書に『日本のいちばん長い日』『ノモンハンの夏』など。

「2021年 『太平洋戦争への道 1931-1941』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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