風が吹いたり、花が散ったり

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 75
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062205344

作品紹介・あらすじ

汗も涙も笑いも本物だ
本年度青春小説の大本命!
視覚障害のある、さちの伴走者となり、盲人マラソンに挑むことになった亮磨。
クソみたいな夢も、ブラックバイトの日々も、二人で走ればどうでもよくなってくる――。
でも、僕は彼女に嘘をついている。本当は隣を走る資格なんてないんだ。

『白球アフロ』でファンを増やす小説現代長編新人賞出身の新鋭が放つ、ド直球の勝負作!

感想・レビュー・書評

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  • 19才の亮磨は、視覚障害のある市民ランナー さちの依頼を受けてフルマラソンの伴走者になることを決意した。過去に傷を持ち、居酒屋でバイトしながらも自分の存在を認めることも苦痛な亮磨だったが、さちの目として走りたいと願った。もう一人の伴走者の廉二の厳しい特訓を受けながら走り方を身につけていく。一方、バイト先の居酒屋では、面倒見の良い社長によって引受けられた傷を持った人たちが働いていた。様々な人間関係のなかで、亮磨は苦悩し、時には投げ出し、心は疲弊していく。どうしてこんなに不器用な人たちばかりなのか、どうして不器用にしか生きられないのか。
    亮磨は、さちの目となりゴールへと導くことができるのだろうか。不器用ながらも人は成長できる。きっとあなたの勇気となる一冊です。

  • 徐々に、本当に徐々に、出てくる人たちを好きになる。そして、一緒に走り切る。気持ちいい汗を感じられる小説。

  • 登場人物すべてにあんまり入り込めなくて、良い話なんだけど、亮輔も愛もさちも社長も廉ニも
    うーむ。
    視聴覚障害者とのマラソン伴走、
    前科、保護観察だけど、のこと
    アスペルガー、
    振込詐欺、てんこ盛り過ぎ?

  • 面白かった!

  • 人生に躓きかけた少年が視覚障碍をもつ少女と出会い、成り行きからマラソンの伴走者として走り始める。しかし少年には少女に告白できない秘密があった。

    バイト先の同僚たち、少女、そして彼女に寄り添うもうひとりの伴走者。
    主人公から見れば眩しすぎる彼らにも、隠された心の闇があり、それぞれが懸命に闘っている。すべての人々に、ゆっくりでも前に進むことが大切だと語りかけてくるような物語。

  • わたしたちはそれぞれが自分の視野の中で生きていてその視野を少しでも出てしまうことは受け入れられず拒絶してしまう。狭い世界の中から1歩踏み出すチャンスは誰にでもあるが勇気を持てるかはその人次第。ぬくぬくとしていられる場所に甘んじることだけが全てじゃない。

  • 真っ直ぐな愛ちゃん
    やっぱり頑張らなきゃねえ

  • 良かったです。少し感動です。

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著者プロフィール

1984年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。会社員となるが、その後退職し現在はアルバイト生活。2012年『白球アフロ』(受賞時タイトル「白球と爆弾」より改題)で、第7回小説現代新人賞奨励賞を受賞。選考委員の伊集院静氏、角田光代氏から激賞された同作は2013年に刊行され話題を呼んだ。他の著作に『野球部ひとり』『つよく結べ、ポニーテール』『僕の母がルーズソックスを』などがある。元高校野球児で、ポジションはセカンド。2018年『風が吹いたり、花が散ったり』で島清恋愛文学賞を受賞した。

「2021年 『あめつちのうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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