優しき悪霊 溝猫長屋 祠之怪

著者 :
  • 講談社
3.22
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本棚登録 : 101
感想 : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062205689

作品紹介・あらすじ

幽霊が囁く名前にどんな謎が?

少年四人の幽霊事件簿。
ちょっと怖いけど、ほのぼの読める不思議で楽しい一冊!(30代・女性)

「古道具屋 皆塵堂(かいじんどう)」シリーズの著者最新作!

十二歳の忠次(ちゅうじ)たち四人は、
長屋の祠(ほこら)をお参りしてから「幽霊が分かる」ように。
空き家となったお店で、彼らがかくれんぼをしていると
幽霊が「おとじろう」と告げる。
するとその店の娘と縁談のあった乙次郎が行方不明に。
幽霊の正体は? 告げた名にどんな意味が?

子供たちの好奇心旺盛な行動にハラハラしつつ、
大人たちが陰で助ける姿にホッとさせられた(40代・男性)

怖い話が好きな人も嫌いな人も、
そして猫好きも楽しめる物語。(40代・女性)

感想・レビュー・書評

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  • 子どもたちに幽霊を見せる能力が、何故お多恵ちゃんにあるのだろう?

    「再びお多恵ちゃんの祠」
    「二つ目の死体と二人目の名」
    「三つ目の死体と三人目の名」
    「優しき幽霊」

  • 2018.12.5 読了


    幽霊がみえるようになった子供たち。
    その幽霊が 何かを呟いて消える。
    その後に起こる 殺人事件。

    途中から 犯人がわかってしまうけど、
    どのように追い詰めるのか、と読み進め。

  • 溝猫長屋シリーズ、2作目。

    1作目で4人の役割が分かっているので、読み易くはあったけど、ちょっと都合良く物事が進み過ぎかな、と。まぁ、これもお多恵ちゃんの意思が汲まれているというのなら、それはそれでアリなのかも。それより、主人公が子供だからか、怪談噺があまり怖くないのが有難いような有難くないような。皆塵堂シリーズや左門シリーズは、主人公がおとぼけキャラであるのに対して、怪談噺がやたら怖かったのが良かったんだけどな。ユーモアは十分にあるので、ホラー部分をもうちょっと上げてくれると良いかと。

  • 2018.1.30

    優し過ぎます( ̄◇ ̄;)
    悪霊、なのか、、???

  • シリーズニ弾。霊を感じることが出来るようになった同じ長屋の男の子たちが、連続して起きる殺しに巻き込まれる。ちょっとまだるっこしい感じがあって、前の作品の方が面白かったな。

  • いつのまにか出てました新シリーズ。
    3冊目、なのですかね。最初に手に取ってしまいましたが、特に問題はありません。
    ただ、ちょっと登場人物に思い入れが薄いせいか、淡白な印象があります。あとはなんか悪童どもがおんなじ感じに見えるとか…
    この辺りは、ちゃんと1巻から読んでいたら違ったのもしれません。

    幽霊話。
    一番怖いのは生きている人という。幽霊も色々考えてるんだなぁという、妙な感慨を抱きました。
    死んでまで色々思い煩いたくはないものです。

  • キャラも個性的で読みやすいです。

    作者の浪人左門シリーズが好きな人なら、最後の蓮十郎のシーンが一番好きだと思います。終ってしまった皆塵堂のいいところも引き継いでます。江戸時代は、店から下手人が出たら、とり潰しなのですね。勉強になります。

    お紺ちゃんが苦手なのですが、なんとなくお多恵ちゃんが生きてたら、こういう感じになってたんじゃないかなと思います。

  • 溝猫長屋という長屋に住む4人の少年が
    長屋の祠をお参りする役目を受け持つようになったら、
    「幽霊が分かる」ようになって、
    長屋の幽霊にまつわる
    不思議な事件の謎を解き明かす物語です。

    幽霊の姿を見る役、幽霊の匂いを嗅ぐ役、幽霊の声を聞く役と
    事件のたびに役目は少年たちの間でくるくるかわり、
    一番最後に何も感じなかった一人の少年だけが、
    見て、嗅いで、聞いてと
    全部の恐怖を一身に請け負うというオチがついてます。

    前作についでシリーズ二作目ですが、
    その内容もストーリーも、面白くなってきています。
    少年たちと同じように、
    長屋のアイドル的存在は、16匹の野良猫です。
    主役は少年たちであり、
    ストーリー展開にもさほど必要とも思われないのに、
    なぜか16匹もの野良猫を登場させています。
    意味不明なところもありますが、
    怖い幽霊話にお愛嬌のようにかわいい猫たちの登場で
    少しは癒されるのは事実。
    たしか一作目でも思ったのですが、
    もっと猫たちが事件に絡んでくるような話なら
    もっともっと面白くなるのになあと思いました。

  • 溝猫長屋シリーズの第二弾。
    いつもながらの軽快な読み口が魅力の作者さんではありますが、今回は基本的に子供が話のメインなんですよね。前の「皆塵堂」シリーズみたいな「いい大人がみんなでバカやってる」ようなとぼけた味わいがあんまりなくてちょっと寂しいです。こっちの大人は概ね(見かけ上は)ちゃんとしてる人がほとんどですし。子供はバカやっててもそもそもそういう生き物だから。
    そういう意味では溝猫長屋シリーズ第一作とそんなに変わったことはない・・というか怪異がはじまるシステムがすでにわかってる分、第二作めにしてすでに軽いマンネリ感が。

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著者プロフィール

1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。2008年に『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、デビュー。怪談と絡めた時代ミステリーを独特のユーモアを交えて描く。『古道具屋 皆塵堂』シリーズ(本シリーズ)に続いて『溝猫長屋 祠之怪』シリーズも人気に。他の著書に『ばけたま長屋』『悪霊じいちゃん風雲録』などがある。

「2021年 『呪い禍 古道具屋 皆塵堂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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