掟上今日子の裏表紙

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062205764

作品紹介・あらすじ

「初めまして。容疑者の掟上今日子です」  強盗殺人の容疑者になった忘却探偵。事件の記憶を忘れた今日子さんを、厄介は救えるか?

強盗殺人事件の容疑者として逮捕された忘却探偵・掟上今日子。
現場で血まみれの凶器を握りしめて眠っていたところを発見された彼女は、事件の記憶を忘れていた。
檻の中から事件の調査をしたいと申し出た今日子さんに対峙するのは、「冤罪製造器」の異名をもつ強面の警察官・日怠井。
警察官の矜持と葛藤しながら彼が選択したのは、「忘却探偵の専門家」隠館厄介に協力を仰ぐことで…?

感想・レビュー・書評

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  • 今回も1冊丸々1つの話。
    親切のポジションがちゃんと知れて良かった。
    毎回クビになってどうやって再就職してるのか気になる。

  •  「初めまして。容疑者の掟上今日子です」

     最速の探偵9巻目は今日子さん、まさかの強盗殺人犯!
     コイン蒐集家の密室で、死体が発見されたが横で寝ていたのが今日子さんだった。現行犯逮捕。
     そして当然、本人は覚えていない。

     留置所暮らしも優雅に暮らす今日子さんに、かつて最速の探偵の噛ませ犬役になった冤罪日怠井警部が呼んだのは、最速の探偵の専門家、隠館厄介だった。

     果たして今日子さんの無実を立証できるのか。
     厄介が最速の探偵の相棒として事件を追う。

     というわけで最速で9巻です。早いですね。
     今回のタイトルは「裏表紙」ということで、留置場の囚人ルックの今日子さんが、裏表紙では婦人警官のコスプレという豪華表紙となっています。

     最速の探偵は10巻に進む。

  • このシリーズの中で久々楽しんで読めた。ミステリー感がしっかりしていたと言ってもいいかもしれない。ミスリードを誘う叙述的なトリックだけではなく、シチュエーションや道具にちゃんと意味を持たせていたように思う。

    その上で筆者らしいどうでもいいギャグを織り込んでくるところはいつも通りで、そのバランスがよかったのかなと読み終えてから感じた。

  • 『犬のおまわりさんならぬかませ犬のおまわりさん。』

    「現行犯なので、否認の余地はないように思うんですがね。しかし、本人いわく、『探偵である私が犯罪に手を染めるなら、それは完全犯罪であるべきで、こうして逮捕されているという時点で、私の潔白は証明されているようなもの』 ー だそうです」

    『私のこと、お好きだったりしました?
    (みんなこんな風に、この人に籠絡されて来たんだろうな…、どいつもこいつも、道理で誑かされるわけだ)
    まったく、どこまで計算尽くなのか。
    つくづく、罪作りな探偵である。』

    『探偵を生き残らせるために、呼吸不全から、あえて回復しようとしなかったのでは ー そのとき彼は。
    呼吸ではなく、祝福を求めたのではないだろうか。
    無意味に間違って殺されるような死ではなく、憧れの探偵の役に立つ、意味のある死を。』

  • 言葉遊び満載である。裏の裏は表 カバー紙を両面印刷する遊び心。小人閑居して不全をなす。いわんや巨漢をや。最速の「ようやく」・・要約か  往復びんたを一発 往復だから2発かなど、自分内突込みがある。

    疑問。密室だからと言って、気密室ではない。酸素量を気にしなければならないほどの「気密性」があるのか。
     今日子さんは、窒息死を恐れて、活動量を減らす。熊で言ったら冬眠つまり睡眠(スリープ状態)に入る。
     しかし、その部屋は、ワンルームマンションより広い地下に作られた展示室という。そして換気口もある。
     硬貨の錆を恐れて酸素量を減らして・・という記述がちょっとだけあるが、そんなこと可能か??
     さらに、ばあやが、鉄製の扉をこじ開けた。いとも簡単に老婆が・・?? 外からなら、ばあやの力でもできたが、中からでは、できない? 若い今日子さんの力でどうにかできそうに思う。
     やや、推理の構成が甘くなっていますね。

  • 相変わらず面白いですが、少々語りがまどろっこしいところがありました。隠館厄介と警部さんの両方が登場する珍しいシリーズらしいです。

  • 留置所のなかでも相変わらずの今日子さん。
    ありえないようなメンタルだけど、それを身に付けたのは忘却前のはずだけど、経歴不明って本当に何者だろう。
    いつか今日子さんについて明かされる日が来るのかなー。それともあくまで今日子さんは今日子さんなのか。

  • 次はイギリスかと思ってたら違いました。読む順番間違えたのかな。

  • 厄介さんが出てくると嬉しい。
    今回は今日子さんは動き回れないので、そこはちょっと寂しいかも。
    真相はやるせなく悲しい。
    でも悲しいばかりじゃなかったのかもと思わせる終わりが良いなと思った。

  • 設定には無理がありすぎだが、キャラと言葉の遊びは面白い。まぁ、いつものパターンか(笑)
    今回は、と言うか今回も事件そのものは面白くない。密室の謎とか・・(^^;)あまりに詐欺じゃんってルール破り。どうも状況を先に作って内容を後付けした感じだなぁ・・久しぶりの警護主任もクビになったそうで(爆)化物語シリーズのように、居直って続くんだろうなぁ~ともあれ、今日子の正体についての伏線はまったく触れられず。作者が忘れてる可能性大(^^;)

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