掟上今日子の裏表紙

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 433
レビュー : 65
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062205764

作品紹介・あらすじ

「初めまして。容疑者の掟上今日子です」  強盗殺人の容疑者になった忘却探偵。事件の記憶を忘れた今日子さんを、厄介は救えるか?

強盗殺人事件の容疑者として逮捕された忘却探偵・掟上今日子。
現場で血まみれの凶器を握りしめて眠っていたところを発見された彼女は、事件の記憶を忘れていた。
檻の中から事件の調査をしたいと申し出た今日子さんに対峙するのは、「冤罪製造器」の異名をもつ強面の警察官・日怠井。
警察官の矜持と葛藤しながら彼が選択したのは、「忘却探偵の専門家」隠館厄介に協力を仰ぐことで…?

感想・レビュー・書評

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  • 今回も1冊丸々1つの話。
    親切のポジションがちゃんと知れて良かった。
    毎回クビになってどうやって再就職してるのか気になる。

  •  「初めまして。容疑者の掟上今日子です」

     最速の探偵9巻目は今日子さん、まさかの強盗殺人犯!
     コイン蒐集家の密室で、死体が発見されたが横で寝ていたのが今日子さんだった。現行犯逮捕。
     そして当然、本人は覚えていない。

     留置所暮らしも優雅に暮らす今日子さんに、かつて最速の探偵の噛ませ犬役になった冤罪日怠井警部が呼んだのは、最速の探偵の専門家、隠館厄介だった。

     果たして今日子さんの無実を立証できるのか。
     厄介が最速の探偵の相棒として事件を追う。

     というわけで最速で9巻です。早いですね。
     今回のタイトルは「裏表紙」ということで、留置場の囚人ルックの今日子さんが、裏表紙では婦人警官のコスプレという豪華表紙となっています。

     最速の探偵は10巻に進む。

  • 今回はかなり好きかも。
    細かく場面が区切られてるし読みやすかった。

  • 留置所でも落ち着く今日子。さまざまな登場人物が固まっていて、安心して物語の成り行きを楽しめる。

  • 面白かった(^o^)♪今まで隠館さん編と警部さん編と交互で一冊になっていたのに、合体している!( ゜o゜)今回の今日子さんは強盗殺人の容疑で檻の中(--;)でも冤罪製造機の日怠井警部と冤罪マスター隠館厄介が(今日子さんに操られて?)謎を究明(^^;)表紙が両面カバー仕様になっているらしいけれど、図書館本なので本体にくっついていて、裏表紙が見られなくて残念( ´△`)

  • 掟上今日子が警察に捕まる!!
    うーん。なんとも、そうか、普通の事件の謎解きは長編ではなやらないのかな、そういう意味ではどれも依頼されて普通になぞを解く感じではなくなってきている。

  • 2018.6.21

  • 眠るとその前の記憶をなくすという忘却探偵の主人公が、密室の殺人現場で凶器のナイフを握ったまま目覚めるという、その後の展開に予断を許さない状況から始まる。

    思考訓練の嵐のような本書だが、著者はもはや熟練の筆遣いで、軽々と捌いていく。

  • このシリーズの中で久々楽しんで読めた。ミステリー感がしっかりしていたと言ってもいいかもしれない。ミスリードを誘う叙述的なトリックだけではなく、シチュエーションや道具にちゃんと意味を持たせていたように思う。

    その上で筆者らしいどうでもいいギャグを織り込んでくるところはいつも通りで、そのバランスがよかったのかなと読み終えてから感じた。

  • 『犬のおまわりさんならぬかませ犬のおまわりさん。』

    「現行犯なので、否認の余地はないように思うんですがね。しかし、本人いわく、『探偵である私が犯罪に手を染めるなら、それは完全犯罪であるべきで、こうして逮捕されているという時点で、私の潔白は証明されているようなもの』 ー だそうです」

    『私のこと、お好きだったりしました?
    (みんなこんな風に、この人に籠絡されて来たんだろうな…、どいつもこいつも、道理で誑かされるわけだ)
    まったく、どこまで計算尽くなのか。
    つくづく、罪作りな探偵である。』

    『探偵を生き残らせるために、呼吸不全から、あえて回復しようとしなかったのでは ー そのとき彼は。
    呼吸ではなく、祝福を求めたのではないだろうか。
    無意味に間違って殺されるような死ではなく、憧れの探偵の役に立つ、意味のある死を。』

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著者プロフィール

西尾 維新(にしお いしん)
1981年生まれの小説家、漫画原作者。立命館大学政策科学部中退。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。
主な代表作に、『クビキリサイクル』をはじめとした戯言シリーズ、『化物語』をはじめとした物語シリーズ、『刀語』などがある。

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