青春は燃えるゴミではありません

著者 :
  • 講談社
3.83
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本棚登録 : 53
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062206051

作品紹介・あらすじ

野間児童文芸賞受賞作『うたうとは小さないのちひろいあげ』から始まった短歌小説3部作の完結編。
主人公の白石桃子は3年生になり、うた部(短歌部)の部長になります。
パティシエになりたいという将来の夢を胸に日々を送りながら、それを許さない家庭の事情を知る桃子。一方では部長としての重責もあり、自分を励ます日記を綴りながら、部長の役目を果たそうとしますが・・・。
ずっと一緒だった友だちとも、まもなく別の道を歩むことになる時期。でも、一緒に過ごした日々がなんと貴重なことなのか、そして、自分の未来を輝かせるために今大事なことは何なのか。3部作ではありますが、この1冊だけでも読み応えたっぷりの青春小説です。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズもの。カテゴリーをどうするかとても迷ったけど、今回の内容ではっきりとヤングアダルトだと思い決定しました。

    個性の強いキャラがいなくなってぼんやりした印象のまま終わってしまったという感じ。『うたうとは小さないのちのひろいあげ』のいと先輩や、『空はいまぼくらふたりを中心に』の清らと業平が卒業したら、うた部のメンバーが物足りなくって桃子と綾美は覚えているけど彩ってどんな子だっけ…って思いだそうとしたけどいまいち思い出せなかった。

    今回は桃子の進路問題でした。部長としての悩みと進路で葛藤していて物語の大半がそれで、肝心の短歌と牧水短歌甲子園の熱戦が70ページくらいで終わってしまうという…少し残念な展開。もっと白熱してほしいなぁ…と思いました。表紙は桃子、綾美、彩なんだろうと勝手にそう思ってます。

    • くりりんさん
      はじめまして。

      シリーズものなんですね。
      他の本も気になります。

      ヤングアダルトは割と好きです。
      青春部活ものは面白いですよね(^^)
      ...
      はじめまして。

      シリーズものなんですね。
      他の本も気になります。

      ヤングアダルトは割と好きです。
      青春部活ものは面白いですよね(^^)

      今更ですが、フォローありがとうございます。
      まっき〜♪さんの読書量凄すぎます!
      2017/11/04
    • まっき~♪さん
      くりりんさん、はじめまして・こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      この作品ですが高校のうた部(短歌部)シリーズ三冊目で、これ...
      くりりんさん、はじめまして・こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      この作品ですが高校のうた部(短歌部)シリーズ三冊目で、これで完結編のようです。

      ヤングアダルトで読みやすかったです。
      部活ものなので恋あり涙あり青春で眩しかったです(^^)

      くりりんさんの本棚を拝見して木原さんの『ラブセメタリー』
      これを機会に読んでみようかな…と思いました。

      最近、ドライアイ&老眼になってきて読書がつらいです。
      某社の眼鏡型のルーペがほしいなぁ…とか思っているところです。

      こんな人物ですがどうぞよろしくお願いします♪


      2017/11/04
  • 高校3年の春、うた部の部長となった桃子は、両親から経済的な事情で、卒業後は予定していた製菓専門学校へは行かずケーキ屋で働いて欲しいと言われショックを受ける。時同じくして、同じうた部の後輩友郎が、交流先の老人ホームの重朗さんの詩を勝手に変えてテレビ番組に投稿して入選し、怒りを買っていた。お詫びに、海を見て電話で感想を伝えて欲しいという重朗の提案に承知した彼女たちだが、その海とは宮崎県日向市の海だった。
    日向と言えば牧水短歌甲子園。彼女は、今までの啄木短歌甲子園から牧水への出場変更に、部員を説得し、出場準備するべく奔走する。


    将来への不安、揺れ動く友情、上級生としての責任、自分の情熱への疑問。押しつぶされそうな感情を、短歌へ込め、前へ進もうとする少女の姿を時にユーモアを織り交ぜて描く。

    彩や綾美が桃子に対して急に態度を変えたとか、担任教師のクマサトが後半いきなり彼女の気持ちに理解を示したりとか、都合よく日向市で短歌甲子園が行われるとか、短歌甲子園で対戦したイケメンとなんか突然いい感じになっちゃうとか、作られている感は残ります。
    俵万智がモデルと思われる、小俵マチ子が出てきた時には笑わせてもらいました。

    それでも、彼女たちの短歌を通して現実を見る目は鋭く、なんかどんどん鋭くなっていって、短歌甲子園の場面は本当ドキドキものでした。

    桃子が重朗さんのために詠んだ「この青はわらっているかこの青は泣いているのか君の目の奥」には感動。

    タイトルの「青春は燃えるゴミではありません」は、キャッチ―だけど、詩としてはどうかな?
    タイトルだけ見ると最初の作品の「うたうとは……」が一番好きです。

  • 桃子が部長、そして視点人物に戻って最終巻です。
    友情、恋愛、ときて、最終的には…将来(その先にある死)、かな?うん、あいかわらず熱い青春の成長物語なのだけど、やはり私は1巻が一番好き。友情には弱いのだ…いや今回も友情だったけども…。
    いやしかし、てっきり友郎は桃子のことが好きなのでは…とか思っていたから、特に何もなくてあれ??ってなった。やはり私はそういう読解力が不足している…。

  •  高校3年生になり、うた部の部長にもなった桃子だが、部内をまとめることや自分の進路について思うようにならないことばかりで、悩める日々を送っていた。
     友達の綾美や彩にはきっとわかってもらえない、桃子はそう思っていた。

     うた部の老人施設での活動で、2年の友郎がある老人を怒らせてしまい、謝りに行ったときに、流れで宮崎県の海に行って電話でその老人に海の音を聞かせると約束してしまった。
     宮崎県なんて自費で行けるはずがなく、思いついたのが宮崎県日向市で行われる「牧水短歌甲子園」だった、
     

  • 桃子三年生。進路について、自分ではどうにもならない厳しい現実が立ち塞がり、気持ちがついていかない。そんななか、ある約束のため、宮崎の牧水短歌甲子園への出場を目指す。やや幼い、感情先行型の桃子の成長を描く。
    前作でも思ったが、クマサト先生がいい。

  • 高校3年生になった桃子は部長として「うた部」をまとめること、
    思うようにならない進路選択、そして友人関係のもつれと苦労がつづく

    そんなおり、うた部が牧水短歌甲子園をめざすことになり
    予選を経て日向市で開かれる本選にむかう

      空は青入道は白田は緑僕は自由で君が愛です

    『うたうとは小さないのちひろいあげ』(野間児童文芸賞受賞)
    『空はいまぼくらふたりを中心に』につづく青春三部作完結編

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