「ごじゃ」の一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 37
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062206075

作品紹介・あらすじ

「兄貴が殺られたから言うとんの違う。山口四代目が殺られとるんじゃ。よう親の敵も討てんのやったら、ヤクザやめとけ、ボケーッ!」
山口組最高幹部だった竹中武は、兄・竹中正久(山口組四代目組長)が殺された「山一抗争」の政治決着を嫌って山口組を離脱。山口組を誰より愛しながらも敵に回し、孤立無援で闘い、そしてついに敗れなかった。
長いものに巻かれず、堅気を泣かさず、金儲けが下手だった武は、「こんな生き方しかでけへんのや」と時代遅れの頑固さを自嘲し、ヤクザ仲間にさえ疎まれることを承知で「筋(すじ)」にこだわり続けた。
本書は「最後の任侠ヤクザ」とも言われる竹中武の生涯を、初公開となる本人の肉声ビデオと最新証言でたどった本格評伝である。「山一抗争」「宅見暗殺」「五代目交代劇」「中野会問題」「二代目竹中組」などの隠された真相にも迫る。

感想・レビュー・書評

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  • サブタイトルにあるように、まさに「最後の任侠ヤクザ」だった山口組四代目組長・竹中正久の弟・武の生きざまを描いた本。
    彼らの世界のことは分からないが、自分が思っている筋を完全に貫きとおしたからこそ、その世界で一目置かれる存在であり続けられたのだろう。

  • この方の生き方が本にされて、カタギの人からも愛されていた理由はよく分かった。同じくらい恨みもかっているんでしょうが。。
    ヤクザである以上当然やったらあかんこともしてますし、認められる存在ではないんでしょう。ただ、一本スジが通った生き方はされてたんやなと。こういう人はなかなかおらんでしょうね。

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    #2017年30冊目

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著者プロフィール

1953年、東京都に生まれる。立教大学法学部卒業。竹書房入社後、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材した。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動する。著書には『ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ』(講談社)、共著に『「宇宙戦艦ヤマト」をつくった男 西崎義展の狂気』(講談社+α文庫)がある。

「2020年 『ヤクザと過激派が棲む街』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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