変幻

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  • 講談社 (2017年6月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (370ページ) / ISBN・EAN: 9784062206112

作品紹介・あらすじ

公安を辞めさせられた男。特殊班で消息を絶った女。同期(あいつら)を救うのは、俺だ――。警視庁捜査一課刑事の宇田川の同期、特殊班の女刑事が「しばらく会えなくなる」と言い、音信不通となった。かつて公安にいた同期と同じように……。20万部突破の「同期」シリーズ完結篇!


公安を辞めさせられた男。特殊班で消息を絶った女。

たとえいなくなっても、俺たちは同期だ――。


警視庁捜査一課刑事の宇田川の同期、特殊班の女刑事が「しばらく会えなくなる」と言い、音信不通となった。かつて公安にいた同期と同じように……。
40万部突破の「同期」シリーズ完結篇!

みんなの感想まとめ

友情や信頼がテーマとなるこの作品は、警察学校の同期たちの絆を描いています。特に、公安を辞めさせられた男と消息を絶った女の物語が交錯し、彼らの関係性が深く掘り下げられています。登場人物たちの個性や背景が...

感想・レビュー・書評

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  • さすが今野さん、安定の面白さ!

    変幻…姿がたちまち現れたり消えたりすること。

    まさしく蘇我さんであったり、大石さんだ!警察学校の同期の3人の友情、信頼がうらやましい。蘇我さんのいつも飄々とした様子が何ともひかれる。そして、理解のある上司たちにも恵まれて、正しいと思うことを貫こうとする宇田川さんもいい。

  • 面白かった!
    随所にニヤリとする場面もあり爽快感もあり
    今野敏さんもっと読まねば…

  • 「同期」「欠落」と続くシリーズの完結編。
    警察学校時代の同期3人の絆を描いた作品。
    1作目も2作目も、いまいちで改めてレビューを見直しても、全く内容が残っていないシリーズ。でも、2作は読んだから、とりあえず3作目も読んでみるか…そんな感じなので、登場人物の背景が全く記憶にない。
    捜査一課の宇田川の目線で描かれているが、公安を懲戒免職になった蘇我や、特殊班に属し、今回は潜入捜査をすることになる大石などの人物像がよく分からず、面白さがやっぱり分からないまま…淡々とした流れは、隠蔽捜査シリーズや安積班シリーズと変わらず、登場人物だけが変わった感じ。
    今野敏って、こんなに作品に代わり映えのしない作家さんだったかなぁ。

  • 「同期」「欠落」に続く、シリーズ3作目。帯には「同期」シリーズ完結編と案内されていたが、流れ上、これが完結している気はしない。つまり続編があっても不思議ではない。今回、暴力団のフロント企業へ、公安の依頼で、女刑事大石が潜入捜査をするが、この設定が、余りにも弱いというかチョットありえそうにない。そして「欠落」同様、大石や蘇我の登場が少ない。やはりこのシリーズは警視庁捜査一課の宇田川が中心だ。今更当たり前だが…。

  • 同期シリーズ完結編。
    完結編(?)にしては、今一つスッキリしない話だった。
    まあ、同期の3人が協力し合い犯人逮捕、という点では今までにない展開だったが。
    親しい仲間だからこそ、分かり合える、信じ合える、確かにその辺は完結編向きに作られたストーリーであったのだろう。
    しかし、蘇我は最後まで謎の男だった~。
    そして、毎回思うのは、このシリーズの上司は仕事が出来るし、カッコいいな!

  • 同期シリーズ3作目。今回が完結編とのこと、ちょっと淋しいですね。今回は、まさかの相楽班登場にビックリ⁉️安積班シリーズを読んでいる私には2度おいしい話でした。ボン、蘇我さん、お嬢、今度は安積班シリーズに是非登場してほしいです。

  • 2017.9.10.同期シリーズ。なんと、これで最終話という…後で知ったことなのだが。あまり、今野さんも愛着はなかったのかなって思ってしまう底の浅さ。同期の蘇我の仕事の謎は明かされないまま終わるなんて不完全燃焼気味。
    今回は宇田川と蘇我の同期で優秀な女性警察官、大石の秘密任務に関わる話。ボンこと宇田川はある日大石から食事の誘いを受ける。自分だけかと思ったら上司も同席ということで若干拍子抜けする。翌日からは特殊任務に就くということでしばらく連絡が取れないらしく心配するものの優秀な大石のことだから無事に切り抜けるだろうと楽観的に捉えていた宇田川だったが…。
    ドラッグ絡みで殺されたハングレの男の殺人現場に至る防犯カメラをみて仰天する宇田川。そこには大石が写っていたのだ。どうも大石は麻薬組織解明のために組織に潜入させられているらしい。そして折しも公安の蘇我から連絡が入る。大石の救出が難しいから手を貸せというのだ。蘇我は名目上、懲戒免職になっているが今も公安の下で働いているようだ。疑問符ばかりだが、宇田川は殺人事件の解明と大石救出のために相棒である上司と捜査に関わっていく。
    面白かったが、読み終わってあまりにあっさりしていて拍子抜け。だいたい主人公の宇田川にあまり魅力を感じずのめり込めないからかもしれない。宇田川を宇田川たらしめる特徴がないのかな…と思う。

  • <エ>
    読み易い分かり易くて物語に入って行きやすい。とても良い事だと思います。エンタメ小説の写し鏡みたいな作品です。毎作似たような舞台やストリー展開になるのは仕方ない。水戸黄門だって,暴れん坊将軍だって(そういえば真似をしたがる警視総監の話を甘糟んところで読んだなぁw),国民的人気作品は,みんなそういう具合の構成なのです。

    「文学的な価値は少ないなあ・・・」とか言ってるそこのお兄さん。でしたらあんたはんは別の小難しい純文本を読みなはれ。

    読者諸兄の,あらすじ書き抜き型読書感想文には ”同期シリーズ 第3弾” などという記述がたくさん見られる事だろう。ところが本自体にはどこにも,そういうシリーズなのだよ,という記述は見当たらない。もしかすると発売当初の帯などには書かれていたのかもしれないが,そんなもの今更残っている筈も無く。

    著者今野便覧はシリーズ物である事を,表紙やカバーや本の題名補助として書くことを嫌っているのだろうなあ。各本には,それ一冊だけ読む読者にも十分に楽しんでもらおうとする著者今野敏九朗の工夫が見られる。なに簡単だ,主要再登場人物の紹介をシツコク同じ文面で毎冊繰り返すことだ。すまぬ。

    しかしそれにしても話の展開が前作と似ている。もうこうなると作者今野敏像は意図的に遣っているのではないか,と僕などは邪推しています。いや邪という事は無いな。例えば似たような事件の設定を繰り返すことで,読者にシリーズ物としての特徴を覚え込ませている,とか。僕等読者は今野敏之介に操られているのだ。別に物語が面白ければそれで一向にかまわないものであった。

    • ryoukentさん
      本作を連載していた『小説現代』は一旦休刊のあと昨年(2020)春に復刊したものの様相がガラリと変わってしまって,とりあえづ今野びんちょう鮪の...
      本作を連載していた『小説現代』は一旦休刊のあと昨年(2020)春に復刊したものの様相がガラリと変わってしまって,とりあえづ今野びんちょう鮪の出番はないみたいだなぁ。うーむ残念!
      2021.0717 ryoukent
      2021/07/17
  • 同期シリーズ完結。
    完結といっても完結っぽくないラストだった。笑
    前作から間が空いてたので登場人物のことをなんとか思い出して読んだ。
    このシリーズはクスッと感があまりない。
    少しでもクスッと笑える部分があれば、もう少し楽しく読めたかな。
    最後まで宇田川のことがあまり好きになれず。笑
    蘇我派!

  • 図書館の予約待ちの間に何のシリーズだったか忘れてましたよ。
    読み始めて徐々に思い出してきたけれども。

    同期の男二人より男前女子の大石さん、
    普段は頼りなさげだけどいざというときに
    啖呵切っちゃったりする宇田川さん、
    この二人に関してはぶれないんだけど
    蘇我さんのキャラが心做しか変わってる気がする。
    ...こんなふわふわした人だったっけか?
    STシリーズの青山さんに似てきた気が...(笑)。

    ハンチョウシリーズから出張(?)の相楽さんは
    やっぱりいろいろ融通きかなくてウザかった(爆)。
    その相楽さんの完コピみたいな部下まで出てきて鬱陶しいことこの上ないのだが
    それを遥かに上回るほどウザかったのが麻取の織部さん。
    省庁勤めの国家公務員がみんなああじゃないんだけどねぇ。

  • 同期シリーズ、3作目。

    宇田川の同期で、特殊班である女性警察官の大石が潜入捜査に入った後、連絡不通になる。

    宇田川、蘇我、大石の同期三人組が織りなす本シリーズだが、宇田川一人の視点で描かれているので、蘇我と大石の人物像がいまいち把握しづらいのが少し残念なところ。同期と言えば、むしろ植松&土岐のベテランコンビのほうが好きかもしれない。とは言え、三人の、同期という特別な関係だからこその絆や信頼、相互理解を文中にしっかりと感じ、良かったと思います。
    田端捜査一課長はたびたびシリーズの枠を越えて顔を出すけれど、今作では、安積班シリーズの相楽班長が出てきたのがサプライズ。だけど、ちょっと感じの悪い係長で出てきているのが残念(最後はそうでもないけど)。最近の安積班シリーズでは結構いい味出してるんだけどな。今野作品では、最初の印象はどんなに悪くても、最後は結構いい感じに印象が変わるキャラ描写が多いのに、相楽班長の部下の日野くんだけは珍しく最後までずーっと嫌いだった、、、(笑)

    シリーズは今作で完結っていうことを読んだ後、気づきました。全然完結した感はなかったけど、他にシリーズ、たくさん抱えていらっしゃるので、このシリーズはここでひとまず、ってことなのかな。まぁ、いつでも復活できると思うので、気長にお待ちしております。

  • 同期シリーズ完結編という触れ込みだが,シリーズ通じての謎とかがあった訳でもなく,何か区切りがついた訳でもなく,これで完結というのは要は需要がなかったということなのだろうな。

  • この作品も すごーくカッコよかったです。
    麻取の怖そうな織部さんに 「おまえ、警察をクビになったら、麻取に来いよ。きっちり教育してやる」なんて言われちゃって 認めてもらったのね~。
    宇田川さんも蘇我さんそして、大石さん!
    この3人が同期でしかもとっても気が合うなんて カッコよすぎです。(((^^;)
    潜入捜査なんて本当にあるのかな?

    蘇我さんが 「宇田川 大石 お前達がいて たすかった~。」っていう作品も読みたいなぁ。

  • 同期シリーズの完結編。今度は同期の大石さんが潜入捜査へ。事前に晩餐会のようなものを自ら開くというのが、少し違和感でしたが、最後は無事に丸くおさまって良かった。宇田川さんが、同期二人に振り回されていてちょっと可哀相。啖呵きった所はかっこ良かったので、ぜひとも出世して欲しい。相楽さんが出てきていて、やっぱりちょっとイヤな人でした。最後はいい人だったけれど。いつも描かれるスペインバルが今回も魅力的でした。

  • いい頃合いでの完結かなぁ、って気がした。
    助ける必要のある同期が変わったけど前回と筋はそんな変わってなくて。
    それより、登場人物が隠蔽捜査とリンクしてることにびっくりした。作品でイメージかわるものだ

    2019.2.5
    22

  • 同期シリーズ 第3弾

    臨海署管内で殺人事件が発生、事件現場の防犯カメラに捜査一課に属する宇田川の同期でSITに所属する大石陽子が写っていることが判明する。

    大石は警察庁ゼロの特命を受け、麻薬密売の疑いのある商社に潜入捜査をしていることが分かる。

    しかし殺人事件の発生によって、大石の身に危険が及びそうになり、警察を去った同期の蘇我と宇田川は捜査本部の面々と大石救出作戦を実行する。


    捜査の異分子として登場する安積シリーズの相楽や、ゼロの存在のミステリーさ、犯罪の筋読みの面白さなど、てんこ盛り。

  • 同期シリーズ完結
    相変わらずの今野節
    主人公が頼りなさそうで、真相を突く(笑)

  • 捜査本部から逸脱しての隠密操作。さすがに同じパターンの繰り返しは読んでて退屈だった。
    話の内容も所々、隠蔽捜査で読んだことがあるようなパターンだったし

  • 同期シリーズ3作品目。
    後半まで全く素性が読めない。

    それにしても今野作品読んでいると、厚生労働省と外務省に対する評価ががた落ちする(笑)

  • 今野敏さん、安定の面白さ。
    同期っていいな…

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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