変幻

著者 :
  • 講談社
3.47
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本棚登録 : 264
レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062206112

作品紹介・あらすじ

公安を辞めさせられた男。特殊班で消息を絶った女。

たとえいなくなっても、俺たちは同期だ――。


警視庁捜査一課刑事の宇田川の同期、特殊班の女刑事が「しばらく会えなくなる」と言い、音信不通となった。かつて公安にいた同期と同じように……。
40万部突破の「同期」シリーズ完結篇!

感想・レビュー・書評

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  • 「同期」「欠落」と続くシリーズの完結編。
    警察学校時代の同期3人の絆を描いた作品。
    1作目も2作目も、いまいちで改めてレビューを見直しても、全く内容が残っていないシリーズ。でも、2作は読んだから、とりあえず3作目も読んでみるか…そんな感じなので、登場人物の背景が全く記憶にない。
    捜査一課の宇田川の目線で描かれているが、公安を懲戒免職になった蘇我や、特殊班に属し、今回は潜入捜査をすることになる大石などの人物像がよく分からず、面白さがやっぱり分からないまま…淡々とした流れは、隠蔽捜査シリーズや安積班シリーズと変わらず、登場人物だけが変わった感じ。
    今野敏って、こんなに作品に代わり映えのしない作家さんだったかなぁ。

  • 「同期」「欠落」に続く、シリーズ3作目。帯には「同期」シリーズ完結編と案内されていたが、流れ上、これが完結している気はしない。つまり続編があっても不思議ではない。今回、暴力団のフロント企業へ、公安の依頼で、女刑事大石が潜入捜査をするが、この設定が、余りにも弱いというかチョットありえそうにない。そして「欠落」同様、大石や蘇我の登場が少ない。やはりこのシリーズは警視庁捜査一課の宇田川が中心だ。今更当たり前だが…。

  • 同期シリーズ完結編。
    完結編(?)にしては、今一つスッキリしない話だった。
    まあ、同期の3人が協力し合い犯人逮捕、という点では今までにない展開だったが。
    親しい仲間だからこそ、分かり合える、信じ合える、確かにその辺は完結編向きに作られたストーリーであったのだろう。
    しかし、蘇我は最後まで謎の男だった~。
    そして、毎回思うのは、このシリーズの上司は仕事が出来るし、カッコいいな!

  • 同期シリーズ3作目。今回が完結編とのこと、ちょっと淋しいですね。今回は、まさかの相楽班登場にビックリ⁉️安積班シリーズを読んでいる私には2度おいしい話でした。ボン、蘇我さん、お嬢、今度は安積班シリーズに是非登場してほしいです。

  • 2017.9.10.同期シリーズ。なんと、これで最終話という…後で知ったことなのだが。あまり、今野さんも愛着はなかったのかなって思ってしまう底の浅さ。同期の蘇我の仕事の謎は明かされないまま終わるなんて不完全燃焼気味。
    今回は宇田川と蘇我の同期で優秀な女性警察官、大石の秘密任務に関わる話。ボンこと宇田川はある日大石から食事の誘いを受ける。自分だけかと思ったら上司も同席ということで若干拍子抜けする。翌日からは特殊任務に就くということでしばらく連絡が取れないらしく心配するものの優秀な大石のことだから無事に切り抜けるだろうと楽観的に捉えていた宇田川だったが…。
    ドラッグ絡みで殺されたハングレの男の殺人現場に至る防犯カメラをみて仰天する宇田川。そこには大石が写っていたのだ。どうも大石は麻薬組織解明のために組織に潜入させられているらしい。そして折しも公安の蘇我から連絡が入る。大石の救出が難しいから手を貸せというのだ。蘇我は名目上、懲戒免職になっているが今も公安の下で働いているようだ。疑問符ばかりだが、宇田川は殺人事件の解明と大石救出のために相棒である上司と捜査に関わっていく。
    面白かったが、読み終わってあまりにあっさりしていて拍子抜け。だいたい主人公の宇田川にあまり魅力を感じずのめり込めないからかもしれない。宇田川を宇田川たらしめる特徴がないのかな…と思う。

  • 同期シリーズ完結。
    完結といっても完結っぽくないラストだった。笑
    前作から間が空いてたので登場人物のことをなんとか思い出して読んだ。
    このシリーズはクスッと感があまりない。
    少しでもクスッと笑える部分があれば、もう少し楽しく読めたかな。
    最後まで宇田川のことがあまり好きになれず。笑
    蘇我派!

  • 図書館の予約待ちの間に何のシリーズだったか忘れてましたよ。
    読み始めて徐々に思い出してきたけれども。

    同期の男二人より男前女子の大石さん、
    普段は頼りなさげだけどいざというときに
    啖呵切っちゃったりする宇田川さん、
    この二人に関してはぶれないんだけど
    蘇我さんのキャラが心做しか変わってる気がする。
    ...こんなふわふわした人だったっけか?
    STシリーズの青山さんに似てきた気が...(笑)。

    ハンチョウシリーズから出張(?)の相楽さんは
    やっぱりいろいろ融通きかなくてウザかった(爆)。
    その相楽さんの完コピみたいな部下まで出てきて鬱陶しいことこの上ないのだが
    それを遥かに上回るほどウザかったのが麻取の織部さん。
    省庁勤めの国家公務員がみんなああじゃないんだけどねぇ。

  • 同期シリーズ、3作目。

    宇田川の同期で、特殊班である女性警察官の大石が潜入捜査に入った後、連絡不通になる。

    宇田川、蘇我、大石の同期三人組が織りなす本シリーズだが、宇田川一人の視点で描かれているので、蘇我と大石の人物像がいまいち把握しづらいのが少し残念なところ。同期と言えば、むしろ植松&土岐のベテランコンビのほうが好きかもしれない。とは言え、三人の、同期という特別な関係だからこその絆や信頼、相互理解を文中にしっかりと感じ、良かったと思います。
    田端捜査一課長はたびたびシリーズの枠を越えて顔を出すけれど、今作では、安積班シリーズの相楽班長が出てきたのがサプライズ。だけど、ちょっと感じの悪い係長で出てきているのが残念(最後はそうでもないけど)。最近の安積班シリーズでは結構いい味出してるんだけどな。今野作品では、最初の印象はどんなに悪くても、最後は結構いい感じに印象が変わるキャラ描写が多いのに、相楽班長の部下の日野くんだけは珍しく最後までずーっと嫌いだった、、、(笑)

    シリーズは今作で完結っていうことを読んだ後、気づきました。全然完結した感はなかったけど、他にシリーズ、たくさん抱えていらっしゃるので、このシリーズはここでひとまず、ってことなのかな。まぁ、いつでも復活できると思うので、気長にお待ちしております。

  • 同期シリーズ完結編という触れ込みだが,シリーズ通じての謎とかがあった訳でもなく,何か区切りがついた訳でもなく,これで完結というのは要は需要がなかったということなのだろうな。

  • この作品も すごーくカッコよかったです。
    麻取の怖そうな織部さんに 「おまえ、警察をクビになったら、麻取に来いよ。きっちり教育してやる」なんて言われちゃって 認めてもらったのね~。
    宇田川さんも蘇我さんそして、大石さん!
    この3人が同期でしかもとっても気が合うなんて カッコよすぎです。(((^^;)
    潜入捜査なんて本当にあるのかな?

    蘇我さんが 「宇田川 大石 お前達がいて たすかった~。」っていう作品も読みたいなぁ。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年にデビュー。警察小説の人気シリーズを数多く手がける。99年より空手道今野塾を主宰、臨場感溢れる武道小説にも定評がある。2006年『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。『マル暴甘糟』『マル暴総監』『男たちのワイングラス』ほか著書多数。

「2021年 『文庫 処断 潜入捜査 <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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