今日も君は、約束の旅に出る

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 55
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062206204

作品紹介・あらすじ

上京して10年、女優を志すも日の目を見ず、すべてをかけて臨んだオーディションでも落選した国木アオは、夢を諦めようとする。
一人自室で呆然とする中、突如地震が発生、目の前に一人の男が現れる。
それは、かつての思い人・森久太郎だった。

「ど、どうしていきなり!?」
「決まってるだろ、お前との約束を守るためさ」

16年前、久太郎はアオに「一人で耐えきれないほど辛くなったときは、どこにいてもかけつける」と約束していた。
聞けば久太郎はあることが原因で、“絶対に約束を破ることができない”体質になり、約束を果たすべき時間が来ると、その場所にワープしてしまうという。

かつての思い人との再会で立ち直ったアオは、久太郎との距離を縮めるべく、小さな約束を重ねていくのだが……。

約束でつながる二人が紡ぐ、“胸キュン×泣ける”ピュア・ラブストーリー!

感想・レビュー・書評

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  • 約束に引っ張られるという設定が目新しくて面白かったです。
    不便な状態なのに久太郎がポジティブで約束の無い人生なんて寂しいと言えちゃうところが格好良い。
    小学生の頃から強く思い続けた恋も素敵でした。力強いキャラと力強い物語。

  • いいねいいね、こういうみんなが幸せになれる小説。ありきたりかもしれない、でもきっと読んだ人をハッピーにしてくれる一冊。

  • 穿った見方をしてしまえば、最近流行りの泣けるヤツを書こうとされたのかなと感じました(私はその手のものが苦手なので)。でも、それだけではなくて、死んで終わり、離れ離れで終わり、とかじゃなくて、自分の力で、それも絶対に二人で幸せになろうとする力強さがあって、本当に安心しました。駄菓子屋のおばちゃんの話が好き。

  • あり得ない、馬鹿げた設定。
    だけど、心を揺さぶられ、締め付けられ、希望という感情をくれました。
    ハッピーエンドでよかった。
    ご都合主義と言われるかもしれないけど、本当によかった。
    約束。今の私には悲しい思い出しか思い浮かばない単語だけど、それでも約束っていいもんだと思いました。

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著者プロフィール

1983年兵庫県生まれ。2007年に第14回電撃小説大賞銀賞を受賞し、『under 異界ノスタルジア』でデビュー。真っ直ぐで透明感のある文章、高い構成力が魅力の注目作家。他の著作に、「花魁さんと書道ガール」シリーズ、『雪には雪のなりたい白さがある』『フルーツパーラーにはない果物』『今日も君は、約束の旅に出る』『わたしたち、何者にもなれなかった』などがある。

「2021年 『パンダより恋が苦手な私たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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