警視庁 生きものがかり

著者 :
  • 講談社
3.35
  • (2)
  • (16)
  • (21)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 132
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062206839

作品紹介・あらすじ

警視庁生活安全部生活環境課環境第三係――絶滅のおそれのある動植物の密輸・売買事件の捜査をする、この係を人はこう呼ぶ――「警視庁の生きものがかり」!

警視庁にそんな部署あったのか!?
はい、本当にあるんです!

「カメもサルもワニもレッサーパンダだってオレが守る!」
「動物愛」なら誰にも負けない、この男が本物の
「警視庁の生きものがかり」!

「愛」あればこそ、仕事に燃える「生きものがかり」の大活躍を描く、
笑いあり、怒りあり、涙もちょっぴりありの感動必至のノンフィクション!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 文章自体は下手じゃないけど,構成がなっていなくて,詰まらない~1955年鹿児島に生まれ,幼い頃から生きものが好きだったので獣医を目指したが,二浪しても駄目で,私立の経済学部に行った後,警視庁に入り,「得意技を持て!」という上司のアドバイスで,大井警察署の私服警官・保安係として種の保存法に関するアジアアロアナを熱帯魚屋で見かけたことから始まった…~警視庁生活安全部生活環境課・通称いきものがかり…か。ワープロを使い始めたのは自分だ!インターネットも!あの法律を改正させたのも私だ!…そんな話を警察大学校で話しているんでしょうね。イラストと装丁で面白そう,残念な生きものものも流行っているからね…と思って手にした人は残念でした。もう少し面白く書けるだろうけど,書けないことも多いから仕方ないのも分かりますよ,でももう少しどうにかなるでしょうに

  • 動植物を使った犯罪があるんですねー。
    警察のお仕事に動植物そのものや生態系、環境を守ることも含まれているとよく分かりました。
    とはいえ、そういう保護法律があれば警察が動くということなので、法整備がされていなければ、酷い状況でも警察は動かない(動けない)ということもわかりました。

    警察で自白聴取が取れなくて、それを検察側が成功した時は、警察側が悔しいという、プロならではの対抗意識?なども本音で書かれていて面白かった。

  • 保護される動物について、というよりかは密輸などの動物の関わる事件についての本だった。ペットショップにいる爬虫類を見ても合法かどうかなんて見当がつかないしきちんと勉強する前に安易に購入すると法に触れてしまうこともあるんだなと思った。

  • 知らない世界を教えてくれるのは
    ノンフィクションの醍醐味。

    生き物を巡る、胡散臭い社会とそれに
    対峙する警察官のストーリーは、
    引き込まれた。

  • 絶滅のおそれのある動植物の密輸・売買事件などを捜査する警視庁生活安全部生活環境課環境第三係、通称「警視庁生きものがかり」に所属する「生きもの事案」のエキスパートである著者が、その携わってきた事件やエピソードをまとめている。
    種の保存法などは知識としては知っていたものの、あまり警察と結びつけて考えたことがなかったが、警察の仕事にこのような「生きものがかり」ともいえる分野があったのかと、興味深く通読した。「生きもの事案」は、殺人や窃盗などと比べると地味な印象を持ちがちだが、それを取り締まることは、我々の生活の基盤である生物多様性の保護につながる非常に重要な任務であるということを感じた。また、様々な動植物が登場する「生きもの事案」の捜査のエピソードは、知的好奇心を刺激し、読んでいて普通に面白かった。
    本書で紹介されている著者の仕事ぶりは、まさに「プロ」だな、と思わせるものがあった。著者の仕事の仕方やエピソードは、「生きものがかり」の仕事だけでなく、あらゆる仕事に役立つ普遍的なものが多いと感じた。特に、著者が「生きもの事案」を十八番としたように、仕事において、これだけは誰にも負けないという得意技を持つというのは、素晴らしいことだなと感じた。また、著者が動物・生物の専門家、動物園や植物園の担当者などと知り合いになり、ネットワークを広げていき、それを捜査に活かしていたように、自分の業務に関わる分野について、いかにネットワークを築き、いかにその分野に通じた人とつながるか、ということが大切だということを再認識した。

  • どんな本かわからずに購入して手元に持っていたので読みました。
    息抜きの読み物としてとても良かったです^^
    こんな世界も、こんな仕事もあるんやなぁ。。っていう感じで。。。

  • 通称”警視庁いきものがかり”
    警視庁生活安全部生活環境課環境第三係の著者が書く、密輸ルートの回目の裏事情や、課の設立、動植物の密輸や密売に関わる話。
    割合緊迫感はなくほっこり系の話が多いがそう狙って書いているんだろうな。

    密輸されたものはどんな汚染がされているかわからないから現地に返せない、とか日本は亀好きが多いとか。
    保護動物はどこで飼われているのかとか。
    時々テレビで見かける気に惹かれる事件のあらましとかちょっとだけの裏事情とか、刑罰軽過ぎる問題とか。
    内情が知れて面白かった。

  • 文章は少しこなれてないけど、動物愛はよく伝わったよ。おまわりさんの文章て感じ。

  • 警視庁生活安全部生活環境課環境第三係、通称「警視庁の生きものがかり」、取引や譲渡、飼育などが規制されている生きもの事犯を扱う警察官のドキュメント。種の保存法、ワシントン条約、外来生物法、外為法、関税法、さらには詐欺罪まで適用して事件化していく姿に警察のプロ意識を感じた。
    生きもの好きというだけではなくて、専門家とのつながり作り、関連機関との連携など、専門捜査官ならではの強みだろう。
    密輸された生物は原産国に戻してはいけない。異なった環境で病原菌や寄生虫の影響の可能性を受ける以上、元の環境にとっては外来種になってしまうという故千石先生の熱血など、勉強になった。
    法規制そのものの新しさによる弱さ、違反と合法の見分けの難しさなどの中での捜査の成長・変化にも学ぶところがあった。
    関税法の手続に関しては誤解されている点があった。(課税限度額以下の場合は関税法は適用されない)
    生きものにちなんだ犯人の仮名がたくさん登場し、こんなにも生きもの関連の名前があることにも改めて気づかされた。
    18-68

  • 3.7

全23件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1955年鹿児島県鹿屋市生まれ。警視庁生活安全部生活環境課勤務。希少野生動植物密売捜査において、全国で唯一の警察庁指定広域技能指導官に指定され、全国でもきわめて珍しい「希少動物専門の警察官」となる。人呼んで「警視庁の生きものがかり」。2015年3月・警察功労章受章、2016年1月・警視総監特別賞受賞。

「2017年 『警視庁 生きものがかり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

福原秀一郎の作品

警視庁 生きものがかりを本棚に登録しているひと

ツイートする
×