サンタちゃん

  • 講談社
3.57
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本棚登録 : 77
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062207010

作品紹介・あらすじ

【対象:小学低学年~大人】
10月のサンタは、とにかくいそがしいのです。
体力づくりのトレーニングも欠かせませんし、トナカイを集めてそりを引く訓練も始めないといけません。それに、子どもたちからとどきはじめた手紙や葉書にも目を通さなくてはなりません。
そんなサンタの家に、とつぜん女の子があらわれ、こんなことを言いだしたのです。
「わたし、サンタクロースが大好きなの。」
「それは、それは。わしのどこが好きかな?」
「そうじゃなくて、わたしがサンタになりたいの」
こうしてはじまったアルミちゃんのサンタクロースになる修業。アルミちゃんは、トナカイをつれて、ちゃんと世界中の子どもたちにプレゼントをとどけることができるのでしょうか?

映画化された『お引越し』など、子どもたちの世界を独自の視点で切り取る名手、ひこ・田中さんの日本児童文学者協会賞受賞、第一作となる創作童話です。大切な人にプレゼントを贈るわくわくやどきどきを、リノリウム版画で独特な世界をつくりだす、こはらかずのさんの絵が豊かに彩ります。
クリスマスのプレゼントに、ぜひ!

感想・レビュー・書評

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  • とてもかわいらしいお話です。

  • サンタクロースになるために 修行にのぞむ女の子♪版画風が可愛い♪

  • [墨田区図書館]

    クリスマスだからと特集コーナーから借りてきた本。割と息子のターゲットだろうと思ったんだけれど、最近ゲームをするようになって時間がなくなったり、沢山借りてきた本があって埋もれていたりでなかなか読んでくれなかったので、新年の課題図書の一冊に(笑)

    一行感想とはいえ、「女の子が」ではなく、「子供が」サンタで面白かったそうだ。。。

  • 新品購入

    たまには新品で季節の絵本を
    クリスマスの本は欲しいものがいっぱいな ので
    古いものは古本屋での出会いを期待して
    今回は新し目のもので探したところ
    カズノコハラさんの挿絵のものを発見
    いつもは2〜3色の版画なので
    カラフルな挿絵に少し違和感あり
    でもやっぱりとてもかわいい♪
    内容はというと
    短い話の絵本が好きな私としては
    前作は本人が書かれていたのもあり
    文章が簡潔で読みやすかったぶん
    今回は違う方の長文で
    もう少し簡潔にしてもらいたい部分があり
    気になってしまった
    (文と挿絵が違う人と気づいていればこんな違和感は感じなかったかもしれない)
    子どもたちの欲しいプレゼントの要望や
    トナカイたちのセリフなど
    笑えるところがあり
    子どもはアルミちゃんがかわいくて
    仕方ない様子でした
    きっと自分もアルミちゃんのように
    サンタになりたかったんだろうなぁ

  • サンタさんになりたい女の子。

  •  アルミちゃんはサンタクロースになりたくて、サンタさんのところで修行をすることに。

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著者プロフィール

1953年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。1991年、『お引越し』で第1回椋鳩十児童文学賞を受賞。同作は相米慎二監督により映画化された。1997年、『ごめん』で第44回産経児童出版文化賞JR賞を受賞。同作は冨樫森監督により映画化された。2017年、「なりたて中学生」シリーズ(講談社)で第57回日本児童文学者協会賞を受賞。他の著書に、「レッツ」シリーズ、『ハルとカナ』『サンタちゃん』『ぼくは本を読んでいる。』(以上、講談社)、「モールランド・ストーリー」シリーズ(福音館書店)、『大人のための児童文学講座』(徳間書店)、『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』(光文社新書)など。『児童文学書評』主宰。

「2023年 『あした、弁当を作る。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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