不老超寿

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062207218

作品紹介・あらすじ

「岩盤規制」と呼ばれる日本の医療業界を飛び出し、世界中の医療機関と研究機関をまわり、最先端の検査を高城剛が数百万円をかけて受診。
その中から、日本から検体を送れば、誰でもアクセスできる「最新三つ星検査」を一覧にした。

そして奇遇にも、本書取材中に高城剛のすい臓がんが発見されたのだった、、、、、。

///////本書より///////////

新刊の打ち合わせをしていた時に、ふと「いま、人類は大きな進化の時に差しかかっているのではないか。テクノロジーの進化により、デジタル技術がいよいよ生命科学に本格的に融合し、そのため150歳まで生きられるのではないか」と考えた。
だから、テクノロジーによる医療の最前線を一冊にまとめようと思った。僕は世界最先端の研究を続ける企業や博士に会いに行こうと決意し、生命科学の可能性を探る旅に出たのだった。

まさに運命というしかない。
2016年9月、僕にすい臓がんが見つかった。

//////////////////

1990年代以降のパソコンとインターネットの普及は、私たちの仕事の方法を抜本的に変えた。
2010年代のスマートフォンの登場と普及は、私たちの日々の行動を大きく変えた。
そしていま、テクノロジーの進化は、私たちの心身の健康、生命のあり方そのものを根本から変えようとしている。

今後10年間で、マイクロソフトやグーグルといったIT業界の巨人たちが、Aiを駆使して最先端医療の世界に急接近し、医療・健康の世界は根本的に変わることが予測される。

人類は、死ななくなるのか?
戦わずして、がんに勝つことができるのか?
ボケ老人から超人へ変身できるのか?
そして、誰もが今日を楽しく生きるために、脳内の「幸せ」を可視化し、幸福をデザインできるのか?

「不老超寿」。

アンチエイジングを越えたハイパーエイジングのはじまりです。

感想・レビュー・書評

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  • 先端医療に関して、うまい切り口で、
    編集する。
    しかし、検査法だけにこだわっていて、
    表層的でもある。
    衝撃的にすい臓がんが、わかったと言うならば、
    そこに向かって、ガンの治療方法に、
    立ち向かえば、もっと面白かったかもしれない。

    様々な検査方法を紹介して、
    こんなこともわかるぞというところが
    ふーむ。残念かな。
    わかることと解決することの違いがある。
    こう言うことが、わかるから、
    それでなんだと言う感じだった。

  • 「すい臓がんが見つかった」というショッキングな書き出しから始まる。

    現代医療というよりはさらにその先をいく最新医療テクノロジーの世界を紹介。

    病気が発症する前に病気を治す、という考えは東洋医学でいう未病の考え方とある種同じ。

    それが西洋医学の最先端技術と重なるのだから面白いですね。

  • ‪マーケティング主導の健康法や食べ物、健康法は正しいのか?病院と製薬会社、医療機器メーカーとのグレーな関係から膨らむ医療費は怪しい。遺伝施術をはじめ世界の最先端医療の数々とともに、情報鎖国化する日本の医療の将来に警笛を鳴らす。刺激的で有意義な情報。‬

  • 変容したエクソソームとmi-RNAで癌を早期発見

    遺伝子治療 Bio viva USA 染色体の先端にあるテロメアを伸ばす FDAの認可得られずコロンビアで治療

    IgG検査 遅延型フードアレルギー

    腸内フローラ検査 肥満との関連
     善玉菌、悪玉菌、日和見菌
     発達や正確の形成に関与
     便移植

    SNP single nucleotide polymorphism
    30億の塩基配列の中に約1000万ヶ所 遺伝子領域に100万ヶ所 病気のかかりやすさ、薬の効きやすさ 個人差

    SNP 生まれ メチレーション 育ち

    LOX インデックス 心筋梗塞脳梗塞の今後10年のリスク

    MCG multifunction cardiogram 冠動脈つまり具合をクラウドで分析

    ミルテル社のテロメアテスト 広島大学大学院医歯薬保健学研究科 田原栄俊教授

    ミルテル社 ミアテスト MiR mi-RNAから 癌の早期発見

    Rサイエンスクリニック 日比野佐和子

    http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20170912

    そこで問題です。感度95%・特異度83%の検査を一般集団に行って、陽性と出た人の中で実際にがんである人の割合(陽性反応的中割合)はどれくらいでしょうか。
    これは一般集団における膵臓がんの有病割合にもよる。今後1年間に発症する人をがんの有病者とすると、先に述べたように高城剛氏の年齢ではだいたい20人/10万人ぐらいである。つまり10万人にかたっぱしからマイクロRNA検査をすると、本当に膵臓がんである20人中19人が検査陽性となる。一方で膵臓がんでない人9万9980人のうち、誤って検査陽性と出る人は約1万7000人だ。
    50歳台の日本人男性のマイクロRNA検査で陽性と出た人の中で実際に膵臓がんである人の割合は、約1万7020人中の19人、約0.11%である。高城剛氏が受けたマイクロRNA検査が、現在の地球上に存在しないオーパーツ的な検査ではなく、国立がん研究センターで研究されているのと同程度のものであれば、高城剛氏が遅くとも1年以内に膵臓がんが発症する確率は9割ではなく0.11%程度である*4。ちなみに感度99%、特異度99%まで改良したとしても、陽性反応的中割合は1.94%である。

  • 大変価値のある一冊。知らない事だらけだけれど平易な文章で書かれていて読者に優しい読みやすさ。不老長寿の世界は未来の話ではなくて、すぐそこまで来ているのだなと実感できた。毎度の事ながら高城剛さんの慧眼と行動力、表現力は常に新しい世界を見せてくれる。自分の体のことを知るための検査もたくさん紹介されていて健康が気になる自分としてはむやみに健康法を行うよりもまず知る事が大事だなと気付かされた。単純に医療テクノロジーを知るだけでも楽しいと思える一冊でした。

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