- 講談社 (2018年9月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (188ページ) / ISBN・EAN: 9784062207294
作品紹介・あらすじ
現在、好評放送中のNHK土曜ドラマ「少年寅次郎」の、山田洋次監督が初の小説にチャレンジした原作小説。
え!寅さんの名付け親はあの人だったの!!!御前様が禁断の恋を?タコ社長のために寅さんが敵討ち?東京大空襲でおいちゃんとおばちゃんは……。さくらは昔から寅さんより賢かった!! 映画でおなじみの柴又の面々の衝撃エピソードが次々明かされていきます。瞼の母のお菊、あの散歩先生も登場。映画の中の出来事とクロスオーバーしていく新たな真実……。
日本映画史上、最大のヒーロー「寅さん」。1969年の第1作以来、特別編を含む全49作が公開された映画『男はつらいよ』シリーズは、いまなおひんぱんにテレビ放送されるなど、その人気はまさに“永遠不滅”級!
本作は、2011年1月より2年間にわたり全50巻が刊行された『寅さんDVDマガジン』に連載された、山田洋次初の小説「けっこう毛だらけ 小説・寅さんの少年時代」を改題、改稿の上、大幅加筆した単行本作品。
「2・26事件」の朝に帝釈天に捨てられたという衝撃の誕生秘話から柴又を飛び出すまでの十数年を、隠居中?それとも旅先? とにかく元気な寅さんがほろ酔い気分で語ります。
育ての母親に実の父。早逝する兄や出征する恩師たち、そして青ばなをたらした友人たち……。映画シリーズには登場することのないキャラクターたちが、笑いと涙の物語を奏でます。
え!寅さんの名付け親はあの人だったの!!!
御前様が禁断の恋を?
タコ社長のために寅さんが敵討ち?
東京大空襲でおいちゃんとおばちゃんは……。
さくらは昔から寅さんより賢かった!!(笑)
映画でおなじみの柴又の面々の衝撃エピソードが
次々明かされていきます。
瞼の母のお菊、あの散歩先生も登場。映画の中の出来事とクロスオーバーしていく新たな真実……。
さらにさらに、つい最近、生まれて初めて健康診断に行ったという寅さんは……。
最後の映画『寅次郎 紅の花』から23年。寅さんが活字になって帰ってきた!
ファン待望にして騒然の一冊!
感想・レビュー・書評
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彼の視点で実際の柴又をはじめとした日本の歴史を語られると、寅さんがこんな事を言うかなと思う部分もありつつ、読んでいくうちに車寅次郎という人が実在したような錯覚さえしそうになる。
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テレビドラマが始まり矢も盾もたまらず書店に急いで買いに走りました
読み進むにつれどんどん引き込まれ出てくる人々がどんどん好きになっていく
元々この家族の未来を知っていながら過去を読んで行くので必ず逝ってしまう事を分かりつつ物語が進むのがたまらなく悲しい作業でした
面白いし知りたいからどんどん読んでします
でも必ずその場面がやってくる、そして俺は必ずそこで泣くことも分かってる
こんな気持ちで本なんて読んだことがありません
でももう車 寅次郎を知ってしまっているので仕方がない
頑張って読んでたくさん涙を流しました
そしてスッキリとした気持ちになりあとは『お帰り、寅さん』を待つばかりです。 -
日本映画界の名キャラクターの誕生を
知れるのならば読まないわけにはいかない!
寅さんの子供の頃の話なのだから
戦争が絡んでくるのはちょっと頭をひねれば
わかるんだけれども、
やはり生い立ちには影響を与えていて、
家族や柴又の人たちとの笑えて泣ける出来事も
寅さんの性格を作り出していた!
子供の頃から綺麗な女性には弱くて
ませたガキだなと思っていたら
ませたガキのままなのが寅さんだと気づく!
寅さんを見る目が少し変わるかもしれないけど、
映画を見てたら忘れてしまうかな(笑) -
車寅次郎の出生の経緯から大人になるまでの生い立ちが様々な場面を通じて描かれており、あっという間に読み切ってしまいました。益々、寅さんが好きになりそうです。
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昨年(2019年)の秋にNHK総合で放送され、まもなく(2020年12月)に続編が放送される連続ドラマの原作。寅さんの少年時代を寅さんが語る。昔見た寅さんシリーズの映画のいろんな場面に繋がる話が多く、楽しい
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土曜ドラマ「少年寅次郎」の原作、山田洋次監督初の原作小説。
2・26事件の朝に帝釈天に捨てられたという誕生秘話から、柴又を飛び出すまでの十数年を、寅さんがほろ酔い気分で語ります。
寅さんの名付け親はあの人だった、御前様の恋、タコ社長のために敵討ち、おいちゃんとおばちゃんとの関係など、柴又の面々のエピソードが明かされます。
面白いです。 -
山田洋次(1931年生まれ)「悪童(ワルガキ)小説寅次郎の告白」、2018.9発行。冒頭「この小説を渥美清さん(1928.3.10~1996.8.4 享年68)に捧げます 山田洋次」とあります。1936年(昭和11年)2月26日生まれの虎さんの少年時代を描いた小説です。戦時中の悲惨で大変な様子が寅さんの目を通して語られています。愛国行進曲、教育勅語、赤紙、出征、防空壕、疎開、空襲、竹槍訓練、敗戦、進駐軍、父帰る・・・。
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「悪童」、いたいた、確かにこんな子達が 笑。昭和の時代が色濃く描かれていて、幾度となく、ぐっと来てしまった。
「その時代」へ共感出来る幸せをつくづく思う、これは人生の宝物だねぇ、と。
故郷に帰ったら必ず会って、「時代」を共有している「同級生達」、その世界にも通じる世界でもあるなぁ。「生きる」っていう積み重ねの中に、色々な「宝物」を発見出来て、歳を重ねていくことへの喜びさえ感じている今日この頃。 -
『少年寅次郎』
NHK/毎週土曜放送
2019年10月19日から -
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10月 NHKドラマ 少年寅次郎放送決定!
小説『悪童 寅次郎の告白』、テレビドラマとして制作決定!
新作映画封切りも楽しみです。 -
【最終レビュー】
〈秋クール・NHK地上波;土曜ドラマ枠~岡田惠和さん脚本〉
図書館貸出。
*公式サイト
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=19465
下町風情の光景を、いろんな視点で描けるといった点においても
お二方(山田洋次さん・岡田惠和さん)の共通項をも一致する。
『地域密着型商店街』という『古風だからこそ引き立っている「雰囲気そのもの」』
この作品においても、ピースの一つとして、枠にぴったりと当てはまっているかのように…特に印象として感じられたところである。
それは
以下の別作等で、このキーワードに触れる機会が、ここ最近、幾度と触れているポイントだから。
[映画:『いちごの唄(高円寺界隈)』『WALKING MANでの撮影地の一部…』]
[京アニの舞台の一つ]
自然と、イマジネーションとして、沸き立たせる要素を持ち合わせていたからである。
淡々とした中、本人語り口の流れで見えてきた
*寅さんの生い立ち・家族間の関係図
*寅さん一家を取り巻く近隣の人々との交友を介しての
『人間味に溢れるエピソードの数々』
*戦時中~戦後の時代の流れの中での
『悲喜こもごもの、言葉では言い表せない「心情描写」』
*不器用だけど
『個性的な人達、それぞれに、ひたむきに自然体で生きていく「様相」』
*流行した映画・音楽・劇場の雰囲気を通しての
『当時のレトロ的文化』
*浅草界隈を映し出す『光景描写』
これらが、交錯しながら
柴又を離れるまでの過程
[一人一人を、丁寧・緻密に映し出している]
なと、私的な視点においては、そう感じ取っていた。
岡田惠和さんの脚色だからこそ、安心感が持てるのが何より嬉しい。
後は、10月からの本編を楽しみに、ただ待つのみです。 -
ひらいての口直しに、本当にごちそうさま。
寅さんが大好きで、今年の冬に最新作が封切りすると知って今までのものを全部見ました。プライム映画だったのが途中からそうで無くなって残念なことでした。寅さんのようになかなか格好良くカッコ悪くはできないけれど、昭和の男性のひとつの典型だと感じます。
今となってはの話ですが寅さん映画、封切りライブで見なかったのが残念でなりません。
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なるほど、そういう背景を想定してたのか!~親父の妾の芸者が身売りされて産んだ子を菓子屋の軒先に置いてきたのが自分。兄貴は居たんだけど病弱で早死にし、妹も生まれたけど、実の子の様に接してくれたのが養母・光子だった。父は戦争でペレリューで悲惨な体験をして帰国し、父親の弟夫婦が店を仕切っていた。勉強はからきしだめで、女房の手前か、親父は辛く当たった。母が死んだ中3で縁が切れ、校庭で煙草を吸っているのを見つかって父親と大喧嘩して家出、20年も柴又には帰らなかったんだけど…~山田洋次監督の構想は壮大だね。新作を作ったと聞いたけど、流行っているとは聞いていない。時代が違っちゃったんだね。誰でも笑える映画って事で予餞会でアホな高校生にも見せていたね。あの顔の車寅次郎が語っていて、そこに渥美清の人生は入り込まない。山田洋次さんって東大法学部卒なんだ!知らなかった~。DVDマガジンに載せた小説を書き直して単行本化したらしい
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おわい屋、ツラはまずいがタクがハクい、半畳を入れる、逆縁、、、寅さんが生まれてから中学卒業直前、柴又を出るまでの話。流行りのエピソード・ワンて感じかな。インテリってなぁ、窮屈でいけねぇや。
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寅さんの幼少期から柴又を飛び出すとこらまでのエピソード。年老いた寅さんが呑みながら語っている形式で、寅さん好きならそれなりに楽しめます。シナリオのようなもの。山田洋二もそろそろ終活なのかな。映画化されたら面白いかも。
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寅次郎の子ども時代はこんな感じだったろうなあと思う。けど、今の寅次郎の語り口がちょっと…
御前様のエピソードが好きだ。 -
映画になるまでの悪ガキ時代のお話。
彼は憎めないキャラクターだよね。
映画で観てる分には、人ごとでもあるので、とても楽しい。
・・・でもね、身近かにいたとすると、正直ゾッとする時がある。
著者プロフィール
山田洋次の作品
