悪道 最後の密命

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 13
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062207485

作品紹介・あらすじ

吉川英治文学賞受賞作「悪道」のシリーズ全5巻の完結編。伊賀忍者の末裔・流英次郎率いる一統は、徳川綱吉の死を秘し、その座にある当代影将軍に仕え、隠密の護衛役を務めている。その影将軍が後代家宣に将軍職を譲ることを決意。すると、それをきっかけに、幕閣、大奥、さらには徳川親藩の思惑と野心が交錯する、血なまぐさい抗争が勃発した。英次郎ら一統は、闇の世界で刺客らと刃を交えつつ、陰謀の全容を暴く。

感想・レビュー・書評

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  • 綱吉の影将軍に仕える一等が活躍する時代小説シリーズ5巻目。

    このシリーズは3巻目までは面白かったのですが、前巻は史実無視の荒唐無稽さが目立っていて気になっていたのですが、本館に至ってはパラレルワールドか?と思えるほどの設定のひどさでした。
    一番の問題点は綱吉の影将軍が大御所として吉宗が将軍になるまで権力を握っていることです。
    史実では綱吉が死んでから家宣が6代将軍になるのですから。
    時代小説として、氏名と正義の葛藤、江島生島事件や天一坊事件への一党の絡みなどはそんなに悪くなかっただけに残念です。
    とはいえ、本巻がシリーズ最終巻ということで、ホッとしました。

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著者プロフィール

森村誠一

一九三三年、埼玉県熊谷市に生まれる。五八年、青山学院大学英米文学科卒業。六九年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、七三年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、七六年『人間の証明』で角川小説賞、二〇〇三年に日本ミステリー文学大賞、〇八年『小説道場』で加藤郁乎賞、一一年『悪道』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『新幹線殺人事件』『悪魔の飽食・三部作』『殺意の重奏』『人間の十字架』『新編平家物語』『煌く誉生』『太平記』『人間の条件』『炎の条件』『野性の条件』『魂の切影』など多数。

「2021年 『老いる意味 うつ、勇気、夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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