ストレスの脳科学 予防のヒントが見えてくる

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 37
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062207683

作品紹介・あらすじ

【脳をしらべて初めてわかった新事実】

ストレスは誰もが経験するものですが、そのメカニズムは未解明の部分が多く残されています。ストレスにさらされた時、人の心と体のすべてをコントロールしているのは脳です。その時、脳はどのように変化し、心と体にどのような影響を与えているのでしょうか。
本書では、最新の実験方法を用いて測定された、さまざまなストレス状況での脳のストレス反応の結果を紹介しています。
例えば、
 ・嫌な体験を思い出すだけでストレス反応が起きる
 ・心理的なストレスは繰り返すと増強される
 ・解放されてもストレス反応はすぐに止まらない
 ・怒りをきっちり出せるとストレス反応が長引かない
 ・10分のストレスでも70分のストレスでも脳の反応は同じ
 ・突然のストレスは強い反応を生じる
 ・高齢になると連続するストレスは病のもとに
など、私たちが日ごろ、うすうす感じていることを裏づける結果もあれば、予想外の結果もあります。なかには、食事をとらずに働き続けると過労死のリスクが高まることを示唆する衝撃的な結果もあります。
本書で紹介する貴重な実験結果から得られた知見は、私たちがうまくストレスと付き合っていくための「ストレスマネジメント」に、大いに参考になるものです。脳をしらべて初めてわかった新事実、そこからストレス予防のヒントが見えてくるはずです。

【本書の構成】
第1章 ストレスをどう測るか 
第2章 ストレス研究の歴史 
第3章 脳の作りと働き 
第4章 ストレス状況で脳や体はどう反応するか
第5章 心理的ストレス 
第6章 活動性ストレスは過労死モデルか? 
第7章 仕事とストレス 
第8章 加齢とストレス 
第9章 ストレス反応のドミノ倒し 
第10章 昼のストレスと夜のストレス 
第11章 ストレスと発散 
第12章 ストレス反応を和らげるもの 
第13章 ストレス・マネジメント

感想・レビュー・書評

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  • 楽しいことでもストレスになるという事実に驚いた。
    健康的な生活を送り、無理せず、ストレスに対し発散や切り替えていきたい!

  • ストレスのホームズとレイの社会再適応評価尺度はなるほどたしかに累積すると病気になる確率が高くなるという説には共感しました。食事制限と活動性ストレスについては明確な違いがありすぎて逆に怖いですね。働きすぎな家族への戒めにしたいです。

  • 動物実験によるストレス研究の総まとめ、といった内容の本。これから先ストレス研究はどのように進むのかはこの本からはわからない。

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著者プロフィール

1940年、福岡市生まれ。九州大学医学部卒業。76年久留米大学助教授、同年オランダのユトレヒト大学医学部ルドルフ・マグヌス薬理学研究所に留学。86年久留米大学医学部薬理学教授、2002年、久留米大学医学部長となり、06年に退職。現在、久留米大学名誉教授。堀川病院(久留米市)に勤務。日本ストレス学会名誉会員、日本薬理学会名誉会員、日本神経精神薬理学会名誉会員をはじめ、日本心身医学会、日本神経化学会など各学会の功労会員、日本脳科学会理事を務める。05年から6年間福岡県公安委員会委員。『ストレス そのとき脳は?』『新版 超図解 薬はなぜ効くか』(ともに講談社)、『睡眠薬 快適睡眠のための安全で効果的な飲み方』(保健同人社)など医学、薬理学、ストレス科学に関する著書多数。その他に『オランダ留学四苦八喜』(オフィスK)。

「2017年 『ストレスの脳科学 予防のヒントが見えてくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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