つくえの下のとおい国

  • 講談社
3.36
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本棚登録 : 37
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062207850

作品紹介・あらすじ

6歳のマナと、5歳のリオの姉妹は、おじいちゃんの書斎が大好きでした。といっても、本を読むわけではありません。この部屋で遊ぶと、なにをしても、まほうがかかったみたいにおもしろくなるのです。
 ある日、おじいちゃんのつくえの下で、二人がでたらめな歌を歌っていると、「トホウ・モナイ国」から来たモモジョという、ピンク色の毛糸のかたまりのようなものがあらわれます。
 「来たければ来い。来たくなければ来なくていい」と言って、壁にすいこまれていくモモジョ。マナとリオも、しゃがんだまま壁のほうにむかっていくと、巨大なおとうふを手のひらで押したような感じがして、壁のなかにはいっていきました--。
 その先にひろがっていたのは、初めて見るような、どこかで見たことのあるような、ふしぎな世界だったのです。

 現代児童文学界をリードする作家の一人、石井睦美が手がける本格童話作品。
 幼い姉妹を主人公に、おじいちゃんの書斎という身近な場所からファンタジーの世界が広がっていきます。
 それは、荒唐無稽なようでいて、どこかで見たことのあるような世界。なつかしくて新しい、現代の「不思議の国のアリス」のようなファンタジー童話です。
 にしざかひろみの愛らしい精緻なイラストも本作品の魅力です。

感想・レビュー・書評

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  • 2年教科書掲載本

    2年生で読める子は、相当読書好きな子でしょう。

    設定は悪くないけど、「ヒョエー」が多いことや、説明調の語りが共感しにくい。

  • 今読み始め。
    ぐっとひきつけられる。
    子どもたちにこのせかいをたのしんでほしいな。
    欲を言えば、活字をもっと大きくそして明朝体はやめて欲しいな。

  •  マナとリオが、おじいちゃんのどっしりした机の下で遊んでいたとき、マナは何か声をきいたような気がしました。ふしぎな机だと直感したマナは、おじいちゃんにお願いしてその机をゆずってもらいました。

     マナの部屋に置かれた机は、まるでここに来ることを待っていたような感じがしました。
     さっそく机の下に二人でもぐっていたら、リオの歌った変な歌にこたえて不思議な物体が現われました。それはモモジョさんといって、二人を不思議な世界に連れて行ってくれたのです。

  • 図書館で目に留まって、表紙の絵がかわいかったので借りてきました。児童書は絵がかわいいのでいいよねぇ...。ところどころにある挿絵もとっても素敵。

    マナとリオの姉妹が、祖父からもらった木の机の下からトホウ・モナイ国という不思議な世界に行って、元の素敵な国に戻すためにがんばるお話。
    トホウ・モナイ国は1つだけど、それぞれの子どもたちにそれぞれのトホウ・モナイ国があるのです。

    マナとリオは自分たちの世界と違うことばかりのトホウ・モナイ国でもその違いを受け入れて楽しんでいて、気持ちいいなぁ。

    メモワルの木、いいな。
    24色のクレヨンじゃ色が足りないくらい色とりどりで、葉っぱの形もばらばらで、花から出来るお茶も実から作るケーキもとってもおいしいなんて、そんな木、どこかにあるかな。あったらいいなぁ。

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著者プロフィール

作家、翻訳家。子どものための読み物に「すみれちゃん」シリーズ(偕成社)、創作絵本に『100年たったら』(アリス館)、翻訳絵本に『せかいでさいしょに ズボンをはいた 女の子』(小社)など。

「2021年 『おばけのキルト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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