スピンクの笑顔

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 49
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (434ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062208024

作品紹介・あらすじ

私たちの日々はこんな感じです。いつまでもこのままでいたいなあ、と私は思います――犬のスピンクと作家ポチの暮らし、ついに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 山奥の家で、人間、猫などとひとかたまりになって暮らすスピンク。7歳から9歳まで日々が描かれている。もはや老犬。景色や匂いに誘われ先へ先へと急ぐことはない。散歩は匂いをじっくり嗅ぎ深く思索するものに変わっている。家におれば殆ど横になり身に危険が及ばぬ限りは自ら動くことはない。すっかり成熟して静かで穏やかな毎日を送る。何気ない変わらぬ日常を微笑ましく眺めた。唐突すぎる終章には著者の胸いっぱいの愛がつまっている。笑顔に不覚にも、もらい泣きしてしまった。

  • シードとスピンクの人間観察の対話がどんどん面白くなり、新たな住人のチビッキーの声をこの先聞いてみたいにもらかかわらず、とても残念で悲しいです。

  • この角度で笑ってる顔が一番好き。最後のキューティーが語ってる前まで、今までと変わらないのに。あんまり突然過ぎて、ただ驚いてるよスピンク。キューティーの想いがきっとその通りだろうなあって思うと、ただただ泣けました。夜中に号泣しました。スピンクのいた場所にどんな想いで立ってるのかなあ、キューティー。会ったこと一度も無いけど、君が大好きだったよ、スピンク(/ _ ; )

  • キューティーの書いた章で泣いた。このシリーズで泣くとは思わなかった。

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プロフィール

1962年生まれ、大阪府堺市出身。バンド「INU」のボーカリストとして活動する一方、俳優、詩人としても活躍。1996年「くっすん大黒」で小説家デビューし、第7回bunkamuraドゥマゴ文学賞、第19回野間文芸新人賞を同時受賞。2000年「きれぎれ」で第123回芥川賞を受賞以降は、作家としての活動にほぼ専心している。
その他受賞歴として、2001年『土間の四十八滝』で第9回萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で第28回川端康成文学賞、2005年に『告白』で第41回谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で第61回野間文芸賞をそれぞれ受賞。
上記文芸作が代表作として評価を得る一方、映画化された『パンク侍、斬られて候』など、メディア化作品が多い。エッセイストとしても定評があり、『猫にかまけて』『スピンク日記』などが人気。

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