内乱の政治哲学 忘却と制圧

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 29
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062208291

作品紹介・あらすじ

著者・神崎繁は、日本の哲学界が生んだ「最後の碩学」と言えます。
専攻は、西洋古代哲学、とくにアリストテレス研究ですが、ひろく哲学史全般を渉猟し、現代哲学の最先端までカバーしたうえで、古典を論じる哲学者でした。
惜しくも2016年10月に逝去しましたが、その最晩年、哲学的考察を傾けたのが、政治と哲学の関係でした。

本書は、「政治と哲学の境界(メトリア)」を哲学し続けた、神崎最晩年の哲学の集大成です。

第一部では、「内乱」と、「許し」の関係が、プラトンとホッブズを導きの糸に語られます。そこで鍵になるのが、カール・シュミットの匿名の資料、という趣向です。

第2部は、マックス・ウエーバーの有名な講演「職業としての学問」を、カール・レーヴィットが聴講していた、というエピソードを機縁に、ハイデガーの「良心」に向かっていきます。

補論では、「アリストテレスの子ども」としての、ヘーゲル、マルクス、ハイデガーを考察。一筋縄ではいかない展開が、まさに「哲学と政治」の境界(メトリア)なのです。

ともに哲学者であり朋友でもあった、中畑正志、熊野純彦両氏の、味読すべき解題を付す。

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  • 東2法経図・開架 311.1A/Ka59n//K

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著者プロフィール

1952年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得満期退学。専攻は、西洋古代哲学、西洋古典学。主な著者に、『プラトンと反遠近法』『ニーチェ――どうして同情してはいけないのか』『フーコー――他のように考え、そして生きるために』『魂(アニマ)への態度』など。共編に『西洋哲学史』(1~4)など。

「2017年 『内乱の政治哲学 忘却と制圧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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